真姫「ねえ、まだ合宿の宿代貰ってないんだけど?」穂乃果「え?」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 22:55:28.40 ID:2Gvt08ji
穂乃果「あれって真姫ちゃん家の別荘だから無料なんじゃ無いの?」
真姫「もう、何言ってるのよ!あれは貸出用の別荘だから料金が発生するって言ったじゃない」
穂乃果「そうだったっけ…?全然記憶にないよ…ちょっと海未ちゃんたちとも相談してから…
真姫「絶対言ったわ。確かに言った!さあ払うの?払わないの?いや払わないのはあり得ないわ。払えるの!?」
穂乃果「あわわ…え~と…ちょっと待って…私一人じゃきっと払えないよぉ」
真姫「そう…払えないのね…じゃあ仕方ないわ。この契約書にサインして」
穂乃果「うん…なになに、この契約書は…」
真姫「遅いわよ、ほら早く早く!チクタクチクタクチクタクチクタク…」
穂乃果「分かったからその音声やめてよぉ!…はい書けました!」
真姫「ふむ、確かに受け取ったわ。これで穂乃果はしばらく私の召使いね」
穂乃果「えぇ!そういう話だったの…?聞いてないよ…」
真姫「契約書に書いてあったわよ、ちゃんと読まないからよ。それと、この事は皆に話したら契約違反で逮捕されるからね」
穂乃果「うぅ…あんなに急かされたら全部読めるわけないよ…なんで私だけが…」
真姫「まあ対した事はさせないから大丈夫よ」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:00:08.72 ID:2Gvt08ji
穂乃果「例えばどんな事を…?
真姫「だから大丈夫だって、信用しなさいよ!取り敢えず私に従ってれば問題ないわ」
真姫「まあ今日言いたかった事はそれだけよ。またね」
穂乃果「う、うん…じゃあね」
……
絵里「さあ、今日も練習を始めましょう」
穂乃果「おー!」
絵里「じゃあまずは柔軟から、二人組でやるわよ。穂乃果、一緒にやりましょう」
穂乃果「おっけー!じゃあ先に押す方やるね!」
真姫「オホン!穂乃果は今日は私に組んでくれって言ってなかったかしら?」
絵里「え…そうなの穂乃果…?」
穂乃果「え?私知らないよ?」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:04:18.63 ID:2Gvt08ji
真姫「おっと落としちゃったわ」ヒラリ
穂乃果「!?」
絵里「何?今の紙は?」
真姫「すごく大事な物なの、危うく逮捕者が出るところだったわ…なんてね」
絵里「もう、よくわからないギャグね」
穂乃果「今思い出したけど、今日は真姫ちゃんと組む約束だったんだー!忘れてたよー!」
絵里「えっ!…そ、そうなの…なら、仕方ないわね…明日は私とやりましょうね…」
真姫「危なかったわね、穂乃果、誰かに見られてたら逮捕だったわ」
穂乃果「そんな危ない物持ち歩かないでよ…」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:08:37.85 ID:2Gvt08ji
真姫「良い?穂乃果は私の召使いなんだから自発的に私に奉仕しなきゃダメじゃない!」
穂乃果「奉仕って言ったって…柔軟くらい別に穂乃果じゃなくても…」グイグイ
真姫「それを言ったら大体の事が穂乃果以外でもできるじゃない!」グイグイ
穂乃果「うっ…それは確かに…」
真姫「私は!貴方の借金の為に!仕方なく!貴方を使ってあげているの。感謝して欲しいわ」
穂乃果「うぅ…ありがとうございま~す…」
真姫「わかれば良いのよ。今後はしっかりと私の動向を見て、奉仕活動を行う事、良い?」
穂乃果「はい!」
真姫「ふふ、良い返事ね。期待してるわよ」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:11:43.32 ID:2Gvt08ji
……
絵里「もういい時間だし、今日はこのくらいにしておきましょう」
凛「やっと終わった~…疲れたよ~」
花陽「凛ちゃん、早く着替えないと汗が冷えて風邪引いちゃうよ!」
凛「かよちん着替えさせて~…」
絵里「こら!いつまでもダラダラしてると部室が閉められないでしょ?早く着替えちゃいなさい」
凛「はーい…」
穂乃果「私も疲れたー!ことりちゃん着替えさせてー!」
ことり「じゃあ穂乃果ちゃんバンザイしてー」
絵里「ことりもやらなくていいのよ…」
真姫「ほ、穂乃果!ちょっと脱がせてくれる?」バンザーイ
