男「木こりくんとビッチちゃん。」
- 1: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/09/09(火) 13:14:24.89 ID:xP8WCUIDo
男「彼女ほしい」
友「作れば」
男「今お前は多くの人類を敵に回した」
友「何故だ」
男「てか出会いがあればとっくに作ってるよ」
友「出会いか・・・・・・」
男「そう、出会いだ」
友「女の子紹介してやろうか」
男「マジか」
―――― 後日
美少女「こんにちわー♪」
男「こ、こんにちは(なんて美少女だ!)」
友「俺の知り合いだ」
男「お前尋常じゃない知り合いいるんだな・・・・・・」
友「まぁな。コネクションには自信があるぞ」
美少女「あの、少し聞きたい事が・・・・・・」
男「何かな?」
美少女「年収はいくらくらいもらってるんですか?」
男「は?」
男「は?」- 2: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/09/09(火) 13:20:56.01 ID:xP8WCUIDo
美少女「え?年収って言葉知りませんか?年間の合計の収入のことで……」
男「いやそっちは知ってるけど……俺まだ大学生でバイトだから年収って言うほどのものは」
美少女「チッ」
男「舌打ち!?」
友「こういうヤツなんだ」
男「何で紹介した!?」
友「ワンチャンあるかなって」
美少女「マジかよ~~、期待して損したわ」
男「口調が!」
友「こっちが普段だから俺はむしろ落ち着く」
男「マジか!」
美少女「あー……時間無駄にしたわマジ」
男「自分をボロクソに否定された上に休日潰された俺の身にもなれ」
美少女「いやホント申し訳ねっすわー」ケラケラ
男「(謝る気が皆無だ!)」
友「うーん、ワンチャンなかったか、スマンな」
美少女「何?そういや彼女いないんだっけ?」
男「うっせぇな悪いか」
美少女「いや悪くはないよ。私だっていないし」
男「ぷぎゃーーwwwww」
美少女「……あーあ、女の子紹介してあげようと思ったんだけどな」
男「あっすみません大変申し訳ありません是非紹介していただけるとありがたいと感じております」
美少女「ダッサwwwどんだけ飢えてんのwww」
男「ダサくてもいい、それでSEXできるなら……!」キリッ
- 4: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/09/09(火) 13:26:21.20 ID:xP8WCUIDo
美少女「なんかふっきれてんね……いいよ。私の友達紹介してあげるよ。ビッチだけど」
男「ビッチかよ」
美少女「ヤりたいんでしょ?だったら丁度いいじゃん」
男「まぁそうだけどさ……かわいい?」
美少女「学歴で言うところのマーチくらいかわいいよ」
男「すっげぇ判りづらいたとえすんだな……」
美少女「会えばわかるよ。あーこういうことだったんだなーって。
よし、来週の平日の昼間どっか空いてる?」
男「平日の昼間?まぁ空いてるとこは空いてるけど」
美少女「おっけー、後で詳しい連絡してやっから。感謝しろよ」
男「はい、誠に感謝しております」
美少女「出世払いでいいからね♪」
男「やさしいなぁ」
美少女「あ、これ冗談だと思ってる?本気だからね」
友「こいつは出世したら本気でくるぞ」
男「マジかよ……」
美少女「金持ってるところから吸う。これ世界の基本。オーケー?」
男「女ってこええ」
美少女「私は流石に特例だから安心したらいいよ。皆もっと(表面は)お金なんて気にしてないから」
男「ん?今なんか混じったような……」
- 5: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/09/09(火) 13:31:10.29 ID:xP8WCUIDo
―――― もっと後日
男「わくわく」
カランコローン
美少女「お、早いじゃん。関心関心」
男「おはようございます」
ビッチ「この人ー?」
美少女「そうだよ」
男「(かわいい!学歴で言うところのマーチくらいかわいい!)」
ビッチ「こんにちはー。はじめましてー」
美少女「ビッチって呼んであげて」
男「ねえ、流石に初対面からそのあだ名は酷くないか?」
ビッチ「え?そうかなー……?」
男「気にしない系なの?」
ビッチ「別にぃー?どっちかといえばあってるよーな気がするしね~」
