ドイツ大学の授業料無償化すると報じられています。

画像:【ドイツ最古の大学、ハイデルベルク大学】 
ハイデルベルク大学
http://ja.wikipedia.org/wiki/ドイツの大学一覧

ドイツでは2006年から大学の授業料が有償となっていましたが、8年を経て、再び無償化にするとのこと。

その理由を

「親の経済力に左右されず、学生が大学へ進むか否かを選択できるようにするため。
学生が学ぶ機会を平等にして、質の高い教育を無料で提供することは重要な政策である」

としています。

とはいえ、ドイツでは元々有償でも授業料は安く、これまで年間1000ユーロ(約14万円)ほどで、無償化し

ている州がほとんどでした。

一方、日本の大学の例を挙げると・・・

<4年間の授業料+設備費>
国立…214万3200円
公立…215万1732円
私立…(文系)約361万円(理系)約492万円(医歯系)約2177万円

(参考:http://manabi.benesse.ne.jp/parent/okane/hiyou/hiyou_02.html)

となっており、近年、大学進学率が50%を越えるものの、学費などが払えず、中退する学生が増えている現

実があります。 (なお、ドイツの大学進学率は2012年度調査で42%。大学数は約400。)

また自立心の強いアメリカの学生は学費を自分で稼いだり、借金でまかない、イギリスでは2012年に大学

の授業料が3倍に値上げされています。

(参考:http://news.livedoor.com/article/detail/9320237/)

今回の件に【ネットの声】は・・

  • うらやましい
  • これは素晴らしい政策
  • 日本も見習おう
  • 日本は私立大の数が多すぎるし、国公立はともかく全部無償は無理だろ
  • ドイツそんなに余裕あるの?
  • たしか景気悪いだろドイツは
  • 日本だと奨学金の返済で苦しんでるというのに・・
  • 日本でも外国人留学生は無料
  • 政府や社会が学生を育ててる感じだな
  • 日本では金持ちほど子供にいい大学行かせやすいからなぁ

などがあるようです。

理想的ですが、他国が真似するのはなかなか難しいかもしれません。