絵里「え…真姫…どうかしたの?念の為病院行く…?」
真姫「ち、違うわよ!さっき練習中に転んじゃって腕が痛いのよ…」
ことり「転んでたようには見えなかったけど…」
海未「それになんで穂乃果何ですか?おかしくないですか?怪しいですねぇ…」
真姫「べ、別に!ただ近くにいたからよ!穂乃果がやりたくなければ別に良いわよ!」
海未「ふん!聞くまでもありませんそんなこと!穂乃果、耳を貸してはなりませんよ」
穂乃果「別にちょっと着替え手伝うだけだし…全然いいよ!」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:14:10.84 ID:2Gvt08ji
真姫「」フフン
海未「」
海未「痛た…私も腕を痛めたみたいです、一人で着替えられないかもです…」
希「海未ちゃんもう着替え終わってるやん」
海未「くっ…」
絵里「わ、私も少し腕が痛いわねー」
海未「」ギロリ
絵里「なーんちゃって、おほほ…」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:15:46.21 ID:2Gvt08ji
凛「ね~かよちんこの後ラーメン食べに行こうよー!」
花陽「昨日も食べに行ったよぉ…そんなに食べてたら太っちゃうよ…」
凛「えぇー!行こうよ行こうよ!かよちんは全然太ってないし、太っても可愛いよ~?」
花陽「じゃあ…今回を最後に…いや!ダメダメ!とにかくダメなのぉー!」タタタタッ
凛「あ、かよちーん!まってよー!」タタタタッ
絵里「全く…練習後なのに元気ね」
海未「ええ、これならまだまだ厳しくしても大丈夫そうですね」
希「あはは…まあそれはまた今度考えようか…」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:18:05.53 ID:2Gvt08ji
穂乃果「あーあ、私はラーメン食べたかったのになー…誘ってくれないなんて凛ちゃん酷いよ!」
真姫「へ、へー、私普段は忙しくてすぐに帰らなきゃ行けないんだけど、丁度、今日だけは丁度これからラーメン食べに行こうと思ってたんだけど、どうしてもっていうなら…
海未「穂乃果、ラーメン食べに行きましょう、ことりも来ますよね?」
真姫「ちょっと!今私が誘ってたんだけど?」
海未「そうは見えませんでしたが」
真姫「見えなくてもそうなの!」
海未「それは残念です、次回は誘えるといいですね。さあ行きましょう、穂乃果、ことり」
ことり「普通に皆で行けば良いんじゃ…」
真姫「いえ、今思い出したわ!よく考えたら穂乃果とは既に約束してたの。」
真姫「さあ、約束通り二人でラーメン食べに行きましょ」
海未「ほーぅ、面白いことを言いますね奴さん。ほのかぁ?そうなんですかぁ?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:19:30.96 ID:2Gvt08ji
真姫「」ピラリ
穂乃果「う、うん!そういえばそうだったね!私も忘れてたよ~…」
海未「え…嘘でしょ…」
真姫「」ドヤァ
海未「ならば皆で行きましょう。そっちの方が賑やかですからね」
真姫「残念ね、二人で行くって約束だから。それに、さっき私のこと誘ってくれなかったじゃないの」
海未「くっ…畜生…」
ことり「まあまあ、今度誘えばいいじゃない」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:22:15.04 ID:2Gvt08ji
……
穂乃果「あー美味しかったね!また来ようね!」
絵里「そうね、こんなに美味しい豚骨ラーメン始めて食べたわ」
希「海苔が無駄に多いのもポイント高いよね!」
真姫「」ムスー
穂乃果「どうしたの真姫ちゃん、もしかして美味しくなかった…?」
真姫「違うわよ。美味しかったけど、なんでエリーと希が居るのよ!二人で食べるはずでしょ!」
絵里「あら、偶然食べる場所が重なっただけよ。偶然よ偶然」
真姫「私達の後ろをついて来ておいてよく言うわね!」
希「まあまあ、海未ちゃんも言ってたけど、食事は大勢の方が美味しいやん」
絵里「そうよ。私達を誘わないなんて酷いじゃない」
真姫「それは…ゴメン…。でも、誘ったのは私なのに…」
穂乃果「成る程ねぇ…じゃあ今度は私から誘うよ!それで解決だね!」
真姫「ま、まあ今日の埋め合わせもちゃんとしてくれるなら別にそれで良いけど」
絵里「穂乃果!私も誘うのよ!私も!」
希「エリチ…必死過ぎ…」
