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食蜂「御坂さん、もう、やめてえ、お願い、やめてえ」


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アルミン「セックス」




1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 02:54:30.79 ID:UwoNPPgA0


美琴「え?何?聞こえない」

食蜂「わ、私が悪かったわよお……御坂さんのお友達にはも、おぶっ!」

美琴「何言ってるの?全然わかんなーい」

食蜂「お腹殴らないでえ……」

美琴「大丈夫、大丈夫、レベル5だし」

食蜂「私関係ないのよぉ……おごっ!」

美琴「いやぁー、でもさ、やっていいことと悪いことくらいあるわよね?」

食蜂「だから、謝ってるじゃない、のお……」

美琴「あ?」

食蜂「ご、ごめんなさいい……あがっ……あ、あ……」

美琴「ちょっと、失神?……しょうがないわねぇ」

ビリビリッ

食蜂「ッ!?」

美琴「ほら、起きて起きて」


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 02:56:48.04 ID:UwoNPPgA0


食蜂「もう、やめ……」

美琴「私が悪いっての?」

食蜂「ち、違うわよお、御坂さんは、悪くなくてえ……」

美琴「じゃあ誰が悪いのよ?この状況にしたのは!どこの!誰よ!」

食蜂「わ、私です☆」

美琴「」

食蜂「あ、が、あ……」

美琴「反省してんの?」

食蜂「し、してるわよお……」

美琴「ふーん、あとさ、その喋り方うっざいからやめてくれる?」

食蜂「ご、ごめんなさあい……」

美琴「直せって言ってんでしょうがぁ!」

食蜂「かはっ!」

美琴「あーもう!イライラする!」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:00:34.50 ID:UwoNPPgA0


食蜂「う、うぅ……」

美琴「へぇ、食蜂でも泣くんだ」

食蜂「い、痛かったら泣くわよお……」

美琴「そりゃそうよね、能力者と言えども人間だし」

食蜂「そうよお……だから、もうや……はぐっ!」

美琴「人間にも『やってはいけないことをやった人間』と『やってはいけないことをやらない人間』の二種類居るじゃない?」

食蜂「ど、どうしたら……許してくれるの、よお……」

美琴「え、許さないけど」

食蜂「質問を変えるわあ……いつ解放してくれるのお……?」

美琴「気が済むまで」

食蜂「リモコンを、返し……ぶがっ!」

美琴「あーごめんごめん、鞄にあったやつだっけ?充電式みたいだし、みんな放電させちゃったわ。壊してないだけありがたいと思いなさいよね」

食蜂「あ、あは~ありがとお、みぃさかさぁん……えげふっ!?」

美琴「その呼び方、すんっごいムカつくからやめて」

食蜂「わ、悪かったわ、よお……」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:04:40.77 ID:UwoNPPgA0


縦ロール「……?女王?それに、御坂様?」

食蜂「あ、ああ!た、助け……」

縦ロール「女王、どうされたのですか!?」

美琴「……、」

食蜂「み、御坂さんがあ……」

美琴「……、」

食蜂「ふ、ふふ、みぃさかさぁん?この子に私の派閥の子を呼んで貰ったら、ど、どおなるかしらぁ?」

美琴「あのさ、ちょっと」

縦ロール「?」

美琴「これで手を打ちましょう」

縦ロール「そ、それは……!?ロシア限定、幻のゲコ太ストラップ!?わたくしたち界隈でも、中々手に入れるのは難しく、その名の通り幻とされたストラップですわ!」

美琴「これあげるから、回れ右。あんたは何も見なかった」

縦ロール「し、しかし、女王……」

食蜂「ちょ、ちょっとお……私と、その……おこちゃまストラップう、どっちが大切なのよお……」

縦ロール「……?女王、今なんと?」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:08:15.10 ID:UwoNPPgA0


