プロテニスの4大大会の1つ「全米オープン」で日本の錦織圭(世界シングルスランキング8位
にしこりけい 24才)選手が、クロアチアのマリン・チリッチ(世界シングルスランキング12位 25才)
選手と決勝戦を争いました。
画像:【錦織圭とマリン・チリッチ】
http://www.cbc.ca/sports/tennis/u-s-open-nishikori-cilic-set-for-unlikely-final-1.2759287
日本時間の9日(現地時間8日)、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ
た同大会男子シングルス決勝。
前試合の粘り強い戦いとは異なり、今試合での錦織選手は、チリッチ選手の時速200キロを超える速いサー
ブに苦しみ、打ち合いでも力強いショットに押される場面が続き 、
画像:【押される錦織圭】
http://www.timesunion.com/sports/article/Cilic-wins-1st-set-vs-Nishikori-in-US-Open-final-5742315.php?
と3セットを連続で落とし、ストレート負けを喫しました。
しかし、日本選手の中ではシングルスで初となる四大大会準優勝を果たしました。
http://www.timesunion.com/sports/article/Cilic-wins-1st-set-vs-Nishikori-in-US-Open-final-5742315.php?#photo-6834028
試合後の表彰式のインタビューで錦織選手は
「きょうはチリッチ選手がすばらしく、自分のプレーができなかった。彼の初めての優勝をたたえたい」
「決勝に来られたことはうれしいが、この負けはとてもつらい。
負けてしまって申し訳ないが、この2週間自分を支えてくれたコーチをはじめ、チームに感謝したい。次の機会には必ず勝ちたいし、また来年、この舞台に帰ってきたい」
と次に向けて、前向きにコメントしました。
優勝したチリッチ選手は
「ハードワークの成果だと思う。
重要なのはテニスを楽しむことで、楽しむことができました。努力が実を結んだ。
頑張れば優勝ができることを示せたと思います」
とコメントしています。
チリッチ選手はランキングでも錦織選手より格下で、これまでの対戦成績も錦織選手が5勝2敗と勝ち越して
いただけに予想外で残念です・・
試合も世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手を破ったときよりもあっけなく、少し拍子抜けしてしまいました。
ただここまでの強さを持つ日本人はかつていなかったのと24才という若さに、今後のさらなる活躍が期待され
ます。
優勝を飾って欲しいという願いはあったものの、素晴らしい活躍を見せてくれて、本当にお疲れ様でした。
向こうに飲み込まれてた。