穂乃果「勿論!皆大切な友達なんだから」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:24:04.58 ID:2Gvt08ji
……
海未「絶対におかしいです…普通ラーメンを食べに行く約束なんて事前にしますか?それも二人で!」
ことり「あはは…まぁ…たまにはあるんじゃないかなぁ…」
海未「おかしいです…怪しいです!何か弱みを握られでいるのかもしれません…ことりもそう思いませんか?」
ことり「え!?ことりはぁ…えぇーっと…あ!海未ちゃん、早く食べないと麺が伸びちゃいますよ!」
ことり「折角海未ちゃんオススメのラーメンなんだから美味しく食べないともったいないよ!」
海未「言われなくても食べます!」ズルルル
海未「あぁ…やはり美味しいですね…」
ことり「今度は穂乃果ちゃんも一緒にこられると良いね、その時はμ'sの皆も誘って、ね」
海未「はい…そうですね…やはり大人数での食事も楽しいものですからね」
ことり「そうだよ!今度はことりも一緒に誘うから!」
海未「うふふ、楽しみですね。替え玉にチャーシューを入れてくれるのはこの店位のものですよ」
ことり「…あんまり食べすぎると、太っちゃうからね…?」
海未「わ、わかってます!今日は頼みませんよ!ただ皆の驚く顔を想像してただけです!」
ことり「ふふ…そうだね」
ことり「ねえ、海未ちゃん…穂乃果ちゃんは誰と仲良くなってもちゃんと私たちのことも考えていてくれるよ」
海未「そりゃあそうです!そうでなきゃ困ります…」
ことり「だから、真姫ちゃんと穂乃果ちゃんが仲良くしてても大丈夫だよね?」
海未「当たり前です、真姫も大切な仲間なんですから」
ことり「良かった!皆で来るのが楽しみだね」
海未「…はい!」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:26:05.51 ID:2Gvt08ji
次の日
海未「さぁ、穂乃果!ことり!早く部室に行きますよ!」
穂乃果「なんか今日は随分張り切ってるねー」
ことり「いいことあったんじゃない?」
穂乃果「良いことねー、でも、海未ちゃんがはしゃいでるのを見てると穂乃果も嬉しくなっちゃうよ!」
ことり「私も!」
海未「二人とも早くー!早く行きますよー!」
穂乃果ことり「はーい!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:27:48.46 ID:2Gvt08ji
ガララッ
海未「おや、まだだれも来ていないのですね」
ことり「うん、掃除も急いで終わらせたからねぇ、折角だし着替えて皆がくるまではゆっくりしてようよ」
海未「そうですね、練習は皆でやらないと意味ないんですからね」
穂乃果「やったー!じゃあ亜高速で着替えちゃおう!」
ことり「そこまで早くなくても…」
穂乃果「少しでもゆっくりする時間が欲しいんだもん!ほら!急ごうよ!」
海未「確かに、最近は少し忙しかったですからね…そうだ!今度の日曜日は練習もないので遊びにでも行きませんか?」
穂乃果「お!凄く良いと思う!そうしよう!良いよね!ことりちゃんも!」
ことり「うん、勿論だよ」
穂乃果「わーいやったー!」
海未「でも、それ以外の練習は全力で行きますからね!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:30:49.18 ID:2Gvt08ji
……
絵里「はい!今日はここまでよ!皆おつかれさま!」
花陽「凛ちゃん!今日は焼きおにぎり食べに行こうよぉ!近くの焼き鳥屋さんで売ってるの見たの!」
凛「う~ん…でもかよちんお米が美味しくないと不機嫌になるから…」
花陽「なんで今まで気づかなかったんだろ~楽しみだね!凛ちゃん!」
凛「う、うん!」
希「凛ちゃんは優しい生き物やな…」
にこ「でもあぁはなりたくないわね…」
穂乃果「私は焼き鳥の方が食べたいな~…」
真姫「ほ、穂乃果!今度の日曜日に用事があるんだけど荷物持ちとして穂乃果の力がいるの!だから…」
穂乃果「ご、ゴメン!日曜日はことりちゃん達と出かけることになってるから行けないの」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:33:54.84 ID:2Gvt08ji
真姫「ぇ…、だ、ダメよ!それじゃああの契約はどうするのよ!契約不履行になって甲は乙に対して…!」
穂乃果「本当にゴメン!他のことなら何でもするから!どうにかして埋め合わせられるように頑張るから!」
