モバP「伊吹って可愛かったんだな」
- 2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/09(火) 17:02:33.31 ID:39oMTUO80
伊吹「どうしたのいきなり?」
P「いや、俺のPCの中に伊吹が事務所に来たばかりの頃の映像があったんだけどさ」
伊吹「あっ、なつかしー♪てかなんでそんなの持ってるの?」
P「まあ、一応資料としてだな...」
伊吹「ホントにー?」
P「ホントホント」
伊吹「へへ、まあそういう事にしといてあげる♪」
P「しかし、この頃の伊吹はなんていうか...」
伊吹「なに?」
P「生意気そうな顔してるなぁ」
伊吹「あー!そういう事言う!?」
P「だってさ、会ってすぐにタメ口だったし、しかも俺の事を呼び捨てで...」
伊吹「好きに呼んでいいって言ったじゃん!」
P「だけど仮にも年上だぞ俺...」
伊吹「堅苦しいのは苦手なんだもん、それに...」
P「それに?」
伊吹「Pには飾らない本当のアタシを見てほしかったんだ...なんちて♪」
P「アー、ソウデスカー」
伊吹「なにその反応はー!」ギュウウウウウ
- 3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/09(火) 17:17:00.43 ID:39oMTUO80
P「おいこら、抱きつくなって...」
伊吹「そんな事を言うのはこの口?」ムニッ
P「いでででで...」
伊吹「あははっ、変な顔!」
P「んっ?ひょっというき...」
伊吹「へへーん、なに言ってるかわかんないよー♪」
P「んむぅ...伊吹!」
伊吹「な、なによ?」
P「お鍋!お鍋吹いてるぞ!」
伊吹「あっ、いっけない!火弱めないと...熱っ!」
P「大丈夫か?」
伊吹「うん、大丈夫...」
P「本当か?指見せてみろ」グイッ
伊吹「あっ...」
P「よかった、水ぶくれとかにはなってないな...」
- 4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/09(火) 17:23:08.84 ID:39oMTUO80
伊吹「もう...心配しすぎだってば」
P「そんなことないぞ、伊吹に何かあったら大変だろ」
伊吹「...ホント?」
P「ホントだよ、こんなことでウソなんかつくか」
伊吹「うん...ありがと♪」
P「手伝わなくて大丈夫か?」
伊吹「平気、のんびりしてていいよ」
P「でも俺だってたまには...」
伊吹「ダーメ♪」ピトッ
P「むぐっ...」
伊吹「家事はアタシの仕事、旦那様はおとなしく座って待ってて♪」
- 5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/09(火) 17:25:48.39 ID:39oMTUO80
小松伊吹(19)
- 8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 15:40:20.67 ID:uLJarKg40
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P「あむっ...むぐむぐ」
伊吹「...どう?」
P「うん、いい感じだと思うぞ」
伊吹「ホント?やったぁ♪」
P「だいぶ味が安定するになってきたな、前は毎回味が変わってたけど」
伊吹「へへっ、Pの好みの味、なんとなくわかってきたからね!」
P「分量を適当に決めてさえいなければ...」
伊吹「いいの、こういうのはフィーリングが大事!」
P「うーん、まあいいか、美味しいのは確かだし」
伊吹「でしょ?ほらほら、もっと食べた食べた♪」
P「へいへい、ビールもう一本もらえるか?」
伊吹「うん、アタシも飲んでいい?」
P「ああ、一緒に飲もう」
- 9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 16:00:34.01 ID:uLJarKg40
P「ところで伊吹、レッスンはどんな感じだ?」
伊吹「うーんとね、ひとりひとりの動きは仕上がってきてはいると思うよ」
P「おっ、そうか」
伊吹「ただね...」
P「ただ?」
伊吹「全員の動きがバラバラなんだよねー、もっと周りを意識して踊れるようにならないと」
P「なるほど...」
伊吹「でも、みんな一生懸命だしライブまでには大丈夫!」
P「ならよかった、今回はあの子たちにとって初めての大きなライブだからな、絶対に成功させて今後に繋げたいんだ」