食蜂「だからあ、おこちゃまストラップとお、私どっちがあ……」

縦ロール「……御坂様?こちら、本当に頂いてもよろしいのでしょうか?お値打ちが付け難い希少性のある物ですから……」

美琴「それ2つあるのよ、だから良いわ。さっさと行きなさい」

縦ロール「女王、申し訳ございません。しかし、女王……おこちゃまストラップは聞き捨てなりませんでした」

食蜂「ちょ!そこお!?」

縦ロール「はい……では、また明日……お会いできたら会いましょう」

食蜂「待ちなさいよお!?」

縦ロール「御坂様、ありがとうございました」

美琴「はいはい」

食蜂「なんで、なんで……なんでなのよお!」

美琴「派閥の子に裏切られた気分はどう?」

食蜂「御坂さん、貴女……最低よお……」

美琴「あ……あんたは……あんたは!!私に同じようなことをしたのよ!!!!分かってんの!?」

食蜂「ッ?が、へ……ふっ、う、うぅぅうう……」

美琴「はぁ……はぁ……」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:12:08.64 ID:UwoNPPgA0


食蜂「だ、からあ……謝ってるじゃないのお……土下座もしたじゃないのお……」

美琴「はぁ?土下座すればいいと思ってんの?本気で?あんた、ほ・ん・きで言ってるわけ?」

食蜂「ほ、本気よお……や、優しい御坂さんなら許してくれるって思ってるのよお……」

美琴「あんた、私がここで解放したらリモコン充電して同じようなことしようとしてるわよね?」

食蜂「そ、そんなことないわ……もう御坂さんには手を出さないからあ……」

美琴「……前にあんたは、私が何を考えているか分からないって言ったわよね。それは私だって同じなのよ、だから再発防止のためにっ!」

食蜂「がふっ!」

美琴「今!こうして!」

食蜂「や、やめぇ」

美琴「るんでしょうがぁ!」

食蜂「あ、あ……」

美琴「うわ……」

食蜂「……、」

美琴「……はぁ、失禁とか、やりすぎたかしら」

食蜂「……ぐすっ」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:15:31.86 ID:UwoNPPgA0


美琴「女王になってから、人前で漏らすとか初めてなんじゃない?」

食蜂「……」

美琴「なんか言ったらどうなのよ」

食蜂「は、初めてに決まってるじゃないのお……」

美琴「そりゃそうよねぇ?中学生のあんたが、失禁なんてねぇ?この事が派閥の子に知られたらなんて思うかしらねぇ?」

食蜂「や、やめ……」

美琴「パンツびしょびしょにして!スカートまで色が変わるくらいまで濡らして!そんな奴を!誰が女王って言うかしらねぇ!?」

食蜂「もう、勘弁して……」

美琴「だーかーらー!!あんたは私に全く同じようなことをしたんでしょうがぁ!!!」

食蜂「悪かったわよお!」

美琴「は?」

食蜂「ッ!」

美琴「あっはっは!……はぁ?今度は逆切れ?ネタにしてはつまんないわよ、それ。最悪につまらない」

食蜂「ごめんなさあい……」

美琴「喋り方もうざったいままだし、最低最悪」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:18:39.19 ID:UwoNPPgA0


食蜂「ううぅぅ……」

美琴「このままひん剥いて、川に流そうかしら……」

食蜂「や、やめ……」

美琴「あーあー震えちゃって、女王が聞いて呆れるわ。何が女王(笑)よ」

食蜂「リモコン……」

美琴「は?」

食蜂「リモコンぅ……」

美琴「返さないってば、返すわけないじゃない、あんた以外の人間を巻き込みたくないのよ」

食蜂「うぅぅぅ、リモコンリモコンリモコンリモコン!!」

美琴「あーあ……狂っちゃったのね。可哀想な子」

食蜂「……、」

美琴「と言うかさ?あんた、本当に助けに来てくれる人居ないのね」

食蜂「……?」

美琴「私が逆の立場だったら、すっ飛んで黒子が来ると思うのよね。ああ、でもそれが縦ロールの子だった?買収されちゃったけど」

食蜂「……、」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:22:06.34 ID:UwoNPPgA0


