響「新しく家族になった猫が可愛くてね!」P「へぇー……」
- 1 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 16:17:27.15 ID:Jc9Wln6d0
-
響「プロデューサー!」
P「ん?どうした?」
響「見て見て!」スッ
P「この写真は……子猫?」
響「うん!新しく家族になった子猫なんだ!」
響「すっごく可愛くってね!ついつい構っちゃうんだ!」
P「そうか……よかったな、響」
響「昨日何てね、芸を覚えさせようとしてね、一日中遊んで……」ペラペラ
P「そうかそうか……」
P「…………」 - 2 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 16:23:38.64 ID:Jc9Wln6d0
- 夕方
P「響ー、車で家まで送ってやるぞー」
響「あ、うん!じゃあね!貴音!美希!」
貴音「ごきげんよう、響」
美希「バイバーイ」
ガチャッ
美希「はぁ~、ずっと猫の話聞かされてたの……長かったの」
貴音「それほど、響は嬉しいんでしょう」
美希「ずっとテンション上がってたよね」
貴音「きっと、帰り道も響のプロデューサーと、猫の事で語り合うでしょうね」
美希「多分、響が一方的に話す事になると思うな……」 - 3 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 16:28:32.44 ID:Jc9Wln6d0
- 車内
響「でね!でね!猫の名前を決めたくてね!」
P「…………」
響「プロデューサー!聞いてるのか!?」
P「………ん?あ、あぁ、名前だろ?」
P「まぁ、ゆっくり考えるといいさ」
響「うん!そうするね!」
響「…………あ!プロデューサー!車止めて!」
P「え?どうしたんだ?」キキィッ
響「ちょっと待ってて!」ガチャッ
P「あっ!こらっ、勝手に出ちゃ……」
P「はぁ……何なんだ?」
P「……………」
P「子猫に名前……ねぇ……」 - 4 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 16:36:36.11 ID:Jc9Wln6d0
- 10分後
響「ただいまー!」ガチャッ
P「遅かったな。どうしたんだ?」
響「へへっ……じゃーん!」
P「うわっ、ペットグッズが沢山……しかも、猫のばっか」
響「えへへ、ちょっと奮発して買っちゃったぞ!」
響「あの子に、色々と買ってあげたくてね!」
P「……………」
響「……ん?どうかしたの?そんな顔して」
P「いや、ちょっと……甘やかし過ぎじゃないか?」
響「えっ、そ、そうかな……」
P「ほら、他の家族達が嫉妬するんじゃないか?」
響「他の皆は、自分が新しく家族を増やしたら最初はよく甘やかすって理解してくれてるぞ」
P「そ、そうなのか……家族了認なのか……」 - 5 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 16:40:33.49 ID:Jc9Wln6d0
- P「まぁ、とにかく……甘やかし過ぎて、太らせないようにな」
響「太ったのも可愛いと思うんだけどなぁ……」
P「そうか……」
響「でね、今日はさっき買ったこのグッズで遊んであげようと……」
P「へぇ……」
響「……………」
P「……………」
響(……何か、プロデューサー元気無いような気がするぞ) - 6 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 16:44:40.92 ID:Jc9Wln6d0
- 響自宅前
P「着いたぞ」
響「うん!ありがとうね!プロデューサー!」
響「じゃあ、また明日ね!」ガチャ……
P「…………響」
響「うん?」
P「……子猫に構い過ぎるのもストレスになるから、程々にな」
響「うん!わかってるさー!」
響「じゃあね!プロデューサー!」
P「あぁ……」
ブゥゥゥウン………
響「…………」
響(やっぱり、元気無いみたいだったぞ……) - 7 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 16:59:32.32 ID:Jc9Wln6d0
- 次の日 事務所
響「プロデューサー!プロデューサー!」
P「お、響。元気いいな」
響「見て見て!これ!」
P「ん?……昨日の子猫が、二足で立ってる写真……」
響「凄いでしょ!あの子、運動神経抜群なんだ!」
P「……………」
響「しかもね、このまま歩けてね、その姿が可愛いんだ!」
P「……………」
響「あ!動画も撮ったんだ!見るでしょ!?」
P「……………」
響「………プロデューサー?」
P「うりゃっ!」ピシッ!
