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カオスな情報置場:【不定期映画レビュー】第36回 園子温監督『TOKYO TRIBE』


2014年09月12日12:00

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TGSで『サマーレッスン』するのが待ちきれない。


『TOKYO TRIBE』

監督:園子温
脚本:園子温
主演:鈴木亮平、清野菜名

2014年8月公開

http://tokyotribe-movie.com/
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評価
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)



●あらすじ

 近未来の“トーキョー”。そこには様々な若者たちの派閥「トライブ(族)」が存在し、彼らは支配する街同士での対立・抗争を繰り広げながらも力の均衡が存在していた。
 しかし、「ブクロWU-RONZ」のヘッド・メラによる事件をきっかけに、その均衡は崩れ、”トーキョー”中のトライブを巻き込んだ戦いが始まる。


●レビュー

 合わなかった。
 とにかく、合わなかった。


 本作をざっくりと説明するなら、近未来の日本でのチーマー同士の抗争を描いた映画である。
 筋書きはあってないようなもので中身はひたすら抗争、抗争、抗争。
 正直、因縁とかもよくわからないし、そもそもなんで縄張り争いしてるのかもわからない。
 原色全開のインチキスラム街、眩しいばかりの電飾、気の狂ったような室内調度。
 そこでひたすら闘いが繰り広げられる。
 そして、監督が標榜するのは「バトルラップミュージカル」というジャンル。
 ジャンル名通りほぼ全編、登場人物たちが「ラップで会話する」。
 本当にちょっとした台詞まで韻を踏む。
 BGMには常に重低音がズンズンと鳴り、次々と登場人物たちがそこに乗っていく。
 良くも悪くも最初から最後まで一貫している。

 僕はこの「最後まで一貫」した世界に馴染めなかった。
 ラップも全てが駄目だったわけではないが、俳優と本職のラッパーが共演しているから完成度に落差があっていまいちノりきれなかった(練マザファッカーやYOUNG DAIS、染谷将太は良かったけど)。笑いどころであろうギャグも竹内力の顔芸をはじめとして狙いすぎてスベっている風に感じた。
 全編ラップで暴力とセックスのミュージカル映画を作るというチャレンジ精神はすごいと思うし、ある程度園子温監督の映画は好きなのだけれど、今回は駄目だった。

 鈴木亮平に弄ばれる婦警の乳首は綺麗だった。

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この記事へのコメント

1. Posted by カオスな名無しさん   2014年09月12日 13:28 ID:JDhXsf2k0
原作からして
「ガラの悪い俺タチ☆かっこイイ~♪」
って感じのキモい漫画だしなぁ
2. Posted by カオ無し   2014年09月12日 14:16 ID:DsUTqV.R0
バトルシップとかLAギャングストーリーとか好きな自分には良いバカ映画でした
3. Posted by カオスな名無しさん   2014年09月12日 18:21 ID:Vml4WBKI0
合う・合わないがハッキリ別れる映画だもんなー。
個人的には今年のベスト3に入るくらい好きだった。
今の邦画で、アクションをあそこまで魅せてくれるだけでも貴重な作品。

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