標高約2900メートルにある山小屋に数十人が叫びながら駆け込んできたのは27日正午頃だった。小寺さんが外を見ると、すぐ近くで噴煙が上がっていた。館内にいた人全員を屋根が二重になった場所に集めヘルメットを配った。「ここは屋根が頑丈だから大丈夫。安心して」
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「色がない!」山小屋に降り注ぐ噴石の中 50人を誘導した支配人
御嶽山噴火 山小屋の支配人が多数の登山者を救っていた
1時間後、山小屋の中に有毒ガスが入り始めると小寺さんは冷静に決断。「噴火口からできるだけ遠く離れなければいけない。いま外に出て行くのがいい」
登山者を励ましながら9合目の「石室避難小屋」を目指し下山。石室避難小屋には100人近くがいた。「まだ誰かが来るかもしれない」。一緒にきた登山者の下山をスタッフに委ね小屋に残った。小寺さんが下山したのは27日夕方だった。
山頂近く山小屋支配人 状況語る
御嶽山噴火 - Mount Ontake erupts
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新 着 記 事 ────────────────────────────────────────
大半は何もできずにおろおろするだけだろうな