響「ひゃうっ!痛っ!」ピシッ!
響「い、いきなりデコピンする何て、どういうつもりなんだぁ!」
P「…………ふんっ」スタスタ
響「あぁ!こらぁ!どこ行くんだ!プロデューサー!」 - 8 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 17:06:29.00 ID:Jc9Wln6d0
- リビング
響「……何て事があったんだぞ!」
響「もう!何で急にデコピン何てして来たんだ!」
貴音「……………」
貴音「それは……多分……」
美希「今の話聞いてたら、理由何て直ぐわかるの」
響「えぇっ!?本当!?」
響「理由は、理由は何なんだ!?」
美希「響のプロデューサーが、猫にし」
貴音「こ、これ、美希!」パッ
美希「ンミュッ!」
響「えっ!?えっ!?」
響「な、何で美希の口を塞いでるんだ!貴音!」
響「理由が聞けないじゃないか!」
貴音「こ、これは……その……」
美希(い、息が……手からラーメンの臭いが……)モゴモゴ
貴音「プロデューサーには、プロデューサーの事情があるというか……その……」 - 9 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 17:18:28.76 ID:Jc9Wln6d0
- 響「とにかく、美希から手を離してあげなよ…」
貴音「あっ、すみません。美希」パッ
美希「多分、味噌味の臭いなの……」
響「……まぁ、貴音の言う通り事情があったのかもね」
響「プロデューサーが話したくないなら、無理矢理は聞かないぞ」
響「あっ、そろそろレッスンの時間だから行くね、じゃあね!」タタタ
ガチャッ
貴音「………」
貴音「まさか、響が鈍感な方だとは……」
美希「響のプロデューサーも、大変だね」
貴音「そうですね……見ていて、こちらも辛いものです」
貴音「響の鈍感っぷりを、治してあげましょう」
美希「どうやって?」
貴音「……響には、身を持ってプロデューサーの気持ちを理解していただきましょう」 - 10 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 17:29:23.34 ID:Jc9Wln6d0
- 夕方
響「えぇっ!?子猫をプロデューサーに預けるの!?」
美希「うん、プロデューサーも少し子猫を飼うのに興味があるから借りたいんだって」
響「そうなのか……」
響「……あ!そうか!わかったぞ!」
美希「なにが?」
響「プロデューサー、自分が可愛い子猫を飼って、羨ましかったんだな!」
響「だから、嫉妬してデコピン何てしたんだな!」
響「へへへ、それならそうと言ってくれれば、1日くらい預けたのに!」
美希「……………」
美希「とにかく、いいんだよね?」
響「うん!1日だけならね!」
美希(こっちは何とか話はついたの)
美希(あとは、貴音が響のプロデューサーに……) - 11 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 17:40:35.44 ID:Jc9Wln6d0
- P「え?響の子猫を?」
貴音「えぇ、一度預かってはみませんか?」
P「うーん、でもなー、世話出来る自信ないと言うか……」
貴音「1日だけでよいのですよ」
P「………まぁ、1日くらいならいいんだけどさ……」
P「でも、何で響の猫を俺に預けたいんだ?」
貴音「それは……」
貴音「プロデューサーの為でもあり、響の為でもあるからです」
P「??」
P「まぁ、いいや。わかった。」
P「響に世話の仕方とかは家に送ってる時にでも聞いて、預かってみるよ」
P「でも、明日には理由をちゃんと教えてくれよ?」
貴音「はい、わかりました」
貴音(何とか、承諾を得ましたね……)
貴音(美希の方は、大丈夫でしょうか……) - 13 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 17:51:25.47 ID:Jc9Wln6d0
- 響自宅前
子猫「ニャー」
響「はい!子猫ちゃん、よろしくね!」スッ
P「あぁ、任せてくれ」
響「ちゃんと、言った通りに世話してあげてね!」