伊吹「きっと上手くいく、Pもみんなも頑張ってるもん」
P「お前もだろ」
伊吹「えへへ、そうだね...」
P「頼むぞ、伊吹トレーナー」
伊吹「うん、任せといて♪」
- 11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 16:01:51.91 ID:uLJarKg40
P「伊吹のレッスンはアイドルたちからも評判いいんだぞ?」
伊吹「ホント?」
P「ああ、わかりやすいし、ちゃんとアイドルたちの事を考えてメニューを組んでくれてるってな」
伊吹「へへっ、そうなんだ」
P「でも聞いたところによるとアイドルとしゃべってる時間も多いらしいな」
伊吹「えーっとそれは...親しみやすいトレーナーを目指してるから...」
P「余計なことを言ったりしてないか?」
伊吹「い、言ってない言ってない!」
P「ほう...じゃあなんで一部のアイドルたちがお前へのプロポーズの言葉を知ってるんだ?」
伊吹「あっ...」
P「不思議だなぁ?」
伊吹「本人の前で言っちゃダメって言ったのに...」
P「やっぱり言ったんじゃないかこいつー!」
伊吹「ご、ゴメーン!」
- 12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 16:04:28.79 ID:uLJarKg40
P「ご馳走様でした」
伊吹「お粗末さま、洗うまでのんびりしててね」
P「ああ、わかった」
伊吹「あのさP...」
P「なんだ?」
伊吹「その...ゴメンね、アタシ口軽くて...」
P「まったくだ、その辺は昔から変わってないなぁ」
伊吹「ホントにゴメンね...」
P「そんな悲しそうな顔するなって、もう怒ってないよ」
伊吹「...ホント?」
P「ああ、ホントだ、だから泣くな」ナデナデ
伊吹「...泣いてないもん」
P「ウソつけ」
伊吹「もう...」
伊吹「...ありがと」
- 13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 16:07:33.09 ID:uLJarKg40
ジャブジャブ...
伊吹「フンフフーン♪」
P「あっ、そういえばな伊吹」
伊吹「なに?」
P「今日、仕事の帰りにこれ借りてきたんだ」
伊吹「なにそれ?」
P「見たいって言ってた恋愛映画、今日からレンタルしてたからさ」
伊吹「あっ、覚えててくれたんだ...」
P「忙しくて映画館には行けなかったからな、二人で見よう」
伊吹「うん!じゃあ洗い物すぐに終わらせるね!」
P「おいおい、ゆっくりでいいぞ」
伊吹「ダメ、早くPと一緒に見たいんだもん♪」
- 14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 16:09:11.61 ID:uLJarKg40
伊吹「準備できた?」
P「おう、いつでもいいぞ」
伊吹「へへっ、はいこれ!ポップコーンとコーラ♪」
P「晩御飯のあとにこんなの食べたら太るぞ?」
伊吹「アタシは普段から運動してるもん、平気平気」
P「伊吹はそうかもしれないけど、俺がなぁ」
伊吹「その時はアタシがダイエットに付き合ってあげる!なんなら一緒にダンスする?」
P「俺の体力じゃついていけないかもな」
伊吹「Pなら大丈夫だよ、ほら見よ?」
P「ああ、そうしようか」
伊吹「よいしょっと...ちょっとゴメンね」
P「狭くないかそこ?」
伊吹「全然平気♪居心地いいよ」
P「でもわざわざ俺の脚の間に来なくても...」
伊吹「ここがいいの、Pの身体の温度を一番近くで感じられるからね...」
- 15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 16:10:51.77 ID:uLJarKg40
P「伊吹...」
伊吹「ほら、ギューってしてよ」
P「わかった...」ギュッ
伊吹「んっ...」
P「痛くないか?」
伊吹「ううん、安心する...」
P「そっか...」
伊吹「Pにもたれかかってもいい?」
P「いいぞ、好きなだけ身体を倒してくれ」
伊吹「ありがと...」
P「じゃあ再生するぞ」
伊吹「うん...♡」
- 16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 17:15:13.02 ID:uLJarKg40
------
伊吹「グスッ...ヒック...」
P「......」ポリポリ...
