苦悩するエド・はるみを襲う不運のスパイラル。誹謗中傷に対する法的措置はお笑い芸人として吉と出るか凶と出るか…

2014年10月06日 16:50 | お笑い芸人＞その他

9月30日放送の「解決！ナイナイアンサー」で、世間からの批判に苦悩することを打ち明けたエド・はるみさん。ネットでのバッシングについては同情する部分も多々ありますが、「法的措置を取る！」と宣戦布告したことは、果たしてお笑い芸人として正解だったのでしょうか…？
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同番組では、エドさんが真面目すぎるため、周りから「本当は裏の顔があるんじゃないの」と疑われ、事実と異なることを書かれたり言われたりするのが悩みだと告白。

それに対して、司会の岡村隆史さんと出演者のRIKACOさんはそろって「考えすぎ」とコメントしていましたが、エドさんは具体的な例として次のようなエピソードを語りました。

[以下引用]
エドが飛行機に搭乗した際、座席が空調で寒かったためCAに声をかけて席の移動を希望したが「席ないですね」と言われたエド。しかし別のCAに同じことをたずねると「どうぞ」と空いている席に案内してもらえたそうだ。

移動の最中、最初に対応してもらったCAとすれ違ったので「すみません、（空席）ありましたけど？」と声をかけると「はぁ？」「何か？」と言われてしまったという。トラブルに発展することを危ぶんだエドは「いいです。大丈夫です」とそのまま引き下がった。

しかし後日、ネット上で「エドはるみ許すまじ！」という記事が公開され、CAが「超マジむかつくんですけどエド･はるみ、『ちょっと空調寒いんだけど席ない？』って言ってきた」と、事実とは異なる内容がつづられていた。
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これに対してRIKACOさん、「席を譲ってもらったところで終われば良かったのに、その最初の人に自分が言っちゃうところが…攻撃されやすいタイプなんじゃないの？」と、エドさんに対して容赦無いツッコミ。

さらに、岡村さんも「こっちにも原因あるかもわからんね、エド側にも」と、批判の原因はエドさん自身にもあると指摘。

エドさんは「ほら、結局こうなるじゃないですか」と動揺した様子でコメントしてましたが、RIKACOさんの言うとおりな部分はありますし、なんとなく、いつも一言多い“損するタイプ”のような気がします。

※なんか、イメージがすごく変わりました。

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で、この放送後の10月3日、エドさんは「ネットでのバッシング行為に対して、今後は法的措置を講じる」と強硬手段に打って出ました。

担当弁護士によると、「態度が横柄」などと報じた一部週刊誌の記事からエドさんを誹謗中傷する投稿が始まり、風評被害によってTV出演の減少につながった―という訴えのようです。

しかし、芸能界では「その通り！」と同情する声がある一方、疑問の声もあるようで…

[以下引用]
「今回のことはエド本人が弁護士事務所に掛け合ったもので、所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーには＜こういうことになりました＞と事後報告したと聞きました。裁判でのシロクロはどうあれ、タレントとしては得しないんじゃないかというのが周囲の本音ではないでしょうかね。たとえ損害賠償が認められ、風評被害がやんだとしても、それによってＴＶの出演オファーが舞い込むかというと、必ずしもそうなるとは限らない。逆に扱いにくいイメージがつき、腫れ物に触るような対応をされかねない。お笑い芸人としては、難しい状況かもしれません」(芸能プロ幹部)

一方で、確かに同情したくなる状況ではあるようだ。

「くだんの週刊誌報道があった当時、ＴＶから声がかからなくなった理由のひとつとして、新人マネジャーの問題行動があったと打ち明けているのですが、ここ数年はそうした不運というかトラブル続き。２０１０年に一般男性との入籍を発表し、昨年不妊治療への専念を公表したものの、願いがかなったという話は聞かない。今年８月には乗用車を運転中、男性会社員の乗るバイクと接触し軽傷を負わせてしまっているんです」（スポーツ紙記者）
[日刊ゲンダイ]

ネットで誹謗中傷されているのはエドさんだけじゃないんですけどね。

というか、誹謗中傷されていない有名芸能人なんていないと思います。

CAさんやがバラした話も多数ありますし、業界の人が悪評を話すことも多々あります。
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※ね、先輩。

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そう考えると、エドさんがバッシングを受けたのも“人気芸能人”としての証のようなもの。

特にお笑い芸人さんなら、そういったことすら芸能界で生き残っていくために利用するくらいの“したたかさ”があったほうがいいような…

似たようなことは、3年前にエドさんが今回とは違う「干された理由」を明かしたときにも言われていましたね。
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少なくとも「それが原因でテレビ露出が減った」と言ったり、「今後は法的手段を取る！」なんて鼻息を荒くするのって、お笑いの世界で生きていくタレントとしては致命的なのでは？

視聴者やテレビマンからの印象も良くないでしょうし、そういうことがさらに露出を減らしていくと思います。
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弁護士事務所のHPには「タレントであるとの一事をもって、いかなる誹謗中傷に対しても、忍従しなければならないということにはなりえません」との文面が掲載されているようですが、たくさん敵を作って鬼のような顔をして争っている人の“芸”を見ても笑えないです。

もちろん、芸能人だから何言われてもいいというわけではありませんし、1人の人間として同情はしますが、果たして今回の行動が「グ～！」となるのでしょうか？

エドさんが不運のスパイラルから抜け出すことを願いつつ、今後も注目したいと思います。

※笑う門には福来る、ですよ！