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http://chaos-info.ldblog.jp/archives/8547855.html

　『バレットガールズ』をやっとプレイし終わった。
　発送が遅れ、8月25日に届いたが、途中の作業的なところを消化する元気がなかなか湧かず、一ヶ月かけてやっとである。おブラ（表記は原作準拠）を集め、おパンツ（表記は原作準拠）を集め、アイテムを買うために60回も70回も同じミッションをこなし、やっと、終わった。

　申し訳ないが、TPSとしてはクソゲーだった。
　解法を突き詰めると「ひたすら×ボタンの緊急回避でローリング（無敵状態）し続けて立ち上がりのオートエイムで超遠距離からアサルトライフルで撃ち続ける」に落ち着いてしまう。とにかくゴロンゴロンし続け、敵の射撃の合間に射撃、敵が弾を込め終わったらまたゴロンゴロンする。
　マップの起伏とか、武器の使い分けとかは考えなくても良い。
　倒したいならアサルトライフル、脱がしたければ手榴弾。
　これだけで決着がつく。
　開発を担当したシェイドの過去作『アサルトガンナーズ』も「ブースト移動しながらホーミングミサイルをぶっぱし続ける」だけでプラチナ取得までなんとかなるゲームだったが、この辺が悪い意味で変わっていない。そろそろ「敵の物量を増やす」以外で難易度調整をすることを覚えるべきだと思う。
　衣装破壊も敵のモブの顔がワンパターンで髪の色と服装を変えているだけだから飽きてくるし、そもそも衣装破壊を狙っていたら殺されるか時間切れになる。寄り道がウリなのに時間制限がある、みたいなチグハグさである。
　ダッシュもカバーアクションも匍匐前進もジャンプも全部○ボタンに振られているからしばしばもたつくし、近接攻撃のキック（これはR＋○ボタン）も実用性皆無だし、とにかく全てが浅い。

※走り出そうとすると引っかかる例




　そして、ストーリーもおバカなシナリオとしてまとまっているわけでもなく正直意味不明な点だらけで、キャラ描写も何処かで見たテンプレでしかない。
　頻繁に声を聞くことになるモブの声がキャラの見た目にミスマッチだし、この辺も『アサルトガンナーズ』（花澤香菜や藤原啓治を起用した割に台詞がテンプレそのもので事務的）そっくりである。
　ということで、僕は「社内にシナリオを書く人がいないのでシナリオ担当を内々で押し付けあってるんじゃないか」と疑っている。割とマジで。

　と。
　ここまで書いておいてなんだが、僕はこのゲームが嫌いではない。

　なぜか。
　１．エロイから。
　２．性的だから。
　３．興奮を煽るから。
　以上。

　エロイのだ。
　若干アヘりがちなところや、ちくわやバナナを咥えさせるところは好きじゃないが、キャラモデリングはトゥーン系としてはトップクラスの水準だし、数は少ないが衣装も気合が入っている。
　衣装破壊は前述の理由でｇｄｇｄだが、執拗にヒロインの身体にタッチしまくって喘がせる尋問特訓とか匍匐前進中にお尻にタッチしまくれる意味皆無のシステムとか、僕は好きである。というか、よくできた３Dモデルを動かせるだけで結構嬉しいものである（スケベ的な意味で）。
　脱衣麻雀ゲーのためにセガサターンを購入した高校時代を送った僕には、いくらTPS部分が浅かろうと、このゲームをクソゲーと断じることは出来なかった。僕の中の少年がそれをさせなかった。


















　すごく挑発的な笑みを投げかけてくれるので部長が好きだった……


　でも、髪型が変えられないこと、靴下が設定できないことが不満だった。
　スク水装備があるのにスク水ニーソが出来ないというのはどういう了見なのか。
　あと、尋問時の台詞がほぼ全キャラ共通なところとか、頑張って声を押し殺そうとするパターンが皆無なところとか、もうちょっと欲しかった。モデル鑑賞モードもないし、跳び蹴りのアクションがあるのにカメラワーク的にその瞬間のパンチラは見られないし。
　

　２が出たら買うので何とかしてください。


　あとこのゲームのせいでホットパンツ＋ガーターベルトの組み合わせに尋常ならぬ魅力を感じてしまう身体になってしまった。泣きそう。