2014年09月23日 18:05
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1407507980/
今までにあった最大の修羅場を語るスレ2
- 715 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:31:26 ID:h1hl4cvCm
- これが修羅場と言えるかどうか分からんが俺の祖父と祖母の話をしてみたいと思う。
俺の祖父はT県、祖母はY県のK府で生まれ育った。
祖父は親族から将来を嘱望されて上京してきて鉄道技師として働いていたらしい。
いきつけの食堂で働いていた祖母を見初めて結婚に至ったと聞いている。
ただ今と違って昔は見合い結婚が主流で恋愛結婚って
特に田舎では遊び人のする事みたいに捉えられていたんだって。
だから祖父には既に田舎で決められた許婚が居て、それを裏切る形で祖母と一緒になった。
それ故実家とは絶縁状態になってしまったんだそうだ。
まあ捨てられた許婚の親族としてはとんだ赤っ恥をかかされたという事なんだろう。
今では考えられない話だが。
でも結局、祖父と祖母は親族の反対を振り切って一緒になったわけ。
それから二児をもうけて幸せな夫婦生活を送れるはずだった。
しかし、残念ながらそうはならなかった。
第二次世界大戦が始まってしまったんだ。
スポンサードリンク
- 716 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:32:42 ID:h1hl4cvCm
- 祖父は技師だったから最初は戦闘員として徴用されず、
整備要員として国内に留まっていたらしい。
でもいよいよ戦況が危うくなって、
最終的には祖父も戦闘員として徴用される事になってしまった。
派遣先はオーストラリア付近ににあるソロモン諸島という所で、
そこは二次大戦の中でも1、2を争う激戦地だったんだって。
祖父も生きては帰れないと思ったんだろうな。
船が出港する前に祖母に宛てた手紙が今も長男の実家に保管してあるんだが、
俺もそれを読ませてもらった事がある。
まず、御国の為に見事命を捧げてみせるという内容からはじまって、
たぶん生きて帰れないだろうから
息子二人をくれぐれもよろしく頼むという内容が書いてあった。
そして最後に女手一つで二人の子供を育てるのは厳しいだろうから、
君が好いと思う人が見つかったらその人と一緒になって下さいと綴ってあった。
これからの人生の方が長いのだから、私の事に捉われる事のないように、
という内容だったと記憶している。 - 717 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:33:40 ID:h1hl4cvCm
- 祖父がソロモン諸島に到着した頃には既にアメリカ軍に占領されていて、
祖父たちは奪還作戦に参加することになっていたらしい。
しかし物資輸送船がことごとく撃沈されてしまって、
完全に孤立無援状態になってしまったんだそうだ。
おかげで周りはバタバタと餓死しはじめるし、
弾薬も尽きかけてジリ貧状態に陥った。
当時その作戦に参加した兵隊の9割が戦死ではなく餓死か疫病死だったんだって。
正に地獄だな。
祖父の部隊も多分に漏れず、何もできないまま全員餓死する寸前になっていたんだそうだ。
部隊長が自決するか、米陣営に突っ込んで総員玉砕か、
どっちが良いか多数決で決めようという事になって、
どうせ死ぬんなら一人でもアメ公殺して死のうって事になったらしい。
夜半にジャングルの中からアメ公の陣営に飛び出していって
残った弾薬すべて使い果たそうという事になったんだって。 - 718 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:35:09 ID:h1hl4cvCm
- で、計画通りに決行したと。
ワ~!っと威勢よく飛び出していったは良いが、向こうだって馬鹿じゃない。
最初から来るの分かってて、出てきたところを集中砲火喰らって文字通り総員玉砕してしまったんだそうだ。
祖父も砲弾に吹っ飛ばされてそのまま気を失ってしまったらしい。
明け方になって気づいたら誰も居なくなっていたんだって。
死んでいると思って放置されたか、大量の砂塵を被っていたから
気づかれなかったかはわからないけど、そこに一人取り残されてしまったらしい。
ただ祖父はその砲撃で右の視力と聴力を失って頭部にも大きな裂傷を負ってしまった。
祖父は瀕死の重症を負いながら、食料を分けてもらっていた原住民のところに逃げ込んで
難を逃れたそうだ。
もともと祖父はインド人みたいに堀が深い顔立ちだから原住民に成りすまして
暫くそこで暮らしていてもばれなかったらしい。
そうこうしてる内に終戦して祖父も祖国に帰れるはずだったんだけど、
小野田上等兵と同じで完全に洗脳されちゃってるから、
米軍に捕まるぐらいなら自決せよが絶対命令だったから、
なかなか投降できなかったんだな。
でも何となく戦闘がなくなったという事は気づいていて、
一年ぐらいしてから原住民を装ってマレーシア行きの貨物船に乗せてもらったんだって。
ところがマレーシアは東南アジアの中でも華僑が多い国だろう?
