ライラ「ライラさん、バオーでございますです。ばおー」
- 1: ◆CxfV4ciaVnNc:2014/08/23(土) 22:31:02.35 ID:YFwFaTzlo
ライラ「リイナさん、ロックに必要なものとは何なのでございましょうか?」
李衣菜「んー、そうだね…… 自分のハートを震わせること! 燃え尽きるほどヒートすること! そしてェェェェェェ!ファンの心に血液のビートを刻むこと!」
李衣菜「そういう心持ち……かな?」
ライラ「なるほどー。つまりロックというのは、バルバルバルバルウオオ~~~ムってことでございますねー」
李衣菜「……とにかく!内なる自分を呼び覚まし、解き放つのがロック!OK?」
ライラ「オッケーでございます。おうちで練習してきますですー」
李衣菜「ガンバッテねー!」- 2: ◆CxfV4ciaVnNc:2014/08/23(土) 22:34:11.11 ID:YFwFaTzlo
あくる日
李衣菜「今日からフォー・ピース全員であわせての練習……!くぅ~~っ!待っていましたこの時を!」
李衣菜「この扉の向こうでみんなが待っているんだ……よーし!ロックに行くよォー!」
李衣菜「みんなー!おっはよーっ!!」ドジャアーン
バオー「バルッ」
李衣菜「」バタム
- 3: ◆CxfV4ciaVnNc:2014/08/23(土) 22:35:31.27 ID:YFwFaTzlo
李衣菜(落ちつけ多田李衣菜…!私はパニックを知らないロックなアイドル!)
李衣菜(驚いて扉を閉めちゃったけど、さっき見たものはきっと私がロックなせいで、あと光ちゃんといっしょに見た特撮の影響で現れた幻覚だろう)
李衣菜(なんとなく衣装がロックだったし)
李衣菜(でもいくらロックでも、肌も髪の毛も真っ青でいかにも怪人な見た目の人がいるわけないじゃん!)
李衣菜(落ちついて…深呼吸してスイッチング・ウィンバック…すぅはぁ……素数を数えて……)
李衣菜「よっし!行くぞ!」
李衣菜「みんなー!おっはよーっ!!」ドジャアーン
清美「李衣菜さん!」
星花「どうしたんですか?先ほどは扉を開けるなり閉めてしまって…」
バオー「バルバルッ」
李衣菜「」
李衣菜「」
- 5: ◆CxfV4ciaVnNc:2014/08/23(土) 23:08:12.79 ID:YFwFaTzlo
清美「? どうしたんですか? いきなり体中を穴ぼこチーズにされたかのような顔をして」
李衣菜「例え怖ッ!? いや二人の方こそどうしてるのさ!なんで怪物といっしょにいるわけ!?」
星花「怪物?……おっしゃっていることの意味がわからないのですが」
バオー「バルッ」
李衣菜「いや二人の目の前にいるじゃん!何なのその得体の知れない青い怪人は!?」
清美「李衣菜さん、さっきから何を言っているんですか?それに二人って……私たちは三人であなたを待っていたんですよ?」
李衣菜「この場にいるべきなのはライラちゃん、清美ちゃん、星花さんの三人でしょ!どうしてライラちゃんじゃあなくて怪人がいるんだよ!」
清美「李衣菜さん……あなた本当に何を言っているんですか……?」
星花「李衣菜さん、あなたは私たちをまとめるリーダー役を立派に務めております。ですがそのせいでとても疲れておられるのでしょう」
星花「今回の練習は私たち三人で行いますから、李衣菜さんは休んではいかがでしょうか?」
李衣菜「三人ってライラちゃんがいなっ………ハッ!」
李衣菜「まさか……その怪人が……」
李衣菜「ライラちゃんだっていうの…………?」
バオー「ウオオオ~~~ム!」
- 6: ◆CxfV4ciaVnNc:2014/08/23(土) 23:12:42.87 ID:YFwFaTzlo
清美「さっきから怪人、怪人と……いるわけないじゃないですか、ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」
李衣菜「え、いや、だってどう見てもライラちゃんじゃあなくて怪人にしか」
清美「この部屋にいるのは李衣菜さん、星花さん、超☆ROCKなライラさん、それに私だけですよ?怪人が入る余地なんて砂漠の砂一粒ほどもありません」
李衣菜「超☆ROCKなライラさんって何!?」
星花「見ての通りですわ。今日のライラさん、いつになくディ・モールトロックですもの」
