食用の植物ギョウジャニンニクと園芸用植物イヌサフランを間違えて食した男性が、
死亡しました。
画像:【毒草イヌサフランの葉】
http://thedailysouth.southernliving.com/2013/10/20/hocus-crocus-beautiful-bulbs-for-fall/
9日、静岡県警御殿場署は県内の70代男性がユリ科の毒草イヌサフランを食べて死亡したと発表。
男性はギョウジャニンニクだと思い込んでイヌサフランを栽培し、4日の夜、他の野菜と混ぜて煮込んで
食べたところ、翌日未明から吐き気や下痢、胃痛に悩まされ、入院した病院で治療を受けていましたが、
9日、多臓器不全により、死亡したとのこと。
画像:【食用草ギョウジャニンニク】
http://yamagatakanko.jp.e.db.hp.transer.com/log/?l=351327
2007年にも新潟県の50代男性が同様に誤食し、食中毒死しています。
ギョウジャニンニクとイヌサフランは葉の形状が似てはいるものの、イヌサフランは葉、花、球根のい
ずれにも毒があり、ニンニクの匂いはしないとのこと。
また花の見た目もきれいですが、
画像:【イヌサフランの花】
http://www.wemoss.org/profiles/aster_raydon/companions.html
注意が必要です。
今回の件に【ネットの声】は・・
- たしかに見比べると少し似てる
- 怖いわぁ・・
- 苦しみながら死ぬのはやだな
- 痛み止めには使えるんだっけ?
- キノコとかも毒物多いよな
- 園芸用の植物は食ったら毒っての多い
- 俺小学生のころ、花の蜜とか吸ってたけど大丈夫だったのかな?
- ニラとスイセン間違えるような感じか・・
- 果実にみえてやばいのもあるよ
- 専門書によると薬草と毒草は1:2くらいの比率なんだってさ。
などがあるようです。
野草を食べる人はあまりいませんが、不確かな知識が命取りとなった不幸なケースです。
山に入ったときなどは、よくわからない野草には触れない方がよさそうです。