ますます自分が日本人だと言い出せなくなってしまったらしい。
サモア系のふりして荷下ろしの仕事手伝っている内にすぐ2年3年の月日が経ってしまったんだそうだ。 - 719 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:36:12 ID:h1hl4cvCm
- 一方、祖母は完全に祖父がソロモンで戦死したと思い込んでいる訳だ。
また食堂で働き始めたはいいけど、そんなんで息子二人を育てていける訳もない。
実家に帰ることも検討したけど既に男兄弟が疎開したまま住んでいて、
とても自分が帰って食べさせて貰えるような状況ではなかったそうだ。
その当時はみんな凄い貧しかったんだな。
丁度困っていたときに、その界隈の世話役みたいな人が来て、
祖母を嫁に貰っても良いと言ってる人が居るんだけどどうだという話があったらしい。
子供二人も引き受けると、そんな良縁めったにないけどどうだ?と迫られたんだって。
写真で見る限り祖母は美人だったから子持ちでも貰い手があったんだろうな。
祖父の遺言で息子をくれぐれも頼むと言われていたし、ちゃんと学校にも行かせてやりたいし、
祖母は結局その縁談を飲むことにしたんだ。
仮にその相手を義祖父という事にする。
義祖父は先天的に右足が不自由で、それで兵役を逃れる事ができた。
呉服屋の倅で幸い店も焼けずに残っていたから稼ぎもそこそこあったおかげで、
俺の親父(次男)も長男も食うに困らず生活することができたんだそうだ。
そういう意味で祖母の選択は間違ってなかったと思う。 - 720 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:37:15 ID:h1hl4cvCm
- 問題なのはこれからだ。
祖母が義祖父との間に一児をもうけたあと、祖父が大陸から密航という形で帰って来ちゃったんだ。
町の誰かが祖父を発見して世話役のところに飛び込んできたんだと。
大変だ!祖父男さん戻ってきちゃったよ!って、そりゃ町中みんな大騒ぎになっちゃったらしい。
幽霊じゃないのか?とか、だって死亡通知が来たのに何で!とか阿鼻叫喚。
親父は覚えてないそうだが、長男がそのときのことを覚えていて、
幼いながらどうなるのか凄くドキドキしたと言っていた。
祖父は世話役の家に通されて、そこで俺が前述した戦場での事の成り行きを話したというわけ。
世話役も自分が祖母の再婚を勧めた手前、ばつが悪くてなかなかその話を切り出せなかったんだそうだ。
結局、祖父が事情を知ったのは祖母が乳児(三男)を抱いて現れたときだった。
祖母は泣くでもなく悲しむでもなく、ただ淡々と「ご苦労様でした」と一言いって
深々と頭を下げてたって。
祖父も動揺することなく「恥ずかしながら死に切れずおめおめと帰って参りました!」
と言って祖母に敬礼したらしい。
長男はそのときの二人を凄く奇異に感じたって俺に話してくれた。
普通ならお袋(祖母)は泣いてしかるべきだし、親父(祖父)は怒ってしかるべきだろうって思ったって。
命懸けて戦ってきたのに、これかよ!って普通は思うよな?って言ってた。
でも祖父は瞬時にそれを受け入れたみたいだったって。
「大きくなったな」って親父(次男)と長男を抱き上げてくれたらしい。
でも祖父の右の顔がケロイドになってて怖かったって言ってた。 - 721 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:38:20 ID:h1hl4cvCm
- そのあと、義祖父も来て世話役の家で宴会になったんだそうだ。
世話役は怒らない祖父の気骨をえらく気に入って、
働き口がなければ俺に任せろと言ってくれたらしいけど、
祖父はもう一度鉄道技師の働き口を探してみるからって断ったんだって。
長男は父親(祖父)と義祖父が意気投合して酒酌み交わしてるのをみて
子供ながらに心底ホッとしたと言ってた。
でも結局祖父はその夜、書置きだけ残して二度と祖母の前に姿を現さなかった。
自分が居ると要らぬ気を使わせてしまうから自分は故郷に帰ることにする
しかし絶対に私の事を気に病んでくれるな、君の選択は正しい
義祖父さん、くれぐれも元妻と子供をよろしく頼みます
そう書き記されていたんだそうだ。
祖母はその後、義祖父との間に二人の子をもうけた。