真姫「…じゃあ私はこの後鉄板アイス食べに行くわ!」
穂乃果「ん?」
真姫「鉄板アイスを食べにいくって言ってるの!」
穂乃果「ぇ、あぁ!穂乃果も行きたい!」
真姫「仕方ないわね、じゃあ晩御飯は麻婆豆腐だけど我慢してよね、前から決まってたんだから。でも、辛くしない様には言ってあるわ」
穂乃果「あはは…晩御飯も食べるんだ…」
真姫「歯ブラシと寝巻きは用意してあるからそのまま来てくれて構わないわ」
穂乃果「泊まりなの!?お母さんに連絡してからじゃないと…」
真姫「宿題も二年の範囲なら分かるから、仕方なくだけど教えてあげられると思う」
真姫「終わったらアストロノーカでもしましょう。と、特別にトラップの設置以外は穂乃果やって良いわよ…」
穂乃果「…ありがと…」
真姫「じゃあ、ちょっと待ってて!ママに電話してくる!…あ、誰か誘ったりしたら承知しないからね!」タッタッタ
穂乃果「ママ…?…って行っちゃったか」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:34:54.24 ID:2Gvt08ji
絵里「ほ~のか!この後ケバブでも食べにいかない?売ってる人がトルコ人なんだけど、すごく面白いの!この前なんか」
穂乃果「う、申し訳ない!今日は用事があるから行けないの!」
絵里「ぇ…」
真姫「連絡して来たわ。じゃあ行きましょ!早くしないとアイスが溶けるかもしれないわ」
穂乃果「ゴメンね絵里ちゃんてまた今度ケバブ食べに行こうね!真姫ちゃん引っ張りすぎ!」
絵里「…うん…」
希「エリチ、いつも遅い…遅すぎるんや…」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:37:54.98 ID:2Gvt08ji
真姫邸
穂乃果「真姫ちゃんちのご飯美味しかったー!あれなら麻婆茄子でも食べられそう!」
真姫「当然よ!さ!ご飯食べたらアストロノーカの続きしましょ!」
穂乃果「その前に宿題しないと…っていうか二人用のゲームとか無いの!?」
真姫「…うちには無いわ…家に友達を招く事もなかったし、ゲームを買ってもらえる事も殆どなかったから…」
穂乃果「え、あ…ごめん…」
真姫「良いのよ、私は満足してるんだから」
真姫「…それに、今は穂乃果達がいるから…」
穂乃果「真姫ちゃん…」
真姫「ほらほら、早く宿題終わらせちゃいましょ!時間が持ったいないわ!」
穂乃果「…やっぱり宿題はやらない!続きしよ?」
真姫「何言ってるのよ!また海未に怒られたいわけ?」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:39:44.86 ID:2Gvt08ji
穂乃果「どうせ真姫ちゃんが居なかったら出来なかったし、ここまで残しておい穂乃果が悪いんだよ!開き直って遊んじゃおうよ!」
真姫「…私はどうなっても知らないわよ」
穂乃果「怒られたら真姫ちゃんに誘われたからできなかったって言うから大丈夫!」
真姫「だ誰が!私はちゃんと宿題しなさいって言ったじゃない!」
穂乃果「でも宿題やってたらアストロキング作れないよ…?」
真姫「仕方ないわね本当に…」
穂乃果「わーい!早く付けて早く!」
真姫「落ち着きなさいよ全く…ふふ…」
穂乃果「へへ…」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:41:56.60 ID:2Gvt08ji
数日後
希「エリチおっはー」
絵里「…」パラリ
希「なにそれ…花の本?食べられる花でも探してるの?」
絵里「違うわよ!…花言葉を調べてるの…」パラリ
希「へ?なんでまた…花でも送りたいの?」
絵里「そうよ…希…私明日穂乃果に告白しようと思うの…」
希「今日した方がいいんじゃないのぉ?まあどちらにしても急やね、どうしたの」
絵里「今日は雨降ってるからダメよ。最近穂乃果と真姫の仲が良いのよ…」
希「確かによく遊んでるね、明らかに距離が近くなった気がするわ」
絵里「でしょ!?だからここらで気持ちを伝えておかないと成功率が下がってしまうわ」
希「確かに…そうかもしれないね…うん、やる気なら応援してる!うちのスピリチュアルパワーで成功間違いなしや!」
絵里「えぇ、放課後に伝えるつもりだから、もしも誰かが部室に残ろうとしたらそのときはお願いするわ」
希「任せといて!」
絵里「…ついでに雨も晴らせてよ、部室はエアコン工事でしばらく使えないし…」
希「それは穂乃果ちゃんにでもたのんで…」
この日終わり
