GROUNDLESS1巻 「夫も娘も左目も失った。力が支配する時代を戦い抜く女狙撃手!」
影待蛍太氏が自身のホームページで掲載されている、架空世界を舞台とした戦場群像劇のWEB漫画を商業書籍化した「GROUNDLESS」1巻【AA】が20日に発売になった。
コミックナタリーによると『影待が自らのサイトにて発表してきたミリタリーマンガ。内乱が続く島国を舞台に、殺された夫の復讐を果たすため、街の自警団に狙撃兵として入団したソフィアの数奇な運命を描いていく』で、今回発売になった『GROUNDLESS』1巻には、第1話「隻眼の狙撃兵」、第2話「募兵」、第3話「たった3日で使える兵士になるわけがない」を収録(もくじ)。
コミックス「GROUNDLESS」1巻【AA】のオビ謳い文句は『私を狙撃手にしてください。夫も娘も左目も失った。選んだのは復讐という生き方』、裏表紙『たった1人の狙撃手の存在が、戦況を一変させる!ミリタリーファンの期待を裏切らない濃厚な戦闘シーン』で、ZIN秋葉原店のPOPは『戦場・力・復讐。力が支配する時代を戦い抜く女狙撃手!』だった。
個人WEBサイトで長期連載中の本格ミリタリーコミックを待望の単行本化! 内乱が続くアリストリア島。島で武器商を営むウォルドロン夫妻は、軍から銃の大量発注を受けるが、それは反乱軍と裏で繋がっていたグレゴリオ島軍大佐の罠だった。目の前で夫を殺され、娘を奪われ、自身も左目を潰されたソフィアは、唯一残された形見の狙撃銃を手に、復讐を決意する――。 コミックス情報
「GROUNDLESS」1巻【AA】の感想には、大炎上さん『けっこう本格的なミリタリーもの。特に照準器で狙いをつける場面の説明は今後の参考になりそうです(なる機会なんてねーよ)』、漫画まみれラノベづくしさん『未亡人となった隻眼の女狙撃兵というかっこいいキャラ立てが、ストーリーと見事にからみ合って構成されてて、ぐいぐい話に引き込まれていきます。生臭い感じの戦争ものという作品の雰囲気も味があっていいし設定も面白い』などがある。
なお、影待蛍太氏はあとがきでは『社会にも出れず10年ひきこもりやって、これからもひきこもりだと思うけども、ここまで支えてくれた読者の方々、拾ってくれた編集者さん、それから家族に感謝したい。この単行本で初めて知ってくれた方、これからよろしくお願いします』などの謝辞を述べられ、ホームページでは『単行本は3巻(穀倉地の戦い辺り)まで出してもらえる予定です。続巻できるかは売り出してみないとわかりません』とも書かれている。
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【関連リンク】
双葉社 / 「GROUNDLESS」特設サイト(第1話立ち読みあり)
「GROUNDLESS」1巻コミックス情報 / ショップ特典
影待蛍太氏のホームページ「COLDTURBINE」 / Twitter
GROUNDLESS-アリストリア改国戦記-
有隣堂 ヨドバシAKIBA店『GROUNDLESS』 第一巻発売記念の複製原画展
WEB発のミリタリーもの、GROUNDLESS1巻 - コミックナタリー
【感想リンク】
GROUNDLESS -隻眼の狙撃兵- 1巻 復讐を誓い自警団に入った女
隻眼の女狙撃兵というキャラ立てとストーリー。ぐいぐい話に引き込まれていきます
戦っている敵も元は同じ市民で勝っても何も得るものないという絶望的な状況
クールだけど熱い未亡人ソフィアと、迫力あるタッチで描かれる戦場が素敵すぎ
GROUNDLESS(1)-隻眼の狙撃兵- (アクションコミックス) 影待 蛍太 by G-Tools |