つまり上の二人が祖父の子、下三人が義祖父の子で計五人兄弟になった。
それから暫くして同じように東京で嫁いでいた祖母のお姉さんが尋ねてきたんだって。
上野の高架下で祖父男さんとよく似た浮浪者がいたんで声かけたら逃げてしまったんだそうだ。
多分、顔に裂傷を負っていたから間違いないだろうという事だった。
祖母は姉に向かって、何で黙ってお金を渡してくれなかったのと責めたそうだ。
あの人にだってプライドがあるんだから親族にそんな姿見られたら逃げるに決まってるって。
でも言い終わった後、「しょうがない」って言ってそれっきりその話は口に出さなかったらしい。
片目片耳が不自由でしかも顔にケロイドじゃ働き口が無かったんだろうなって親父が言ってた。 - 722 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:39:28 ID:h1hl4cvCm
- それから数年後の冬に大阪の警察から遺体の持ち物からあなた(祖母)の名前が入った写真が
見つかったんだけど心当たりがありませんか?と連絡があったんだって。
ちょうと署員の知人で写真に映った場所の周辺に住んでる人が居たんでわざわざ探してくれたらしい。
祖母は長男と一緒に汽車に乗って大阪まで行って、遺体を確認したそうだ。
祖父の死因は窒息死。
真冬の寒さと衰弱していたのとで食べ物がうまく喉を通らず、
そのまま窒息してしまったんだろうという事だった。
長男は翌日の汽車で帰って来たが祖母はそのまま留まり、
遺体を焼いてもらって遺骨を親族に渡してから帰ってきたそうだ。
長男は、その時も涙を見せない祖母を見て何て冷酷な人だと思ったらしい。
一方、義祖父は酒飲みである事を除けば確かに自分たちを公平に扱ってくれたし、
よく寄席や相撲に連れていってくれたりして血が繋がっていなくても分け隔てなく
平等に可愛がってくれたと二人共言っている。
実を言うと俺自身も生前義祖父に寄席に連れていってもらったり将棋を指したりした記憶がある。
とても人懐こいひとで人望も厚く、町内会でも顔役としてよく自治会長を引き受けたりしていたらしい。 - 723 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:40:13 ID:h1hl4cvCm
- ただ問題なのは義祖父が息を引き取ってからだった。
義祖父には姉が一人いる。
姉の旦那は戦死してしまった。
子供もいなかったので祖母同様再婚の話がありそうなものだが、何故だかそういう話はなかったそうだ。
親父の話によると姉は多分不妊症だったんじゃないかって。
だから貰い手がなかったんだろうって言ってる。
それで儀祖父の姉が自分の遺産を下の三人
つまり自分の弟と血の繋がっている三人に少しずつ渡しだしたのね
血の繋がってない長男と俺の親父(次男)には内緒で
それで祖母が激怒して、私が嫁に行くとき公平に扱ってくれるという約束だったはずと抗議したらしいんだけど、
姉は私の遺産をどうしようが私の勝手だと突っぱねたんだと。
そっから上の二人と下の三人の間がギクシャクしだした。
金っていうのはつくづく魔物だと思うわ。 - 724 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:41:21 ID:h1hl4cvCm
- 義祖父が他界してから暫くして三男夫婦が事業に成功したの。
それで金銭的に余裕があるから自分達が祖母の面倒みるって長男と次男に何の相談もなく
同居しちゃったもんだから関係は最悪になった。
おかげで長男と次男(俺の親父)は俺達は捨て子みたいなもんだって不貞腐れて、
祖母にまで怒りをぶつける険悪なムードになってしまった。
そっからの空気は俺も鮮明に覚えてる。
わざわざ祖父の本家まで尋ねていって、
事情話してまだ辛うじて健在だった祖父の弟と養子縁組して義祖父の姓抜いたんだから。
俺まで名前変わっちゃって参ったわ。
本家も、だから言わないこっちゃないって元々祖母は変な女だと思ってたんだと哀れんでくれて、
縁組までの経過は実にスムーズだったらしい。
ただ遺骨はこっちで引き取ってないよって言われたんだって。
でも祖母とも険悪になってしまったんで事情を聞けずに月日だけが過ぎていった。 - 725 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)08:42:11 ID:h1hl4cvCm
