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ゲーム情報&ブログ2.0『SCE社長、盛田氏の単独インタビュー記事、気になることについて伺っている記事がアップ』が掲載中。

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『SCE社長、盛田氏の単独インタビュー記事、気になることについて伺っている記事がアップ』が掲載中。

SCE社長盛田氏が単独インタビューに応じている記事が掲載中。PS4の行方やソフトの充実度など、聞きたいことは多いと思いますが、どんな内容になっているのかどうか?といえますね。









――SCEJAのプレジデントに就任する際、前プレジデントの河野弘氏からどういった
ことを受け継ぎ、また今後は、どういったカラーを出していこうとお考えですか?

盛田 河野とは、いろいろ話をする機会があったのですが、河野から引き継いだという
よりも、SCEは代々、「タイトルが大事だ」という意識でやってきています。タイトルがなけ
れば、我々だけでは何もできない。ですので、デベロッパー様、パブリッシャー様と密に
コミュニケーションを取って、タイトルを大切にしていく、ということは河野もやっていま
したが、私も継続してやっていきたいと思っています。カラーというのは、あとから
皆さんが感じられるものだと思うのですが、いま自分たちを取り巻くまわりの状況を
把握し、それに合わせるにはどうすればいいのかを考えることが私の仕事だと思って
います。ですので、カラーは変わっていくもの、むしろ同じ色だといけないと考えています。

――たしかに、ゲーム業界を取り巻く環境の変化はめまぐるしく変わっていきます。
それにどう合わせていくか、と。

盛田 はい。そのためにどうするか。就任した翌日、社員のみんなを集めて話した
ことは、「一丸となってやろう」ということ。同じ目標に向かってみんなで走ろう、と。どこへ
向かうかは私が舵取りするつもりでいますので、そこへ一丸となってみんなで走ろうと
いうことです。また、それとは矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、我々は
それぞれがプロの集団だと思っていますので、各々のやりかたで力を発揮してもらい
たい。さらに、我々はエンターテインメント、夢を提供する会社です。自分たちが楽しん
でないとお客様を楽しませることはできませんので、明るくエンターテインメントの会社
らしくやっていこう、という話もしました。

――エンターテインメントの会社らしい明るい雰囲気といのは、SCEさんの伝統
でもありますよね。

盛田 そうですね。弊社の強みがあるとすると、ゲームが好きで、“PlayStation”が
好きで入ってきた人間が多いと思うのです。そういったゲームとPlayStationに思い
入れがある人が働く会社である、というのは継続していきたいですし、いまの子ども
たちが弊社のような会社に入りたい、入ったらこういうことがしたい、と思ってもらえる
ような会社にしていきたいと考えています。

――先日のカンファレンスで、プレイステーション4とプレイステーション Vitaが
先頭に立って、ゲーム業界を引っ張っていきたい、というお話をされていたと思い
ますが、現在の日本のゲーム市場については、どのように分析されていますか?

盛田 国内のプレイステーション4のローンチはすごく盛り上がったと思います。
ですが、海外と比較すると、需要が少し勢いが落ち着いた、と認識しています。この
状況は、プレイステーション4を買いたいと思った人に行き渡り、購入を考えている人は
「あのタイトルが出れば購入しよう」と、タイトルを待っている状態。これは作り手側も
同じような状況で、どのフォーマットに投資するか見極めていた期間があったと思います。
そういった状況から、ユーザーの方も作り手の方も「そろそろだよね」と思っていただける
段階にきたと感じています。

――それが、先日のカンファレンスで具体的に表れてきた、と。

盛田 はい。

――ここ最近、クリエイターの方々にお会いして感じるのは、プレイステーション4
に向けて「急がなきゃ」という雰囲気です。

盛田 そういう雰囲気は私もたしかに感じます。多数のタイトルを発表したカンファレンス
以降、タイトルを待っていまるユーザー様の意識も変わってきたのでは、と期待しています。

――2015年は有力タイトルが多数、発売予定となっています。今後のプレイステーション4の
ロードマップをお話しできる範囲で聞かせください。

盛田 やはり皆さんの気分が高揚するのは年末に向けてだと思います。まず、そこが
ひとつの大きな山で、我々にとっても勝負だと感じています。年末商戦に向けては、いままで
お待ちいただいているお客様に、「年末に向けてぜひ楽しんでください」といった施策を
打ちたいと思います。

――購入したい、と思わせる何かを用意している、ということですね。

盛田 はい。それは順次お知らせいたしますので期待してください。

――プレイステーション Vitaは順調に台数を伸ばしています。プレイステーション Vitaに
関しては、どういった印象をお持ちですか?

盛田 プレイステーション Vitaは、型番2000シリーズ以降、堅調に推移しています。また、
ソフトが好調だということは、パブリッシャー様も感じていただいていると思います。
プレイステーション Vitaは、“いい時期”にきていると思いますので、それをさらにもう
一段階、加速させたい。携帯ゲーム機は、ゲームライフのなかで、欠かせない要素
のひとつです。ですので、プレイステーション Vita単体というより、プレイステーション4
も含め、プレイステーションフォーマット全体としてプロモートしていきたいと考えています。

――プレジデントに就任され、初めての東京ゲームショウです。まだ開場して間もない
ですが(インタビューは18日、午前中に実施)、印象をお聞かせいただけますか?

盛田 宣伝ぽく聞こえるかもしれませんが、見どころ満載です(笑)。カンファレンスで
発表させていただいたプレイステーション4タイトルを多数揃えることができましたし、
プレイステーション Vita用タイトルも充実しています。ぜひプレイしてプレイステーション
のおもしろさを実感してもいただきたい。一方で、開発中のバーチャルリアリティー
システム“Project Morpheus(プロジェクト・モーフィアス)”では、ゲームの可能性も
感じていただきたい。プレイステーション4を核に、プレイステーション Vita、nasne、
PlayStation Plusといったネットワークサービスも含め、プレイステーショントータル
のサービス体験というのが、“プレイステーションプラットフォーム”の魅力だと思って
います。そして、Project Morpheusもその中のひとつとして、引き続き、注力していき
たいと考えています

――我々ゲームメディアとしては、もっともっとプレイステーションに盛り上がって
もらいたいと思っています。これからそのキッカケとなるタイトルがどんどん出てくる
のだと思いますが、最後に今後の意気込みをお聞かせください。

盛田 プレイステーション4のタイトルをお待ちいただいているたくさんの方に、ようやく
日本の市場に向けたタイトルを、まずは提示できたかなと感じています。提示したから
には、その魅力をお伝えし、盛り上げていくことはしっかりやっていきたい。次のステップ
として、パブリッシャー様やクリエイターの皆様とコミュニケーションを取って、また、
ユーザー様の意見にも耳を傾けながら、どういったタイトルを出していくか、ということ
も継続的にやっていくことが重要となります。年末商戦のその先に向けて、一丸と
なってやっていきますので、ご期待ください。


・・・とこれからに期待して欲しいというコメントになっていますね。PS3を持っている人が
PS4とのマルチ作品でもPS4を選んでくれるか?という面や、独占IPがどれだけ増えるか?
など突っ込んだ話はなくて、ちょっと残念ですが、国内の据え置き機は混沌としている
だけに、まずは任天堂から覇権を取ることを第一にやっていくんでしょうね。


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