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:45:06.82 ID:2Gvt08ji
そして次の日
海未「さぁ、昨日は練習できなかったので、今日はさっさと練習を始めましょう!早く着替えて着替えて!」
凛「うへ~、一日休んだだけでこんなに急かされるんじゃあ割に合わないにゃ…」
にこ「全く…一日くらいでなにが変わるわけでもないのに…」
海未「凛!にこ!あなた達が話してる間に雨が降ってきたら同じだけ拳が降りますよ!」
凛にこ「ごめんなさ~い…」
海未「ほら!真姫と花陽も急いで急いで!」パンパン
花陽「はぁい…」
真姫「もう!急かさないでよ!」
海未「終わりましたね!鍵閉めるので早く出てください!」
絵里「…」ソワソワ
真姫「ま、待ってよ服たたまないと…終わった!」ガサガサパラリ
海未「それでは今日も頑張って行きましょう!」ガチャリ
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:46:16.85 ID:2Gvt08ji
……
絵里「じゃあ柔軟からね、二人組になって」
絵里「穂乃果…」ドキドキ
穂乃果「あ…ごめん今日も真姫ちゃんと…」
絵里「今日の放課後部室に残ってくれる?二人で大切な話がしたいの」ドキドキ
穂乃果「わかった!じゃあしばらく部室でぼーっとしてるね!」
絵里「頼むわね」ドキドキ
真姫「さ、やりましょう」
穂乃果「うん!最近なぜか股関節が痛いから優しくね?」
真姫「それは危険ね、切断の恐れがあるから今度うちに来なさいよ」
穂乃果「恐れあるの!?」
真姫「あるあるあるのよ、いつだって切断は…」
希「エリチ、これからが本番よ、ガンバ!」
絵里「え、えぇ!!!」
希「エリチ、声大きすぎ…」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:48:02.24 ID:2Gvt08ji
……
絵里「じゃあ今日はここまでにしましょう」
ことり「うぅ~つぅかぁれぇたぁ~」
穂乃果「あと一時間続いたら命が危なかった…」
凛「海未ちゃんだけじゃなく絵里ちゃんも気合入ってたね…」
海未「ふふ、皆よく頑張りましたね、あそこまでついてこられて絵里も嬉しいのでしょう」
にこ「あ~足がむきむきになりそうだわ」
海未「ほらほら、家に変えればもっといい環境でダラダラ出来るんですからあと少し頑張ってください」
希「早く着替えないと今度の練習雨降らせて中止にするよ?」
花陽「ひぃ!そしたらまた…」
凛「動くからやめて!」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:50:57.37 ID:2Gvt08ji
…
穂乃果「あぁ、着替えると気持ちいいね!」
ことり「うん!」
にこ「この季節にこんなハードな練習するなんて信じられない!」
海未「なにかいいましたかぁ?」ヌッ
にこ「なんでもないにこぉ~…」
海未「まったく…ん?なんですかこのプリントは」ピラリ
海未「なになに…この契約書は…」
海未「…」
真姫「お腹が空いたわ、今日はトマトラーメンの予定なの」
凛「美味しそう!凛もたべたいにゃ~」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:55:12.30 ID:2Gvt08ji
海未「…真姫、これはなんですか?」
真姫「え、あ!それはダメ!」
穂乃果「…あぁ!」
海未「まさか最近よく穂乃果といたのはこれが関係してるんですか?」
希「なになに?あんまりプライベートなものなら読んだらダメよ」
海未「これなんです」
希「契約書ね…ふむふむ…」
希「…」
真姫「返して!」バッ
海未「真姫…あなたはあんなもので穂乃果に言う事を聞かせていたのですか?」
真姫「…」
海未「穂乃果、そうなのですか?」
穂乃果「言う事を聞くって言ってもそんな凄いことじゃなくてむしろ全然役に立ててないし…」
海未「そうなのですね?」
穂乃果「…一応は…」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:56:55.57 ID:2Gvt08ji
海未「ふぅ、どんな状況で書いたのか知りませんが、こんな契約書は無効です」
海未「真姫、何故こんなものを作ったんですか…書いてあるように、穂乃果は貴方にとってただの召使ですか?」
真姫「それはちがうわ!」
海未「では、何故?」
真姫「…………」
海未「真姫!」バンッ!
