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重さ17gのオーディオミキサーOpenmix発表。スマホ2台をターンテーブル代わりにDJ風パフォーマンス - Engadget Japanese
 
ニューヨークとパリの音楽好きデザイナーらによる混成チーム MY OPEN MIX が、世界最小を謳うオーディオミキサー Openmix を発表しました。現在クラウドファンディングサービス Kickstarter で商品化資金を募るキャンペーン中です。

Openmix は3.5mmステレオミニジャックを2つ備え、それぞれにスマートフォンや携帯プレーヤーを接続して使います。双方のプレーヤ―で音楽を再生しておき、中心のダイヤルを回せば、左右プレーヤーの楽曲をクロスフェードできます。
 
本体下部にある出力端子の横には、さらにもうひとつ音声入力があります。これは楽曲に効果音などを入れるためのもの。したがって、この端子から入力する音声は、ダイヤル操作中でも音量が変化しません。
 
 
DJプレイ的な使い方としては、たとえばいくつも楽曲を入れた iPod touch を2台用意し、Openmix の左右側面にある入力端子につなぎます。そして効果音用アプリを起動した iPad を下側の入力端子に接続しておきます。出力端子にはスピーカーやレコーダーをつなぎます。

まず、2台の iPod touch 双方で曲を再生します。好きなタイミングで Openmix のダイヤルを回せば、スピーカーに出力される楽曲がクロスフェードして入れ替わります。音が消えたほうのプレーヤーで選曲を変え、再びダイヤルを操作します。この繰り返しで、途切れることなく次々と楽曲を再生できます。途中で iPad のアプリから効果音などを入れると、さらに少しプロっぽい感じにもできます。

なお、これはひとつの例なので、楽曲を再生したり効果音を入れるデバイスは、スマートフォンでも携帯音楽プレーヤーでもかまいません。効果音用の入力端子から追加する音も、サンプラーから持ってきた SE にかぎらず、ドラムフィルやジングルといったものも使えそうです。
  
機能はシンプルかつ簡単ですが、これだけでもDJやリミックス経験のある人ならいろいろなアイデアが浮かぶのではないでしょうか。
 
 
電源はプレーヤーからの供給で動作します。いざというときに充電を忘れて使えない心配はありません。

本体の大きさは横38 x 縦51 x 厚さ15mm。重さ17g。カラーはブラック&ブルー。

Openmix は現在、Kickstarter で製品化のための出資を募っています。キャンペーン期間は9月30日まで。Openmix 本体を入手できる最も安価な枠は39ドルです。他にはポータブルスピーカーが付属するパーティーキットや、レッド&ブラックカラーのアルミボディ仕様なども用意しています。通常のボディは ABS 樹脂製。

スケジュールどおりにプロジェクトの各行程が進行したとして、出資者に Openmix が発送されるのは2015年1月ごろの予定です。

   
重さ17gのオーディオミキサーOpenmix発表。スマホ2台をターンテーブル代わりにDJ風パフォーマンス

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