- 祖母が老化で足腰が弱くなって寝たきりになりだした頃、三男から長男に、
お袋が最後はそっちで面倒みて貰いたいと言ってるんだけどどうかと連絡が来た。
長男は、一番手がかかる状態になって厄介払いされたんだろうと思ったそうだが、
拒否するのも癪だから引き受けたんだそうだ。
祖母は長男の家に引き取られると、次男(親父)を呼んでくれと頼んだらしい。
ボケる前に言っておきたいと前置きして
まず、公平にするという祖父との約束を果たせなかった事は本当に申し訳なく思っているということ
下の三人に和解するよう何度も説得を試みたが叶わず
自分の力不足を痛感してるということ
しかし下の三人も自分が産み落とした子だから分け隔てすることが出来なかったということ
だから足腰が丈夫な内は三男に世話になることにして、最後は二人(親父と長男)に
看取ってもらいたいと思っていたこと
そして四谷のお寺に祖父の墓を立ててあるということ
自分が亡くなったら分骨して半分はそこに埋葬してほしいということ
隣に二人の土地も買ってあるから自分で墓石を立てなさいということ
しかし自分と祖父の墓には他の人の骨は入れないで欲しいということ
墓碑にも他の人の名前は絶対に刻まないで欲しいということ
墓石代と墓守代として一千万用意してあるから二人で分けて使いなさいという事を伝えられたそうだ。
実の母親から裏切られたと思っていた長男はそれ聞いて号泣したらしい。 - 726 :◆Y9U3ssULxo : 2014/09/23(火)08:43:03 ID:h1hl4cvCm
- それから半年も経たないうちに祖母は静かに息を引き取った。
結局その一千万は下の三人の知るところとなってしまい、
没後弁護士たてられて綺麗に五分割されてしまったが。
親父も長男も不思議とその件について怒ってる様子はなかった。
先日、親父と墓参りに行ってきた。
親父は線香をあげながら
「お袋はしょうがないっていうのが口癖だったけど、
ずっと自分にそう言い聞かせながら生きてきたのかもしれないなぁ」
と感慨深げに言っていた。
何かそれを聞いて不覚にも泣けてしまった。 - 727 :名無しさん@おーぷん : 2014/09/23(火)12:35:12 ID:dQ1cvhVR3
- 厳しい時代の中でも自分を見失わずに
その時その時に出来ることを精一杯やって
状況の中では最善だと思う選択をして生き抜いた
立派なお祖母様だよ。
理不尽だけどどうしようもないことは
「しょうがない」で諦めるしかなかったんだよ。
コメント
報告者の父親の異父兄弟3人は地獄を見るといい。
この話は誰かが地獄を見るべき悪人という話じゃないと思うが…。
複雑な血縁の家庭って色々難しいもんだし,時代に翻弄されてそれぞれ頑張ったけど
どうしようもないすれ違いも起きてしまったというだけだと思うな。
※1
それを言うなら元凶の義祖父姉もな
というか祖父が哀れすぎて健気すぎて…
>>1
そんな簡単な話じゃないだろう。
金銭的に困ってたわけでもなさそうだし、母親の遺志くらい汲んでやればいいのにな
それこそしょうがないことなのかもしれんが…
なんか…登場人物にクソしか居ないな…
下三人は義祖父の姉から普段から自分達だけ優遇されたり
ある事ない事吹き込まれたりしてたんだろうな
強いて挙げるなら義祖父姉だが、これは誰が悪いとか簡単に言えないよなぁ。
どんな奇麗事を並べたって、祖父姉もやっぱり自分の金は血の繋がりがある子に遺したいと思うだろうし。
まぁ長男と次男は、母の本音を聞けて良かったんじゃないかな。それを知らずに恨んで生きていくのと、しこりは残っても母の本音を知ってるのでは色々と違うよ。
うーん
よくわかんない
単純な感想でいいっすなぁ。マンガでも読んでろ。
最後だけトリついてたので「創作文載せてる人の署名かな?」と気になってしまったw
やはり異父兄弟3人は欲の皮が突っ張ってたと言わざるを得ない
義祖父姉の金を3人だけで受け取った上に
祖母が長男次男に残した金まで欲張ったのだから
異父兄弟3人が祖母の思いに至れていればきれいに収まった話だった
>>結局その一千万は下の三人の知るところとなってしまい
口を滑らせたマヌケは誰だよw
あと義祖父姉さん?