李衣菜「ディ・モールトロック!? 何なのディ・モールトって!? この李衣菜ですら知らない新たなロック!?」
星花「ベリッシモロックとの差異はございませんが」
李衣菜「ベリッシモロックもわからないよ!?」
フレデリカ「ダー。落ちついて、リイナさん。ディ・モールトもベリッシモも、ロシア語でオーチン、という意味のイタリア語、なのれす」
李衣菜「ロシア語もわからないって!!てか最早あなた誰なの!?」
フレレリカ「ソーリーソーリー、声優…じゃなくて部屋間違えてた☆ フレレリカちゃんはクールに去るぜ」
バオー「バルバルバル」
清美「そうですねライラさん、いともたやすく多言語を操るフレデリカさんは超☆ROCKといえるかもしれません」
李衣菜「フレデリカさんは日本語しか喋れないでしょ!というか今のライラちゃんと会話できんの!?」
星花「李衣菜さん、ライラさんは日本語がディ・モールトお上手ではございませんか。今までフォー・ピースの三人でポケモンをやっていて困ったことなどありませんわ」
李衣菜「三人でポケモンやっていたとか初耳なんだけど!? 私ハブ!?」
バオー「バルッ」
清美「ああ、ライラさん、李衣菜さんは正真正銘のタマゴグループ妖精ですよ。ヒョウ君と同じタマゴグループじゃあないですから、いっしょに預けてもタマゴはできません」
李衣菜「そもそもポケモンじゃないんだけど!? って、やっぱり怪人語喋っているようにしか聞こえないよ!」
星花「怪人語なんてあるわけないじゃないですか、ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」
李衣菜「さっきも聞いたよそれ!!」
- 7: ◆CxfV4ciaVnNc:2014/08/23(土) 23:22:01.62 ID:YFwFaTzlo
李衣菜(うう~っ、こうなったら…)
李衣菜「バルバルバルッ ウオオ~~~ム……?」
清美「……どうしたんですか李衣菜さん? いきなり奇声を上げて…」
星花「やっぱり、今日は休まれたほうがいいのでは…」
バオー「バルバルバル……」
李衣菜「ウッガーーーーーッ!!!!」
光「怪人らしきうなり声を聞いて南条光ッ!ただいま参上ッ!」
李衣菜「遅いよッ!!!」
- 9: ◆CxfV4ciaVnNc:2014/08/24(日) 10:39:27.52 ID:MtdQodoco
光「どうしたんだ李衣菜!まるで相手ピッチャーの心を読むことで投球コースを知りその通りにバットを振っているのに、なぜかまったく違うコースに来るせいでまるで当たらないというような顔をしているぞ!」
李衣菜「なんでそんなに具体的なの!?」
星花「光さん、おはようございます」
清美「おはようございます!」
バオー「バールバルバルバルッ!」
光「みんな!おはよう!怪人の声がしたから来てみたんだけど…練習の邪魔しちゃったかな?」
李衣菜「いやたった今その怪人が声を出したでしょ!? って怪じ……ライラちゃんの姿見て何も思わないの!?」
清美「怪人の声なんて聞こえてくるわけないじゃないですか、ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」
李衣菜「三回目ェェェ!?」
星花「奇声をあげる李衣菜さんならいらっしゃいますが…」
李衣菜「さっきから奇声を発しているのはライラちゃんだよね!? ライラちゃん要素が粉みじんほどにもないけど!?」
清美「李衣菜さん、ライラさんが話しているのはアラビア語ですよ? 奇声などではない、立派な言語です」
李衣菜「さっき日本語で話してるって言ってなかった!? 二人がアラビア語理解できるのもおかしいでしょ!!」
光「そういえば今日のライラ…………」
李衣菜「やっと反応したああああアアアア!? なんでそんなに反応遅いの!? てかなんでライラちゃんだってわかるの!? おかげで奇妙な反応しか期待できないじゃん!?」
清美「李衣菜さん、素数を数えて落ちつきましょうよ。私もいっしょに数えてあげますから…」
李衣菜「いや誰のせいだよ!?」
- 10: ◆CxfV4ciaVnNc:2014/08/24(日) 10:52:34.92 ID:MtdQodoco
光「…………」
李衣菜「2…3…5…7…ええっと…」
光「究極生命体的にロックだな!」
李衣菜「ああもう知ってたよその奇妙な反応!!てかなんでみんなロックに結びつけるの!?わたしがおかしいの!?」
