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大炎上 | GROUNDLESS -隻眼の狙撃兵- 1巻 復讐を誓い自警団に入った女
 

GROUNDLESS -隻眼の狙撃兵- 1巻 復讐を誓い自警団に入った女

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「GROUNDLESS(グランドレス) -隻眼の狙撃兵-」の1巻です。
雑誌社主体のweb漫画サイトではなく、漫画家・影持蛍太氏の個人サイトで公開していた漫画を双葉社がコミックスにしました。webでの原題は「GROUNDLESS -アリストリア改国戦記-」といいます。

軍と開放市民軍(反乱軍)との内乱が続いているアリストリア。武器の卸売店を営んでいたウォルドロン夫妻は、グレゴリオ大佐から1000丁を超える銃の特需を請ける。喜んで東奔西走して数を間に合わせたものの、いざ受け渡しの時間になって現れたのは軍ではなく反乱軍。大佐は裏で反乱軍と繋がっていたのだ。
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夫のルーペンスは撃たれて即死。赤ん坊のナディアは取り上げられ、妻のソフィアは左眼を失った。全てはこの大佐のせい! しかしハッキリとした証拠があるわけでもなく言い返せないソフィア。ならばこの怒りは自らで償ってもらうしかない!
夫が残してくれた狙撃銃を手にソフィアは自警団に入り、来るべき時のために狙撃兵となって復讐を誓うのでした。

とはいえ狙撃兵には簡単になれるものではありません。そもそも主婦から兵士になること事態、大変なこと。厳しい特訓により体力は向上したものの、狙撃の腕は…。全然なことに上官は諦めムード。それを遠方から見つめるのは大佐の手下。自警団に入ったことで監視していたのですがこれなら問題ないと たかをくくる。そこで大佐は反乱軍を指揮して自警団を壊滅させ、村を占拠する行動を開始する──

作戦が始まって村では火の手が上がる。自警団は応戦するものの勢いは反乱軍が上。何か阻止する決定的手段が欲しい場面でそれは始まった。狙撃です。一人二人三人と確実なヘッドショットで次々と倒れていくことに進撃の足が止まる反乱軍。それは他ならぬソフィアからのものでした。
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彼女をサポートする観測手(スポッター)は全弾命中してることに驚きを禁じえない! あの射撃訓練のときとは別人だと。ソフィアは曲がりなりにも武器の卸売店をやっており、銃の扱いは人並み以上だったのです。狙撃の腕は監視されてる視線を感じたので下手に見せていたものでした。

狙撃を恐れて完全に浮き足立った反乱軍に、自警団は攻勢に打って出る。この様子なら勝利するだろうがソフィアの感情は1km以上も遠くから指揮しているグレゴリオ大佐に向けられていた。復讐の時は来たれり!
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高まる感情を抑えこみ、大佐に向けて弾丸は発射される──
けっこう本格的なミリタリーもの。特に照準器で狙いをつける場面の説明は今後の参考になりそうです(なる機会なんてねーよ)。ただ主人公たるソフィアが、実質活躍するのは最初のエピソードだけってのが残念。彼女の暴れっぷりが発揮できる話が読みたいです。
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