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京セラ、サファイア採用高耐久スマートフォン Brigadierを国内初出展。実機インプレ - Engadget Japanese


CEATEC JAPAN 2014 会場から。京セラは、サファイアガラス採用スマートフォン Brigadier(ブリガディア)を 国内初出展しています。米軍の調達規格 MIL-Spec対応を謳い、防水・防塵・耐衝撃・耐塩水性能などを備えた本格タフネススマートフォンです。実機インプレをお届けします。

京セラ Brigadier ハンズオン

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9 枚


京セラ Brigadierは、傷や引っ掻きに高い耐性を持つサファイア(人造の単結晶サファイア、いわゆるサファイアガラス)をタッチスクリーンに採用したスマートフォン。米国のベライゾン・ワイヤレス向けに8月に発売されたモデルで、国内での展示は今回が初めてです。

主な仕様は、4.5インチ 1280 x 720ディスプレイ、1.4GHzクアッドコアプロセッサ、2GB RAM、背面800万画素カメラ、前面200万画素カメラ、3100mAhバッテリー、4G LTE接続など。



京セラ Brigadierが採用するサファイアは、京セラ自身が「Sapphire Shield」というブランドで開発したもの。サファイアは傷や引っ掻きに対し高い耐性を示す一方、一般的な強化ガラスに比べて部品コストが段違いに高いことが足かせとなり、これまでスマートフォンへの採用はあまり進んでいませんでした。

京セラはこのBrigadierで、Sapphire Shield をスマートフォンに初搭載。サファイアガラス採用による耐久性の高さをアピールしています。

会場の実機では、鍵でこすってもタッチスクリーンに傷がつかない様子がデモされていました。




余談ですが、Brigadierという名前は軍隊の階級で、国や組織によりますが「准将」を意味します。

それを連想させるように、本機は米軍の調達規格 MIL-STD-810G に準拠した 防水・防塵・耐衝撃・耐振動・耐日射・防湿・温度耐久・低圧対応・塩水耐性性能 を謳います。

ただMIL規格自体は軍用規格ではあるものの、あくまで民間が軍に納める基準を満たす製品として耐久性をテストするもので、米国国防総省がその耐久性を保証するものではありません。とはいえ、Brigadierが本格的な高耐久性スマートフォンであることに間違いはないでしょう。

実際に手に持ってみると、筐体はラバーのような質感で滑りにくい印象。分厚くゴツゴツとしてタフネス感が十二分に出ており、iPhone 6 Plusのように折れ曲がることはまず無いと感じさせる、マニア受けしそうなデザインです。


また京セラ Brigadierは、手が濡れていても手袋を着用した状態でも使える高感度タッチパネルや、画面の振動で音声を伝えるスマートソニックレシーバを搭載。過酷な環境下での耐久性と、操作性を両立しています。


(上記画像はBrigadierではなく au TRQUE G01)

気になる国内発売について。担当者によると「現時点でBrigadierの国内発売予定はない」「国内にサファイア採用モデルを発売するかはキャリアとの相談次第」とのこと。

ただ国内では、Brigadierと同等スペックで、サファイアガラスではなく強化ガラスのドラゴントレイル Xを採用した「京セラ TRQUE G01」がau向けに発売中。Brigadierが気になる方はそちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。
京セラ、サファイア採用高耐久スマートフォン Brigadierを国内初出展。実機インプレ

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