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http://kyuukaiou.ldblog.jp/archives/1633017.html

今季限りでの退任を発表した楽天・星野仙一監督（６７）の後任は誰になるのか。
星野監督を「オヤジ」と慕う大本命の大久保博元２軍監督（４７）が複雑な胸中を明かす。

　「オヤジが退くという一報を知ったのは、テレビのテロップで。
『ニュース速報』って出たから地震かな？　って思ったら、
『楽天の…』って続くんで、えっ？　って頭が真っ白になっちゃって。
会見の中継も見たけど、呆然とするしかないよね。
つい２週間前に『今年のドラフトをどうしようか』とか話していたばかりだよ」

　退任について星野監督はもちろん、球団からも連絡はなかったというが、
大久保２軍監督は後継者レースの大本命と目される。

　「いまは何も考えられない。ただただ監督がユニホームを脱ぐというのが寂しい。
それだけしかないよ。あした（２０日）でファームの（本拠地）公式戦は
終わるけど、フェニックスリーグ（１０月６日開幕）もある。
いまはそこに向けて動くしかない。球団からの連絡もないんだから」

　当面は２軍監督としての職務をこなすしかないとの心境を明かしたが、
７月２日から２３日までの３週間、星野監督の代行を務め、
監督業としての視界が開けたともいう。

　「一番感じたのは相手のレギュラーとウチの２軍選手の力の差。
もっと成長のスピードが必要だと感じた。だからファームに戻ってからは
『このままだと１軍の試合に出られないまま終わっちゃうよ、
もっと練習量を増やさないと』と直接伝えるようにしている」

　自身が目指すのは「（星野）監督がやろうとしていた野球」といい、
「オヤジが使いたいな、と思ってくれるようなタイプを育てなきゃ。
元気のないヤツはダメ！」。

　１軍監督代行を経験したデーブ２軍監督の頭の中には、
目指す１軍監督像が出来上がっているようだ。

夕刊フジ 9月22日(月)16時56分配信　
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140922-00000002-ykf-spo