花陽「」ビクッ
凛「海未ちゃん、怖いよ…」
海未「すみません…でも私は穂乃果と真姫は親睦を深めたのだと思っていました」
海未「私が穂乃果といる時間が減ってしまい嫉妬もしましたが、真姫は穂乃果にとっても大切な仲間で、友達だから仕方ないと思っていました」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:58:23.02 ID:2Gvt08ji
海未「なのに…真姫は穂乃果を騙して都合のいいように…」
穂乃果「海未ちゃん違うよ!」
海未「今は穂乃果に聞いてません!」
穂乃果「…」シュン
真姫「…!」
真姫「…一緒に遊びたかったの!」
海未「え?」
真姫「もっと一緒にいたくて、遊びに誘ったりしたかったの!でも普通に誘って断られたら…」ジワ
真姫「仕方ないでしょ!いつも穂乃果の横には貴方やことり、絵里が居たんだから!」グスッ
真姫「私だって嫉妬したわ!それで一緒に、居たいって思って…あれを考えたの…」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/18(金) 23:59:56.71 ID:2Gvt08ji
真姫「…もういい…?」ゴシゴシ
海未「…えぇ、私も怒鳴ったりしてすみません…」
真姫「穂乃果もごめんなさい…あの契約書も逮捕も嘘なの…」
穂乃果「うん…」
ことり「…どうして穂乃果ちゃんだったの?」
真姫「そ、それは…」
ことり「さっきの話なら別に穂乃果ちゃんじゃなくてもいいよね?それに皆で遊ぶことは結構あったし…」
ことり「穂乃果ちゃんなら騙せるって思ったの?」
真姫「そんなんじゃない…」
ことり「じゃあなんで?」
穂乃果「真姫ちゃん…なんでなの…?」
真姫「…………」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:01:40.04 ID:2Gvt08ji
真姫「穂乃果の事が好きだから」
絵里「!」
真姫「だから他の人と居て欲しくなかった、二人で遊びたかったの」
真姫「皆は話も面白いし、いろんな場所を知ってるし、私じゃ勝てるところが無いって思った…」
真姫「だから…多少強引に行かなきゃって…」
真姫「本当はもっとちゃんとしたところで伝えたかった…」
穂乃果「…」
海未「真姫…」
ことり「じゃあ…穂乃果ちゃんの返事は?」
穂乃果「ごめんね…少しビックリして…でも、嬉しかった!真姫ちゃんがそんな風に思ってくれてたなんて!」
穂乃果「真姫ちゃんは自分の話は面白くないみたいに言ってたけど、そんな事無いよ!」
穂乃果「真姫ちゃんの話は為になるし、必死に話してる姿も面白いし可愛いよ!」
真姫「うぇぇ!?」
穂乃果「だから、もう自分をつまらないなんて卑下したりしないで…」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:03:38.83 ID:2Gvt08ji
真姫「うん…ありがと…それで…」
穂乃果「真姫ちゃん!私も真姫ちゃんが好きみたい!こんな私でよければ一緒にいてください!」
真姫「ほ、穂乃果ぁ!」ガバッ
穂乃果「きゃあ!真姫ちゃん、苦しいよ~!」
真姫「ありがとう…本当に嬉しい…」ギュー
穂乃果「…私もだよ」
花陽「良かったねぇ真姫ちゃん」グスグス
にこ「なんであんたが泣いてるのよ…」
凛「えへへ…にこちゃんも泣いて…ない!泣いてない!」
にこ「あんたもうるさいわねぇ」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:07:24.62 ID:Z2nlTQ2e
絵里「話がまとまったなら今日は帰りましょう、下校時刻を過ぎてしまうわ」
穂乃果「あ!そういえばなにか話があったんだっけ、穂乃果は残ってるよ!」
絵里「えぇ、でも今日はもういいわ。邪魔しちゃ悪いし」
真姫「なによそれー、でもありがと!」
絵里「気を付けて帰るのよ、あんまり遅くまで遊んでたらダメだからね」
穂乃果「もう!子供じゃないんだからわかってるよぉ!」
絵里「鍵は閉めておくから皆早く帰りなさい。私は少しやる事があるから一緒に帰れないの」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:10:34.10 ID:Z2nlTQ2e
凛「え~絵里ちゃんもライスバーガー食べに行こうよ~!海未ちゃんとことりちゃんも来るんだよー!」
