パナソニックが、小型ミラーレス一眼カメラLUMIX GM1S を発表しました。昨年11月発売のGM1 の基本性能はそのまま、いくつかの機能を追加するとともに本体カラーを変更したマイナーチェンジモデルです。
主な新機能は:
- 短い動画をスマートフォンに転送してショートムービーを作る「スナップムービーモード」
- P/A/S/M モードで「クリエイティブコントロール」と同じ22種の画像効果(フィルタ)を使用可能
- カメラのモニタに表示したQR コードをスマートフォンで読み取ってWiFi 接続
- スマートフォンを経由せず、カメラから直接SNS へ画像をアップ可能
- 拡張ISO100 の新設
1のスナップムービーモードは、2秒、4秒、6秒、8秒の短い動画を撮影してスマートフォンへ転送し、つなぎ合わせてショートムービーを作る機能です。
2は、GM1では最初にモードダイヤルで「クリエイティブコントロール」を選ばないとフィルター効果を利用できませんでしたが、GM1S ではP/A/S/M モード選択時でもクリエイティブコントロールと同じ画像効果を適用可能になりました。
3は、カメラのモニタに表示したQR コードを、iOS/Android 用アプリのPanasonic Image App で読み取ると、カメラとスマートフォンがWiFi 接続できる機能です。
ほか基本仕様はGM1 から変わらず、マイクロフォーサーズマウント、4/3型 有効1600万画素 Live MOS センサ、画像処理エンジン「ヴィーナスエンジン」、原色カラーフィルタ、ISO感度最大25600、高速オートフォーカス(コントラストAF)、最大画素数16M で連写5枚/秒、AF追従連写4枚/秒(4M 撮影時は最高40枚/秒)。
背面モニタは3型104画素の静電容量式タッチパネル。記録メディアはSD / SDHC / SDXC カード。高速転送規格UHS-I に対応します。
インターフェイス類は、802.11 b/g/n WiFi、USB2.0、microHDMI、AV 出力、ステレオマイク、モノラルスピーカー、内蔵フラッシュなど。
本体サイズは、幅98.5 x 高54.9 x 厚30.4mm。重さは本体のみで約173g。付属レンズ、バッテリー、メモリーカード込みで約274g。
ラインナップはH-FS12032 が付属するレンズキットのみ。カラーはブルーとブラウンの2色。
発売は2014年11月13日(木)予定。価格はオープン。予想実売価格は7万6000円前後です。
またパナソニックは、ライブビューファインダー搭載の小型ミラーレス一眼カメラLUMIX GM5 も11月13日に発売します。