光「あんまりにもロック過ぎて特撮に出てくる怪人みたいだな!ユニット組む?」
バオー「バルバルバルッ」
清美「確かに、超☆ROCKなライラさんはそのまま特撮物に出演してもおかしくない姿をしていますね…」
星花「いかにもこれが怪人だッ!というような風貌をしておられますものね」
李衣菜「やっぱりみんなにも怪人に見えるんじゃあないかァッ!!」
麗奈「怪人と聞いてすっ飛んできたわッ!」
李衣菜「遅いよ!!いややっぱり来るなァ!!」
- 12: ◆CxfV4ciaVnNc:2014/08/24(日) 11:39:16.33 ID:MtdQodoco
麗奈「何よ失礼ねッ!石でできた仮面をハンマーで粉々に砕く作業からわざわざ抜けてきたって言うのに!」
李衣菜「むしろなんでそんなことやってんの!? マイクをハンマーに持ち替えてアイドル活動!?」
清美「この前フォー・ピースの三人で体験入部させてもらったんですけど、かなり楽しいですよ? 抜けてくるのが惜しい気持ちもわかります」
李衣菜「部!?部活動!?てかまた私ハブられてた!?フォー・ピースは四人ッ!!四人だから!!!」
バオー「ウオオ~~~ム」
星花「ふふっ。二十枚を素手で一撃で割ったライラさんですもの。今のディ・モールトロックなライラさんなら三十…いえ、四十枚でもいけますわ」
有香「やりますねライラさんッ!私も負けていられません!!さっそく修行をしてきますッ!!では!」
李衣菜「出てくるなりどっかに行った!? 仮面割りってかわら割り的な何かなの!? って石でできた仮面を素手で割るライラちゃんとか恐怖しか感じないんだけど!?」
美羽「別に高いところから落として割ってもいいんですよ? ストーン!って」
李衣菜「割り方なんて聞いてないよっ!てかまた新キャラ?」
美羽「ちなみに、石仮面って岩から切り出して作られているんですよ」
李衣菜「はあ」
美羽「そんな石仮面を素手で割るなんてすでえ(すげえ)ロック!だと思いません?」
李衣菜「うるせー!」
美羽「用は済んだので帰ります。矢口みうさぎはキュートに去るぜ。ぴょーん!」
李衣菜「そこはクールに去ってよ。美羽ちゃんの駄洒落のおかげでクールダウンできたし」
- 14: ◆CxfV4ciaVnNc:2014/08/24(日) 12:07:52.10 ID:MtdQodoco
麗奈「ふーん、ライラったらあたしがしばらく見ないうちにこんなにロックになっちゃって…アンタ背伸びた?」
李衣菜「やばい麗奈のこと忘れてた。なんで来たんだっけ?」
麗奈「光いるところレイナ様あり、よッ!!常識常識ィ! ドゥーユーアンダスタン?」
李衣菜「さっき怪人って単語に反応してきたって言ってなかったっけ。理由変わってない?」
星花「李衣菜さん。一度聞いたことをまた聞くってことは、あなたの頭が悪いってことになってしまいますわ。無駄だから駄目ですよ?無駄無駄…」
李衣菜「あー、はい」
麗奈「ライラッ!アタシについて来なさい!アタシについてきたら世界の半分……いえ!世界の三分の一をあなたのものにしてあげるわ!」
李衣菜「減ってる減ってる」
清美「詐欺じゃないですか!」
李衣菜「そういう問題だろうか」
星花「減っているのは李衣菜さんのロック度じゃあないでしょうか。やはりここは休まれたほうが…」
李衣菜「なんなのロック度ってのはァァァコメント一覧
-
- 2014年10月08日 22:45
- ふーん
-
- 2014年10月08日 22:49
- ばおー
-
- 2014年10月08日 23:13
- ほーらライラさん俺の股間のバオーもばおーしてごらん(バオー
-
- 2014年10月08日 23:17
-
- 2014年10月08日 23:41
- 荒木先生、これは…
-
- 2014年10月08日 23:43
- いや、ネタの意味はわかるんだが、話の意味はわからん
平たく言うと、つまんねえ
-
- 2014年10月08日 23:47
- ライラさん、俺のパオーンも来訪したですよー(ボロン
-
- 2014年10月09日 00:00
- がおーとかけてんの?と思ったらありゃ美優さんだ
とりあえず全然面白くなかったです
-
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