美少女「それじゃ、私用事あるから帰るねー。楽しんできてー」
男「あっはい……」
カランコローン
男「えーっと……」
ビッチ「ビッチでいいよお」
男「流石に酷いからビッチちゃんにしよう」
ビッチ「何かかわいいねぇ、それ」
男「そういうの気にしないタイプなんだね」
ビッチ「うーん……ていうか実際ビッチって言われるし……合ってるような気もするし。
なんていうんだっけ、長いタイは洗わず?」
男「……名は体を表す?」
- 6: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/09/09(火) 13:55:50.68 ID:xP8WCUIDo
ビッチ「それそれー!木こりくん、頭いいねー!」
男「木こりくん……?」
ビッチ「え?違うの……?そう紹介されたんだけど」
男「俺別に木こりじゃないんだけど」
ビッチ「違うよー、ほらファッションのこと」
男「……木こりファッション?」
ビッチ「そうそう、『絶滅した木こりがまだ存在したwww』とか喜んでたよー」
男「あの野郎」
ビッチ「ごめんねぇ、悪い子じゃないんだけどねぇ」
男「仲いいんだね」
ビッチ「うんー。中学の時ねー、ずっと一緒だったの」
男「へぇ、ちょっと意外だな」
ビッチ「あの子ねー、今でこそ清楚系だけど、昔すっごいヤンキーでねー」
男「ほほう」
ビッチ「わたしとなんか凄い波長あってねー。ずっとつるんでたのー」
男「ビッチちゃんはヤンキーだったの?」
ビッチ「ううん?ヤンキーじゃなかったんだけど、中学の時から学校サボりがちで、
服装もだらしなくって、注意されても止めなかったから、ヤンキーみたいなもんだったよー」
男「服装くらい直せばいいのに……」
ビッチ「きゅうくつなのがどーしても駄目でさー……」
プルン
男「(だからこんな胸元の開いた服着てるのか……すげぇ谷間だな)」
ビッチ「……興味ある?」ニコ
男「はい!?何の話ですか!?」
ビッチ「あははー!木こりくん面白ーい!ドーテイみたい!」
男「童貞で何が悪いよ!?」
ビッチ「……え?本当に童貞なの?」
- 7: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/09/09(火) 15:06:51.81 ID:xP8WCUIDo
男「そうだよ!20になっても童貞だよ!文句あっかよ!」
ビッチ「文句はないよー」
男「ならほっといてくれ。こっちだって好きで童貞やってるわけじゃないんだ」
ビッチ「ほっといたほうがいいの?」
男「え?」
ビッチ「え?」
男「……め、面倒みてくれるんですか?」
ビッチ「何で急に敬語なの」
男「え、いやその……」
ビッチ「かわいい」
男「はい?」
ビッチ「かーわーいーいー!!」ギュー!
男「おうわ!?(柔らかッ!!)」
ビッチ「ああ、やっぱり純粋な子っていいよね。本当いい……。
できればずっとこのままでいてほしい……」
男「何歳だよ」
ビッチ「同い年じゃなかったっけ?」
男「そうだけどさ……」
ビッチ「むふふー♪」
男「何かすごい楽しそうだなぁ……」
ビッチ「いやー、木こりくん見た目好みなのに中身まで好みなんだもん。嬉しくなっちゃうよーそりゃ」
男「(こ、これは遠まわしな告白では!?)」
- 8: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/09/09(火) 15:11:23.92 ID:xP8WCUIDo
ビッチ「うーん……ここだとまわりの目があれだねー。どっかで飲みなおそうよ」
男「飲みなおしってか、酒飲んでないけどな」
ビッチ「それもそーだね。どっかこのあたりで、昼過ぎでもあいてるよーな安い居酒屋ないかなぁ」
男「ん?お金の心配?それなら俺が出すよ」
ビッチ「え?いいの?やったじゃあ素直にごちそうになりまーす♪」
男「軽ッ……」
ビッチ「あ、ダメだった?」
男「でもなんか意外だな、お金そんな気にするタイプなんだ」
ビッチ「あ、えーっと……これは話せば長くなるから……あとでもいい?」
男「あ、うん、言いにくいことなら……」
ビッチ「違うの、聞いてほしい事なの」
男「そっか、とりあえず近くの居酒屋で……まぁ別に、飲むだけなら我が家でもいいんだけどね」
スマホスッス
ビッチ「ん?」
男「ん?どうしたの?」
ビッチ「おうち、空いてるの?」
男「ていうか一人暮らしだからね」
ビッチ「おうちがいい!!宅飲みしよ!宅飲み!」ニコーッ!