美琴「私も同級生とかには、親密になれるような友達はあんまり居ないと思ってるけどさ」

美琴「あんたって、私以上に友達居ないわよね?」

美琴「……つか、あんた友達居るわけ?」

食蜂「……や、めなさいよお」

美琴「ねえ?女王様ぁ!友達紹介しなさいよ!」

食蜂「やめなさいよぉおお!!」

美琴「……はぁ、アホらし。自己嫌悪になりそう」

食蜂「そうよお、私には友達が居ないわよお……だって、みんな考えていることが分かるのよお?」

美琴「へぇ?じゃあ能力のせいだって言うわけ?」

食蜂「……そうよお、御坂さん悟りって話し知ってる?」

美琴「知ってるわよ、心を読んでしまって、周りの人間の黒い所を見てしまう子の話でしょ」

食蜂「能力開発されてからあ、ずっとそれなのよお?」

美琴「へぇ、私に同情受けようとしてるわけ?」

食蜂「……、」

美琴「幼少期からの問題なら、私だって抱えてるわよ」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:25:17.45 ID:UwoNPPgA0


食蜂「……、」

美琴「いつの間にかクローン作られてるわ、作られたと思ったら殺されてるわ!あんたにそういう体験ある!?」

食蜂「あ、あるわよお……」

美琴「聞いた所で同情しないわよ!超能力者ってそういうもんなのよ!学園都市ではぁ!!」

食蜂「がうふっ……」

美琴「はぁ……はぁ……だから、あんたは他の超能力者に喧嘩を売っちゃダメだったのよ」

食蜂「……、」

美琴「変な干渉なんてしたって、相手は同じ超能力者なのよ。同情されるような事をいっぱいしてきたじゃないの」

食蜂「……、」

美琴「能力関連の研究をやった回数覚えてる?」

食蜂「覚えてるわけないじゃないのお……」

美琴「だったらなんでそんな話したのよ!」

食蜂「み、御坂さんが、初めてだったのよお!考えてることが分からない相手」

美琴「……、」

食蜂「だ、だからあ、怖くてえ……」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:28:30.98 ID:UwoNPPgA0


美琴「へぇ?」

食蜂「でも、嬉しかったのよお?真に友達になれると思ったのよお」

美琴「ふーん?」

食蜂「したらあ……御坂さんの周りにはあ…‥もう友達がいっぱい居るみたいでえ……」

美琴「へぇへぇ?」

食蜂「好きな子をお、虐める感じに似てるというかあ……」

美琴「ほむほむー?」

食蜂「だからあ……最初はあ、友達になりたかったんだけどお……嫉妬しちゃってえ……御坂さんに嫌がらせをするようになったのよお」

美琴「そんな」

食蜂「え?」

美琴「そ・ん・な・理・由・が・通・る・か・!」

食蜂「あ、が、はっ、あああああ!痛い痛い痛い痛い!!」

美琴「ふざけんな!!ふざけんな!!ふざけんな!!だったら最初から真正面に向かってきなさいよ!あんたバカなの!?」

食蜂「だ、だってえ……」

美琴「どこまで不器用なのよー!!」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:32:29.90 ID:UwoNPPgA0


食蜂「友達が居なかったんだから、しょうがないじゃないのお!」

美琴「ふんっ、私は超能力者で周りからはやっぱり違う目で見られるけど、きちんと慕ってくれて頼り甲斐のある後輩が居るわよ。あんただって、きちんと向きあえば変わったかもしれないじゃない」

食蜂「む、無理よお……分かってきちゃうのよお、相手の本質が。『超能力者の友達になることが栄誉』とか思ってる相手とお、友達になれるう?」

美琴「生憎、私の後輩はそんなこと思ってないわ。友達選び間違えてるんじゃないの?」

食蜂「……、」

美琴「図星?へぇ~?」

食蜂「……うぅ」

美琴「ここまでされたら、流石のあんたもメンタルがアウトな訳?」

食蜂「もうズタズタよお……御坂さん、もうおうちに帰してえ……」

美琴「まだ気が済んで無いのよねぇ、とりあえずさリモコンは没収だわ」

食蜂「そ、それがないとお、厄介なのよお……能力制御が難しいのよお……」

美琴「んなこと知るか」

食蜂「ひっどーい」

美琴「あ?」

食蜂「ごめんなさあい」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:38:42.39 ID:UwoNPPgA0