P「わかってるよ。じゃあな」
響「あっ、プロデューサー!」
P「ん?」
響「今日1日、堪能してね!」
P「……ん?あ、あぁ……?」
P「じゃあな」バタンッ
ブゥゥゥウン………
響「………へへへっ、プロデューサー、猫を飼いたいなんて意外だな~」
P「堪能って……何をだ?」
子猫「ニャー」 - 14 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 18:01:15.17 ID:Jc9Wln6d0
- P宅
P「ただいまー」
子猫「ニャー」
P「そろそろ籠から出してやるか……ほら」カチャッ
子猫「ニャー」タタタ
P「あっ…もうどっか行ったか……」
P「借りてきた何ちゃらって言葉は、嘘の様だな……」
P「ほら、ご飯だぞ」トンッ
子猫「ニャー」パクパク
P「ちょっとずつ食べるんだな……」
P「……………」ジー
子猫「ニャー」モグモグ
P「……………」ジー
P「……………」ジー
P「ずっと眺めてしまうな……」ジー
子猫「ニャー」パクパク - 15 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 18:17:03.73 ID:Jc9Wln6d0
- P「暇になったなー」
子猫「ニャー」
P「……そういえば、お前二足歩行出来るんだっけ?」
子猫「ニャー」
P「……ちょっと、やってみるか」
P「おーし、おし!立った立った!」
P「後は歩くだけだ!頑張れ!」
子猫「ニャー」トテトテ
P「よーし!よくやった!いい子だ!」なでなで
子猫「ニャー」
P(……猫を飼うのも、悪くないな)
子猫「ニャー」トテトテ
P「ん?どうした、急に膝に乗っかって」
子猫「ニャー」スリスリ
P「ははは、可愛い奴め」なでなで
P(響の言う通り、本当に可愛いな……)
P「よーし!写真撮ろ!写真!」パシャパシャ
子猫「ニャー」 - 16 : ◆p3yuNM37DY 2014/09/10(水) 18:32:30.19 ID:Jc9Wln6d0
- 次の日 事務所
響「はいさーい!プロデューサー!」
P「おっ、響!おはよう」
響「プロデューサー、どうだった?子猫を世話してみて?」
P「あぁ!よかったよ!とても世話のしがいがあるよ!」
響「本当か!?よかったね!」
P「ほコメント一覧
-
- 2014年09月10日 22:44
- 後はまな板やリボンでも同じ話が出来るな
-
- 2014年09月10日 22:51
- ラーメンに嫉妬……
-
- 2014年09月10日 22:53
- クズPでも無能PでもなくただのダメP…
-
- 2014年09月10日 22:58
- やっぱり響ってぽんこつだわ
-
- 2014年09月10日 23:00
- やよいに嫉妬して泣き出す中村先生を思い出した
-
- 2014年09月10日 23:03
- Pが女々しすぎてキモイわ
-
- 2014年09月10日 23:06
- つぎはおにぎりに嫉妬するのか
-
- 2014年09月10日 23:07
- ただのしょうもない大人だな…
ニヤニヤできるわけでもなく…
-
- 2014年09月10日 23:16
- 単純に女々しすぎるわ
気持ち悪い
-
- 2014年09月10日 23:16
- 小鳥とは違う方向でダメな大人だ
いや子供だな
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- 2014年09月10日 23:23
- 要約すると
P「仔猫ばっかじゃなくもっと僕を構ってくれなきゃヤダ!!」
大丈夫かこんなプロデューサーで?
-
- 2014年09月10日 23:36
- 動物の飼い方がなってなさ過ぎて怒ってるPの話だと思ってみてたのに〜
-
- 2014年09月10日 23:44
- てっきり「プロデューサーは、犬派だったんだな!」かと
まあそれだといろいろと繋がらないんですけどね
-
- 2014年09月11日 00:01
- 女々しすぎる
-
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