花陽「凛ちゃん、用事があるんだから仕方ないよ…」
凛「うーん…それなら残念だけど、じゃあまた今度!希ちゃんとにこちゃんも行こう!」
希「うん…」
にこ「仕方ないわねぇ~」
絵里「皆も気を付けて帰るのよ」
にこ「気をつけるのは絵里の方じゃない?夜の学校は色々でるわよ…?」
絵里「い、良いから早く帰りなさい!もう!」
にこ「はいはーい、お仕事頑張ってねー!」ガラガラ
ピシャリ
絵里「…」
絵里「…ふぅ」ガタン
絵里「これどうしよ…」
絵里「穂乃果だと思って育ててみたりして、ふふふ…」
絵里「…帰りに捨てましょう」
絵里「ごめんね」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:12:50.08 ID:Z2nlTQ2e
ガララッ
絵里「!」
希「…」
絵里「希…ビックリさせないでよ…ライスバーガーはどうしたの?」
希「…凄い花束やね、どこに隠してたん?」
絵里「ロッカーよ、もういらないからあげる、大切に育ててあげて」
希「そんなに気持ちがこもったもの、貰えないよ」
絵里「あら残念ね…なら捨てるわ」
絵里「通してくれる?もう帰らなきゃいけないの」
希「エリチ…本当に残念だったね…」
絵里「…通して」
希「もう我慢しなくても良いんだよ…」
絵里「どきなさい」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:15:18.09 ID:Z2nlTQ2e
希「エリチ!」ギュッ
希「エリチ…うちにも言ってくれないの?」ギュウ
絵里「…」
希「親友だと思ってたのはうちだけ?…辛い事も話してくれないの…?」ウルウル
絵里「!」
絵里「…い…!」
希「え?」
絵里「悔しい…!悔しくてしょうがないの…なんで私じゃないの!?いつもいつも偶然私より少し早いだけじゃない!」ギュウウウウ
絵里「私だってケバブとかブラジリアンBBQとか誘ったのに…!いつも少しはやく真姫が予定を入れてた…でも、穂乃果も楽しみだねって言ってくれて…私も楽しみにしてた」グスッ
絵里「私の方が穂乃果を必要としてるのに…!さっきの告白だって運が良かっただけじゃない!ことりに背中押されて…それで…」
絵里「私は場所も時間も自分で考えて、花束だって用意してたのに…この花ももう必要なくなって、こんな…!」バッ
絵里「こんなもの!」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:18:04.45 ID:Z2nlTQ2e
絵里「…」プルプル
希「できるわけないよ…あんなに一生懸命選んでたのに、店員さんに何度も質問して、紙の色まで注文付けて…」
希「店員さんも苦笑いしてたよ?エリチは気づいてなかったみたいだけど…」
希「そのくらい周りが見えてなかったんやね…ふふ…いつものエリチと全然違う」
絵里「…」スッ
希「…運が良いだけって言ってたけど、私は運って大切だと思う」
希「だって、エリチが穂乃果ちゃんに出会えたのも、私とエリチが友達になれたのも偶然、運が良かったからだよ?」
絵里「それでも…自分で引き寄せる努力をした人が報われないなんて…酷すぎる…」ヒック
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:18:40.18 ID:Z2nlTQ2e
希「きっと真姫ちゃんも努力してたんだよ、だって普通あんな契約書作らないよ?親の名前まで書いてもらっちゃって…頑張ったんやろうな」
希「二人とも同じくらい努力したから、運が良い方が勝ったんや!」
希「だから…運が悪くて失敗しちゃった時には…どうしようもないから…思いっきり泣くのが一番なんやで…?」ギュー
絵里「希…」グスッ
絵里「くっ…!うええぇぇぇん…!!穂乃果っ!穂乃果ああぁぁぁぁ!!!」ポロポロ
希「よしよし…本当に悔しかったなぁ…」ポロポロ
絵里「ふぐっ…!ふぅー!うえええぇぇぇ…」ポロポロ
……
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:20:19.62 ID:Z2nlTQ2e
……
真姫「穂乃果!猛毒展って言うのがやってるらしいの!明日行きましょ!」
真姫「毒を持った色々な生物が見られんだって!」
穂乃果「へぇ…面白そうだね!行こう行こう!」