伊吹「うぅぅ...」ポロポロ
P「ほれ、ティッシュ」
伊吹「ありがと...グスッ...ちーん」
P「そんなに泣くことないだろ」
伊吹「だって...すごく切ないから...」
P「確かにな、出てる人たちがみんないい演技してる」
伊吹「もう...すぐにそうやって演出面とか気にする...ズビッ」
P「あっ、すまん...」
伊吹「いつも言ってるでしょ、大事なのは...」
P「わかってるわかってる、フィーリングな」
伊吹「そうだよ、どう感じるかが大事なんだから」
P「ああ、その通りだ、話はそれくらいにして続きを見よう」
伊吹「うん♪」
- 17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 21:06:46.42 ID:uLJarKg40
チャプン...
P「おもしろかったか?」
伊吹「うん、とってもおもしろかった!」
P「後半ほとんど泣きっぱなしだったけど、ストーリーわかったのか?」
伊吹「大丈夫だよ、ちゃんと見てたもん!」
P「どうだかなぁ」
伊吹「ホントだよ、ホントだからね?」
P「わかったわかった」
伊吹「でも...最後がハッピーエンドで終わって、ホントによかった...」
P「ああ、そうだな」
- 18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 21:50:46.57 ID:uLJarKg40
伊吹「特に最後の結婚式のシーンがとっても良くて...」
P「ヒロインのウェディングドレス姿も綺麗だったな」
伊吹「うん、すごく...」
P「なんかあれ見てたら、伊吹のドレス姿を思い出したよ」
伊吹「えへへ?どっちが綺麗だった?」
P「どっちだろうなぁ、うーん...」
伊吹「ちょっと!そこは即答するところじゃない?」
P「冗談だよ、伊吹の方がずっと綺麗だった」
伊吹「そう思う?」
P「ああ、でも確か俺の記憶が正しければ、最初にウェディングドレスを着たのはたしか...」
伊吹「アイドルの時のイベント♪」
- 19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 21:53:11.53 ID:uLJarKg40
P「そうそう、それだ、確かまだ俺のPCの中に画像がある」
伊吹「もう...恥ずかしいってば、消してよ」
P「ダメだ、大切な思い出だからな、ミニスカウェディング姿の伊吹」
伊吹「ふふっ、可愛かったでしょ?」
P「ああ、すごくな...」
伊吹「えへ...♪」
P「明日アイドルたちにも見せてやろうかな、伊吹のアイドル時代の写真」
伊吹「ちょ、ダメだからね!絶対にダメ!」ザバーッ!
P「でも可愛かったし...」
伊吹「ダメなものはダメー!」ギュウウウウウウ
P「モガッ...伊吹、息できない...」
伊吹「へへっ、アタシの胸で潰れちゃえー!」
- 20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/09/10(水) 22:26:23.38 ID:uLJarKg40
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P「......」カタカタ...
伊吹「......」カチカチ...
P「...よし」
伊吹「できたー!」
P「おっ、できたのか?」
伊吹「うん、Pもライブの資料でコメント一覧
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- 2014年09月10日 23:51
- こんなずっしり感のある立派な双子山をおもちでダンスが得意とは
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- 2014年09月10日 23:55
- 伊吹SSって珍しいにも程があるな
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- 2014年09月10日 23:56
- 駄文の人って藍子とかは書かなさそう(偏見)
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駄文さんの守備範囲は半端なく広いな…つか何という悪夢w