『月刊サンデーGX』連載、「ISインフィニット・ストラトス」の第15話
一夏に知られてしまったシャルの秘密──男ではなく女の子だったのです、って読者は誰もが知ってましたけれど。シャワー上がりにバツの悪い雰囲気になるのは当然の成り行きでしょう。とりあえず熱いお茶でも飲もうかと差し出したところ、アクシデントで一夏の腕にかかってしまいます。シャルは慌てて手当てしてくれた際に腕が胸に触れてしまい、そこでお馴染のあのセリフが初登場!
おいおいおい、こんな表情で言われたんじゃメロメロになっちゃうよ!
ここからシャルの生い立ちや男に成りすました理由が語られます。長くなるので簡潔にしますね。
・シャルは愛人の子として生まれた。いわゆる婚外子です
・本妻に「泥棒猫の娘が!」と殴られたことがある
・デュノア社は経営危機に陥り、このままでは政府からの予算援助が全面カットされてしまう。男装したのは注目を浴びる広告塔として。また一夏に近付いて白式のデータを盗んでこいと言われていた
肩身の狭い婚外子ゆえに父親の・会社の言うことを聞くしかできなかった…いいように振り回されてきたことに一夏は怒りを覚えます。
生き方を選ぶ権利は誰にだってあるはずだ。親なんかに邪魔されるいわれはないと──
これはシャルだけでなく自分自身にも言ってます。一夏と千冬姉さんは親から捨てられた身。千冬姉さんの努力があったからこそ一夏がいま生きていられるわけで、シャルと千冬姉さんの苦労が重なって見えて熱くならずにいられないのでした。
シャルはこれからどうするかと訊かれ、フランス政府から代表候補を下ろされて牢屋に入れられるかもとのこと。
だったらここにいろ!
一夏の答えはストレート! 学園の特記事項に在学中においては国家・組織・団体に帰属しないとある。つまり学園にいれば少なくとも三年間は大丈夫だから、その間になんとかなる方法を見つけよう。別に急ぐ必要はないとシャルを落ち着かせるのでした。
この後、セシリアと箒が来てヒヤリとするもののセーフ。定食を持ち帰ってきたところでシャルが甘えてくるんですねー。
食べさせてって言われりゃそりゃ食べさせちゃうよ、いくらでも!
ついでに別の部分もくわえさせちゃうよ、そうともさ!
と、ここまではシャルのパート。残り6ページは箒について。「学年別トーナメントに優勝したら一夏とつきあえる」噂が広まってしまい箒は気が気でありません。優勝すれば文句なしだけれど、練習機が予約待ちの状況では専用機持ちとの技量は開く一方。「私にも専用機があれば──」との思いから記憶は過去へと遡る。
そもそも箒が引っ越した理由は、いや、引っ越さねばならなかった理由は姉にありました。それは「重要人物保護プログラム」。束(たばね)姉さんが発表した「IS」は世界を変えるものであったために、家族は保護対象となって政府主導により転居を繰り返さなければならなくなったのです。
あの日から…私はずっと、姉、束が好きではない──
知られざる箒の過去でした。一夏と離れ離れになったのはぶっちゃけ姉の仕業となります。それにしても束さんの胸は箒以上でしょう。けれどその年齢でウサミミはちょっと… つづく
ISシュガー&ハニー2 (オーバーラップコミックス) *9月25日発売
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素子が尊い犠牲のもと習得した技をいとも簡単に放つ使い捨て実験体名無しUQ HOLDER! Stage.50 強すぎる小夜子に夏凛ちゃん打つ手無し読解力なさすぎ泣ける名無しUQ HOLDER! Stage.50 強すぎる小夜子に夏凛ちゃん打つ手無し「闇竜の息吹」が精神を攻撃する魔法って事だろ
でなきゃ「闇竜の息吹」を食らって動けなくなった直後に
(精神への攻撃が私の弱点だ)
なんて話にならんだろ
大体、名無し昭和プロレスネタ満載の「紅の戦艦」が面白すぎるプロレスと軍艦が好きな私には大変いいお話です。総統SUQ HOLDER! Stage.50 強すぎる小夜子に夏凛ちゃん打つ手無し精神への攻撃って魔法の効果のことなんじゃないかな?名無し