本人は自分と血縁ある実孫に相続させるのは当然なんだろうがいらん確執の原因作ったな。
時代の生んだ悲劇だなあ。
米13
没後、遺産分けする時に金融機関に照会かけたした時にでもわかったんだと思う。
義祖父の姉の気持ちもわからんでもないが、もう少し賢ければ良かったのになあ。
しょうがないと諦め続けていた女性が人生の最後に望んだのは、
本当に好きだった人との間に出来た息子たちに看取られ、
本当に好きだった人と二人だけの墓に入ることだったと…(泣)
これは時代が悪かったとしかいいようがないというか。
それぞれの気持ちはよくわかるし。
ただ、祖母は墓守代は遺言状作っておけばよかったのにな。
そしたら異父弟たちへのは遺留分だけですんだのに。
まあ前夫の子供に残した墓関係のお金にまで実子が口出してくるとは思わなかったんだろうけど。
>>724 の遺骨云々は祖父さんのか…考えたら、見合いじゃなく恋愛結婚した時点で
祖母さんも変な女呼ばわりされるくらい祖父さんの本家から疎まれていたんだもんな。
そりゃ最後の最後には、二人っきりになりたかっただろう…。
今日はお彼岸か…合掌。
こういう家庭だと義祖父は血のつながらない上の子を意識的に可愛がって兄として立てたりするし
祖母は「平等に」というのが強くて視点が上の子中心だったりする。
それが子供だと「えこひいき」に見えたりもする。
最初の夫は恋愛結婚で,次の夫は生活のための見合い結婚という事実があるから
本音では本当に愛しているのは上の子達だけなんだと思っても無理もない部分はある。
義祖父姉はそれが不憫に見えて,財産だけでも自分の補助で差をつけてあげたかったのかもしれない。
血縁からすると正当な義祖父姉からの贈与にはケチつけたくせに,実母からは特別に
1000万をもらう図々しさとダブルスタンダード。
養子縁組してくれる義祖父弟がいるのに,義祖父姉が同じように血縁者だけを優遇することは
許さない狭量さ。
全部想像だが,異父兄弟達視点ではこん感じかもしれん。
異父兄弟の関係者からの書き込み見てたら全然違った感想になる可能性もあるよ。
難しいんだよ。
まぁまぁ、下の兄弟たちにも色々と思うところはあるのだろう。
そっちからの話も聞かんと悪人扱いはできねぇよ。
しかし、人知れず逝った祖父が気の毒なのは違いない。
義祖父姉も悪いわけじゃないよな
公平に、という約束は普通は義祖父との間のものだろ
義祖父姉が自分の遺産を実の甥達に分けるのまで
公平にというのはちょっと要望として筋が違うと思う
戦後は再婚後死んだはずの夫が帰って来ること結構あったみたいだね!
なんか酷だね…
うちも父方祖母が戦争未亡人でその弟と夫婦になったから、何となく解る。
見合いで祝言を上げてすぐに徴兵されて、戦し報告後すぐに弟と夫婦になって、でまたすぐに徴兵。
祖父が帰国したのは7年後。すでに6歳になった父がいた。
幼い頃を知られてない父は後に出来た叔父や叔母よりも可愛がってもらえなかった。つか、ぶっちゃけきつかったらしい。
それなのに田舎だから、何かあったら長男に面倒を看てもらうだのなんだの。
戦時の風習も田舎の長男教もそういう時代だったから仕方がなかったとは思う。
祖父母の気持ちもわからなくもない。
でも父には罪はないし、辛かったと思う。
大人になればなるほど心情が理解出来たり出来ない部分もあったりで、複雑だったろうな。
母が色々な意味で良い伴侶だったおかげで、幸せな人生を送ってるけどね。
お金で色々あるのは分かるが、下が分かる人間なら法律だけで権利主張せんわ。
歳いっていようが墓守の大変さも分からん馬鹿ガキみたいなもんだったんだろうな。
途中からこんがらがってきた
漫画で読みたい
誰が悪いわけでもないと思う。祖父母さんのおかげで今の自分があるのだから、祖父母さんや義祖父さんに感謝してればいいんじゃないの?本当に大変な時代だったんだね。
戦後の混乱期の戸籍の乗っ取りとかなりすましとか多いんだよな。