男「テンション高ァッ!」
ビッチ「やっぱりなんといってもおうちメシだよ!リーズナブルだし、多少ハメはずしても怒られないし!」
男「(ていうかいいのか……?初対面の男の家で宅飲みって)」
男「(んなもん襲われてもおかしくないんじゃ……あっ)」
ビッチ「?」ニコニコ
男「ああ、なるほど……」
- 9: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/09/09(火) 15:14:20.08 ID:xP8WCUIDo
――――
ガチャー
ビッチ「ただいまー!」
男「おかえり……?」
ビッチ「わー!いい所だねー!」
男「そうか?一人暮らするにはいい部屋だけど、普通に狭いぞ?」
ビッチ「ううん、なんてゆーか、綺麗だし、なんかデザインがすきー」
男「(まぁ彼女ができたときのために部屋の掃除は欠かしたことないしな……)」
ビッチ「いいなぁ……ここ住みたいなぁ」
男「住む?」
ビッチ「え?お母さん持ってきてもいい?」
男「それはちょっと流石に飛躍しすぎじゃないですかね」
ビッチ「今お母さんと二人暮らしでさー。一人にするのはちょっとかわいそうかなって」
男「一理ある。てか、そっか……二人暮らしなんだ」
ビッチ「うん。うちのお母さんもとキャバ嬢でね?なんかお金持ってる人と不倫してね?
それで私ができたんだけど、養育費として手切れ金もらっただけで別れたんだってー」
男「想像以上に重くてビックリしてる」
ビッチ「やっぱそうなんだ。わたしからしたらこっちが日常だからさー。重いとかよくわかんない」
男「うーん……価値観の違いってヤツか」
ビッチ「あとお母さん、今はスーパーでパートさんやってて楽しそうだよ?モテモテなんだってー」
男「(まぁこの親なら巨乳でキレイなんだろうな……おお、すげえいいな)」
ビッチ「だから今は幸せってゆーか……あ、でも中学とかは嫌だったよ!」
男「へぇ、反抗期なんてあったんだ」
ビッチ「うーんと、お母さんが嫌っていうか、校則とかめんどくさかったんだよねぇ。朝起きるのも嫌いだし」
男「朝起きるの嫌いってよっぽどじゃん」
ビッチ「うん。だからしょっちゅう遅刻するんだけど、そのたびにセンセーがうるさくってさぁ。わたしバカだから、言い返すこともできなくってねー」
男「大変だったんだな……」
- 10: ◆ZWAJnJ4q9E:2014/09/09(火) 15:18:25.49 ID:xP8WCUIDo
ビッチ「そのときに知りあったんだぁ」
男「ああ、あの性悪と……」
ビッチ「口は悪いけどいい子だよ?あの子はねー、センセーにむかってユーモーカカンに立ち向かっていってねー。
すごいかっこよかったんだよー」
男「ああ、口強そうだもんなー……」
ビッチ「わたしと違って成績もすっごいよくてねー。センセーもぐぬぬーって感じだったよ!
すごい気持ちよかったなぁ~……」
男「(発言が何かエロいぞ)」
ビッチ「結局あの子はすごい大学にも合格しちゃうし、憧れだったな~」
男「(顔よし、頭脳よし、性格悪しか……どこで間違えたのやら)」
ビッチ「そういえば木こりくんも大学行ってるんだよね。えらいよねぇ~」
男「偉いか!?うちは2.5流って呼ばれてるすげー微妙な大学だぞ!」
ビッチ「それでも偉いよー。結局わたし、高校途中で止めちゃったもん」
男「最終学歴中卒!?」
ビッチ「アルバイトはじめてさー。すごい楽しくてねー。学校とかコメント一覧
-
- 2014年09月25日 15:54
- 友達としてなら良いんじゃないスかね
-
- 2014年09月25日 16:45
- ビッチちゃんかわええ
-
- 2014年09月25日 16:49
- ビッチなんだけどなんか良かった
-
- 2014年09月25日 17:19
- 俺の元カノもこんなビッチならよかったのに
-
- 2014年09月25日 19:17
- 美しい愛ですね
-
- 2014年09月25日 20:40
- いいなぁ、びっちちゃん…
-
- 2014年09月25日 21:42
- こういうネタエロ的なSSを求めていた
-
- 2014年09月25日 21:45
- なんか…良い(*´▽`*)
-
- 2014年09月25日 22:28
- お疲れさん。 お幸せに!
-
- 2014年09月25日 23:00
- いいなぁ……。純粋すぎる女の子だ。
…………いいなぁ(泣)
-
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