真姫「やった!決まりね!それじゃあそこの帰りに…」
絵里「のにのにー?のんの話ししてるの~?」
真姫「うっ…」
絵里「うっ!じゃなくてなんの話ししてるのよ~?」
穂乃果「今度猛毒展っていう毒の博覧会に行こうって話してたのー」
絵里「えぇ!?楽しそう!私も行きたいわ~!」
穂乃果「絵里ちゃんも毒好きなの!?それなら一緒に行こうよ!真姫ちゃんも良いよね?」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:21:40.42 ID:Z2nlTQ2e
真姫「うぅーん?ちょっと待ってね?…エリー…ちょっと来て…」
絵里「ん?」
真姫「毒が好きなのは分かるけど…今回は穂乃果と行こうと思ってたのよ…」
絵里「んん?」
真姫「だ、だから今回は身を引いて二人で行かせてくれる?」ピクピク
絵里「現地集合ってこと?」
真姫「違うわよ!なによそれー!」
穂乃果「うわ!真姫ちゃんどうしたの!?」
真姫「えぇ…いやその…」
絵里「イモガイの話ししたら真姫が怖がっちゃって…」
穂乃果「あぁ…真姫ちゃん怖がりだからね…」
真姫「だれがよ!もう!知らない!」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:22:52.75 ID:Z2nlTQ2e
凛「凛も毒虫みたいにゃー」
にこ「あんた流石に空気読みなさいよ…?」
花陽「そんなことよりも今日は卵かけ御飯のお店に食べに行くんだよね、楽しみでお昼少なめにしちゃったよぉ」
希「えぇ!馬刺しやなかったの!?」
海未「違います!ラーメン屋さんに行く予定でした!」
花陽「ラーメンとか馬刺しとか…もっとさっぱりしたものが良いと思うな」
希「だめだ、肉だけは確実に食べてもらう!」
海未「ならラーメンで良いでしょうチャーシューありますよ!」
凛「凛もラーメンに賛成!」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:23:44.36 ID:Z2nlTQ2e
花陽「凛ちゃん…それだと卵かけ御飯はどうなるのぉ…?」
凛「そのあと食べに行けば良いかと…」
花陽「折角お昼減らしたのに…?」
凛「うぅ…もうことりちゃん決めて!」
ことり「私?私はチョコレートが食べたいかなぁ?」
にこ「新たな意見出してどうするのよ…それに夕食にするつもりなんだけど…」
にこ「仕方ないから絵里達の意見も」
絵里「チョコが良いわ」
にこ「話聞いてた?」
絵里「もちろんよ、その上でチョコが良いの」
真姫「私は珍しい卵かけ御飯が食べたいわ、チョコなんてコンビニで買えるじゃない」
絵里「チョコフォンデュはできないんだけど?卵かけ御飯が好きなら卵買ってあげるわよ?」
凛「これは危ない感じが…」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:25:48.46 ID:Z2nlTQ2e
ことり「穂乃果ちゃんはどうしたらいいと思う?」
穂乃果「穂乃果はー…ラーメンが食べたい!海未ちゃんのオススメなんて珍しいよ!」
海未「穂乃果!」
真姫「よく考えたらラーメンが良いわ」
絵里「確かに」
にこ「なんなのよあんたら…」
花陽「卵かけ御飯…」グスン
凛「ら、ラーメンのあとでも凛はついてくよ!」
希「凛ちゃん…」ホロリ
ことり「あれ、そうするとチョコレートはどうなるんだっけ?」
にこ「あんたは話を聞きなさい」
穂乃果「行こ!真姫ちゃん!」ギュッ
真姫「あ…えぇと…そそうね…」ギュッ
穂乃果「それじゃあみんな!いっくよー!」
終わり
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:26:24.18 ID:FUA3zZbZ
乙
面白かった
面白かった
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:29:52.03 ID:9YWlMh3K
乙
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/07/19(土) 00:30:53.99 ID:3e0cvI0h
乙
ほのまきもほのえりも好きだ
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●桜木「・・・ッシャーセー・・・アリャーシターッス・・・」