今朝日新聞のアレで話題の吉田清二とか、「つまるところ何者なんだかよくわからない」というのが結論だし。
誰も悪くないだろうこれ。
非難してるの、若すぎ。
義祖母姉の金を狙うなよ
血がつながってる子に渡すのが当然で、それは勝手
人の金を狙うほうが悪いんだよ
最期に嫁さんが帰って来て嬉しかっただろうなあ。
どうしようもないことって人生のうちにいくつかあるし誰かが悪いってわけじゃない
切ないなあ
登場人物のうち誰が一番悪いかを判断してくださいってんじゃないんだ。
こういう話で短絡的なこと書いてるやつは自分の浅さを露呈してるだけだぞ。
書面で残してないし、色々と配慮が足りなかったね
下の3人は伯母の遺産をこっそり貰ったくせに母親の残した金に弁護士まで立てて手を出すなんてがめついね
つか戦争で怪我しても生き残った兵士に何の保証もなかったんだな
しょうがない、で済ませるしかなかったのも分かるんだが没後に弁護したててまで墓の代金分けるとはな・・・
名誉の負傷を負ったのに行政の世話にならず浮浪者になったのは
あの時代の方々のプライドだったんだろうなあ。
本当に生きてて申し訳ないって思ってたんだろう。
色々泣けるわ。
義祖父姉、本当に不妊だったのかはわからないけれど
夫を亡くし子供もなく、実の甥に自分の金を残してやりたいと考えるのは当然のことだと思う
これが援助が必要な年齢の子供なら、5人平等にっていうのもわかるけれど
もう大人なんだしそういう事情は理解できたはず
戦争に行っていた祖父がいると言うことはコイツも相当なオッサンだなという感想しかない
あるよ傷痍年金…。1950年からだから情報がないと零れただろうけど。
遺言を書面に遺さなかったのは、あくまで秘密にしたかったからかな。
逆効果になっちゃったけど。
報告者の父親と伯父は、所帯を持って子供もいるのに、兄弟揃って養子縁組みして苗字を変えたのか
珍しい話だな…
昔、結婚は「家」との約束だったから。
祖母が、「義祖父家」とした結婚の条件が「子供を公平に」なら、
義祖父姉にも約束を果たして欲しいと望んだのは理解出来る。
子供守る為に体張って、愛した人と一緒にいることすら諦めたなら、猶更だと思う。
祖父が不憫すぎる…
>だから足腰が丈夫な内は三男に世話になることにして、最後は二人(親父と長男)に
>看取ってもらいたいと思っていたこと
なんでやねーん
いや、婆さんにしてみたら体がまだ丈夫で
相手方に弱みというかそういうのが無いイーブンな状態で、
長男次男相手には衰えきった自分を預けられると思ったとかそんなんか知らんけど
なんでやねーん!
あと義祖父姉の件でギクシャクしつつも
その後の祖母引き取りの件では祖母がきちんと立ち回って話を付ければ
そこまでこじれにこじれるようなことがなかったんじゃないかと思う
こればっかりは皆の実の母である祖母しかできない、祖母だけが出来ることだったのに
兄弟間を放置しすぎだよ婆さん
前半はドラマみたいだな、いろいろ考えさせられる
後半の金の問題はいくらでもありがちな話
似たような話はいっぱいある
祖母さんは最後だけでも思いが届いて良かったね
祖父が立派過ぎる…。人間出来過ぎでしょう。
障害が残って仕事が見つからないこともわかっていたのかもしれない、自分では妻と子供を幸せに出来ないと。
プライドとか、見栄もあったと思う。
それでも最期が悲しい、ずっと死んだものとして生きていたのかな。
お国の為に、家族の為に戦いたくもないのに戦って。
5人の子供に対する平等とはあくまで義祖父、祖母が与えるもののみで考えるのが普通ではないだろうか。
だから義祖父姉の財産に関しては適用されないし、逆に祖母の財産は平等に分けられるべき。
悪いことがあるとすれば、家族での話し合いがなかったことだな。
釣り記事だな
祖父がバンザイして生き残った証言が詳細すぎる
護国の為の戦った当時の日本兵は生き残った事を恥と
思いなかなか語らない
※28
文盲乙
コメントの投稿
「トメ」「コトメ」などの意味がわからない場合は「2ch用語集」をご覧ください。