美琴「……バカらしい。こんなに弱い相手だったと思わなかったわ」

食蜂「……、」

美琴「私はね、自分で友達を作ったの。たった数人でも、仲の深い友達が出来たのよ」

食蜂「どうして御坂さんには出来るのよお!」

美琴「あんたが女王とか、ふざけた地位獲得したからじゃないの?」

食蜂「……ッ」

美琴「常盤台中学に元々『派閥』なんて無かったはずよ、だけど情報操作で『最初から常盤台中学に派閥があるように設定』をしたのよね?」

食蜂「なんで知ってるのよお……」

美琴「当たり前じゃない、あんたの干渉受けないんだから」

食蜂「……、」

美琴「で、政治ごっことか、どんだけ趣味悪いのよ、あんた」

食蜂「だってえ、私は他の人とは違うのよ?超能力者なのよ?超能力者なら超能力者らしい遊び方があるじゃないのお」

美琴「んなもんあるかぁ!!!私は普通に遊んでるわー!」

食蜂「……、」

美琴「あんた歪んでるのよ!性格も!価値も!体型も!」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:41:23.05 ID:UwoNPPgA0


食蜂(体型は関係ないわよねえ……)

食蜂「そ、そうよお、私はあ歪んでますう」

美琴「だから、あんたには近づきたくなかったのよお!」

食蜂「がはっ…………う……」

美琴「あーもう!なんで失神してんのよおおおお!!」

ビリビリッ

食蜂「は、は、はぁ……ぁ、ふ……」

美琴「はぁ、はぁ……」

食蜂「いっそ気絶させなさいよお……」

美琴「そんなの気が済むわけ無いじゃない」

食蜂「どうすればいいのよお……」

美琴「知らないわよ、そんなこと」

食蜂「理不尽よお……」

美琴「その理不尽なことをしたんでしょうが」

食蜂「うぅぅぅぅ……」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:45:17.20 ID:UwoNPPgA0


美琴「私は一生あんたを許さない」

食蜂「……分かったわよお、許さなくていいから、早く解放してえ」

美琴「だから、その態度がムカつくのよ!」

食蜂「うぅっ……」

美琴「あと、その乳!!!なんで殴られたり蹴られる度に揺れるのよ!嫌がらせかぁ!」

食蜂「が、ぅ……」

美琴「ふざけんな!!ふざけんな!!あんた中学生じゃないでしょうがぁあああ!!」

食蜂「や、やめ、あ、うぅ……」

美琴「はぁ……はぁ……」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:47:50.24 ID:UwoNPPgA0


食蜂「もう、解放してえ……なんでもするからあ……」

美琴「……へぇ?」

食蜂「ッ?」

美琴「なんでもするって言ったわね?」

食蜂「で、出来る範囲ならするわよお」

美琴「だったら……」

食蜂「……、」

美琴「今まで、一度でも能力かけた人たちに、土下座して周りなさい」

食蜂「……え?」

美琴「心理を掌握されたほうの気持ちを考えたことあるわけ?」

食蜂(電撃を受けるほうの気持ち考えたことあるのかしらあ)

美琴「そうやってるから、いつまでたっても友達が出来ないんでしょうがぁ!」

食蜂「……、」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:52:12.82 ID:UwoNPPgA0


美琴「もう私の友達には手を出すんじゃないわよ!出したら……あんた達の派閥にも手を出してしまうかもしれない」

食蜂「そ、それはあ……」

美琴「だから!派閥を解体させなさい!」

食蜂「え、えぇえ……」

美琴「文句あるわけ?」

食蜂「……御坂さんがそれで気が済むのならいいわよお」

美琴「済まないわよ、済むように誤魔化すだけ」

食蜂「……、」

美琴「さっさとしなさい!」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 03:53:22.59 ID:UwoNPPgA0


食蜂(……やっと終わった)

食蜂(……疲れたわあ……体中痛いしい、眠いしい、御坂さん殺したくなるくらいだしい)


食蜂(でもお……)




美琴「?」






食蜂(……途中から、御坂さんの蹴りが……変な気分になったのよねえ)




美琴「な、何よ?リモコンは返さないわよ!」




食蜂(また、お友達に手を出してみようかしらあ?……ううん、出しちゃうゾ☆)

終わり


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 04:02:59.65 ID:CwnS07Bv0


おつおつおやすみ



66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 04:03:54.44 ID:r4DVKmY00



久々のゴ御坂を見た



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 04:17:00.75 ID:Krsjy3vq0!





68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/15(水) 04:34:32.37 ID:vdeTnOKT0


おつ






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P「へー、あずささんのミルクか」