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Xbox Oneの10月アップデート予告。DLNAやMKV対応、スナップや録画の操作性向上など - Engadget Japanese


マイクロソフトが Xbox One の次期システムアップデートを予告しました。10月予定の更新では、Xbox One の特徴のひとつである画面分割マルチタスクのスナップ周りが強化改善されるほか、メディアプレーヤー機能ではDLNAサーバからのネットワーク再生や、.MKV形式に対応します。

またUSB接続のデジタルTVチューナーが発売される欧州ではテレビ周りも強化され、Xbox Oneでゲームをしつつ、スマートフォンやタブレットのSmartGlassアプリに放送中のテレビ番組をストリーミングして、一時停止や巻き戻しつきで視聴する機能が加わります。


スナップ機能のアップデートでは、Xboxボタンのダブルタップでスナップ操作のクイックメニューを呼べるようになります。



従来の操作では、Xboxボタンをダブルタップして左側のメイン画面と、右側のスナップモードのアプリのあいだで操作のフォーカスを切り替えることができました。10月の更新後はXboxボタンをダブルタップすると十字型のクイックガイドが開き、上でスナップ開始(アプリ選択)、左右でメインとスナップの操作フォーカス切替え、下でスナップ解除がすばやく選べるようになります。

現在でも Kinect がある場合は声で特定アプリをスナップモードで開始したり、「Xbox、スナップ終了」(Unsnap)で解除できますが、更新後はKinectがあってもなくても無言ですばやくスナップ周りを操作できます。

さらに、スナップモードで使えるアプリにフレンドリストとメッセージが加わりました。


現在も「誰がいつ何をしたか」の更新情報であるActivity Feed (プレイ状況)はスナップできますが、更新後はXbox 360と同じスタイルの、オンラインのフレンドが上から並びいま何をしているか分かる昔ながらのフレンドリストをスナップ表示できます。

メッセージは先日のSmartGlassアップデートのように、相互のメッセージ履歴がチャット式に表示され、会話の流れが見やすくなります。



さらに、XboxボタンのダブルタップとXボタンで、30秒前から現在までのゲームプレイ動画クリップを保存できるようになります。(こちらも Kinect があれば「Xbox、クリップ」でできますが、現在は Kinectレス本体も販売しているうえ、あまり信用できない音声コマンドよりはボタンのほうが確実です。ゲームプレイの録画(クリップ)操作は、このほかスマートフォンやタブレットのSmartGlassアプリでも、録画操作のGameDVRをスナップしても可能です。)

Xbox One はゲームやアプリのすばやい切替えやマルチタスクが売りのはずでしたが、かつてXbox 360では Xbox ボタンで呼び出せたポップアップ式のクイックメニューが廃止されてアプリ切替やスナップで賄うようになったため、逆に画面遷移が増えて操作が煩雑になっていました。

10月更新でスナップがすばやく開始・選択・解除できるようになり、またフレンドやメッセージなどが加われば、Xbox 360 から Xbox One で不便になっていた部分がまた解消されさらに便利になります。




9月のアップデートで追加されたものの、USB接続したストレージからの再生のみだったメディアプレーヤーは、次回の更新で予告どおりDLNAに対応。DLNA対応のネットワーク接続ストレージ(NAS)などに保存したメディアを Xbox One で再生できるようになります。また MKV 形式の再生にも対応しました。

Xbox 360 も DivX に対応するなど地味に対応ファイルフォーマットが多いことが特徴でしたが、Xbox One はたまたまマイクロソフトなので対応の Windows Media系、アニメーションGIF (巻き戻しまで対応)、さらに MKV などネットでよく使われるものまで、むやみに多くの形式に対応することになります。

ただしメディアプレーヤーアプリはいまのところフォルダを辿ってナビゲートする方式のみ。ファイル形式の多さとも関係しますが、メタデータからライブラリのデータベースを作ってくれるわけでもなく、また自慢のスナップにも音楽のバックグラウンド再生にも対応しません。


実績アプリでは、特定のゲームの特定の実績について、フレンドの誰がいつ解除したかが分かるようになりました。アドバイスを求めたり自慢したり、ネタバレ警戒の助けになります。



意外と大きな変化として、ホーム画面に「ピン留め・ホーム・ストア」と並んで「フレンド」が追加されます。フレンドのゲーマースコアランキングと過去30日間の変化など、Xboxらしい表示もあります。

ユーザーからのフィードバックで実装された小ネタとしては、一度購入やインストールしたあと消したアプリやゲームが、コレクションに「再インストール可能」表示で現れるのを隠せるようになりました。

Xbox One の10月システムアップデートは、アップデートプレビュー組には本日から提供開始。正式には10月中になる予定です。


Xbox Oneの10月アップデート予告。DLNAやMKV対応、スナップや録画の操作性向上など

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