2014年10月08日 06:05
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今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験3度目
- 932 :名無しさん@おーぷん : 2014/10/07(火)18:45:35
- 自分の衝撃は、いよいよご臨終という時にボケてたはずの祖父がカッと目を開いて、
父をそばに呼んで喋りだしたこと。
昔台風で大水が出て、家が流され赤ん坊も死なせてしまった。
避難先で近所に住んでた大工に会った。
嫁も家財道具も流されてたと、小さい赤ん坊を抱えて呆然としてた。
母さんがその赤ん坊を泣いて欲しがった。
それがお前だ。
戸籍もそのままにして、死んだ子の名前で呼んできた。
お前の父親の大工の男はまだ生きて近所にいる。○○○○という男だ。
母さんが死んでも言うなと言うから今まで言えなかった。
父親と偽って済まなかった、という話だった。
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- 俺の父親は父さんだよ、と父が言うと、祖父は目を閉じて何も喋らなくなり、その夜他界した。
なんというか、晩年のボケは何だったのかという感じの、
最後にパッと輝いた蝋燭を見てる気分だった。 - 935 :名無しさん@おーぷん : 2014/10/07(火)20:21:40
- >>932
いい話だけど、長年父と明かされなかった大工の胸中は寂しかっただろうな - 937 :名無しさん@おーぷん : 2014/10/07(火)22:46:54
- >>935
言わない言えない代わりにずっと近所で成長を見ていられる様に
三人で暗黙の了解として過ごしてきたのを、
最期に実の親が生きている事に耐えきれず告白したんじゃね?
戸籍もそのままなんだし「俺が本当のとーちゃんなんだよ」と
大工のおじさんが言った所でまず誰も信じないよ
- 938 :名無しさん@おーぷん : 2014/10/08(水)07:28:16
- 昔は貰い子や里子なんてしょっちゅう行われていて
特別な事でもなんでもなかったから、
言っても誰も信じないなんてことは無かったろう。
むしろ、近所の大人たちはみんな知ってる公然の秘密だったかもね。 - 939 :名無しさん@おーぷん : 2014/10/08(水)09:29:59
- >>935
手放した以上、それはしょうがないのでは?
もちろん事情が事情だから大工を責められないけれど
養父母を実の親と信じて育っている我が子に自分が本当の親だと名乗り出ても誰も幸せになれない。
大人になれば…とは思うが、養母が打ち明けるのを嫌がったとあるから、仕方ない。
養父母には育ててもらった恩と、親子として積み重ねてきた時間と絆があるからね。
実父は沈黙を選んだんだよ。 - 940 :名無しさん@おーぷん : 2014/10/08(水)09:49:50
- >>935
祖父にはその気持ちが解っていたからこその臨終の告白なんだろうね。
息子が立派に育てば育つほど、本来は大工が父親としての喜びを感じながら
過ごしていただろうと思って申し訳なく感じていたと。
長年のボケまで吹き飛ばしての告白って、本当に長年思い詰めていたからこそじゃないのかなぁ…。
息子さんも動揺しただろうけど、それに対する返事もGJ。
思い残すことなくあの世に旅立てたと思うよ。 - 941 :932 : 2014/10/08(水)09:53:26
- 父親はなんとなく気付いてたらしいんですけどね。
中学生くらいの時、家の改築にその大工さんが呼ばれて、
祖父は大工さんにお茶をだせ、話かけろと父に言い、その期間祖母は始終むくれてたらしい。
何かあるなとは子供でも感じて、後になって「もしかして」と思ったと。
祖母も心狭いとも思うけど、実の子なんだと思うことで、
大水の中自分の背中で死なした赤ん坊を忘れようとしたのかもなとも思う。
想像だけど。 - 942 :名無しさん@おーぷん : 2014/10/08(水)10:12:20
- 932さんは男性かな?
女性はね、赤ん坊から育てると、
血が繋がらなくてもお腹を痛めた我が子同様になることが普通にあるんだよ。
その子供を実の父親に取られるかもという危機感があったんだろうね。
そりゃ成人したら…とは思うけど、あまり心狭いと言ってあげないで。
コメント
結婚する時の戸籍謄本でわからないの?
えーと、この育ての父の遺産はどうなるの?
大工さんは実子の死亡届を出して、亡くなられた他のご家族と連名でお葬式をあげたわけだよね
重い
亡くなった赤ん坊の死亡届を出さずに子供を貰ったのだろうから戸籍はそのままだろう
※3に追加
大工さんの妻の親ごさんはこのこと知ってたのかな
孫に会いたかったんじゃないかなあ、とか色々と考えてしまった
泣いて欲しがった母親も欲しいならあげるした実の父親もなんかすごい
一昔前ならありえそう。
まだ乳児ではお母さんが必要だし、自分と一緒に暮らして苦労するよりかは、って大工さんも思ったのかもよ。
ご近所さんだったら大事にされてるのもわかっただろうし。
それか、じいちゃんはやっぱりぼけていて、有りもしない妄想を語ったとか。
しかしお父さんすごいね。
自分の出自が揺らぐことを聞かされても、優しい言葉を掛けてあげられるなんて。
混乱してる内に亡くなって、後悔せずに済んだのは良かった。
大工さんじゃなぁ、昔のことだし育児休暇なんか取れるはずがない
どうやって育てたらいいのか分からず茫然としてたと思うから
両親がそろった家で育てられて良かったとしか、多分乳児院に行ってたろ
死亡届は大工さんのお嫁さんと息子さんが死亡しましたで出したんじゃないかな
息子さんの御骨はこちらのお墓に入ってるとは思うが
この話自体が爺さんのボケのせいという可能性も…
戸籍がどうとか、葬式がどうとか言ってる奴らは
どれだけ文章読めないんだよ…
実のお父さんに逢うか逢わないかはともかくとして
亡くなった赤ちゃんのお墓参りくらいはしたいかも…おじいさんの実子なんだし
大工さんの家の墓に入ったんだろうか
※9
マジでそれ、なんで大工へ確認したかどうか書いてないんや?近所におるんやろ
昔の大工じゃしょうがないと思っちゃうな・・・労働環境的に・・・
自分はなくなるけど、まだ本当の父親は生きていてもし何かあったら頼れっていう
親心なんじゃ・・。何時までたっても子供は子供だし。
色々切ないな。
ボケた祖父が、ある若い既婚女性の子供を自分の隠し子だと主張して親戚一同で大騒動になったけど
完全に妄想で、愛人呼ばわりされた無実の既婚女性に慰謝料支払った(名誉棄損)記事がなかった?
DNA鑑定するまでは分からないと思う
最後の最後までボケてただけなんじゃ?w
祖父「という夢をみたんじゃよ」
まで言う前に力尽きたにプチ3枚。
死ぬちょっと前って意識がハッキリする事はあるよ
うちのばぁちゃんもそうだったし親戚もそうだった
短い時間だけどね・・・
切ない
三途の川岸でこれだけは伝えないと逝けないって戻ってこられたのでしょうね
米1
なんにもいじってない戸籍に見てわかる異変なんてあるわけない。
何を読んでコメントしてるんだキミは。
大工もそれでいいだろ
たあ坊
親のない子と子のない母と
お高い利害は一致したんだろうが、墓まで持っていくのが申し訳なかったんだろうな
伊勢湾台風かな
こういうことって表立ってないだけでよくあることなのかな。氷山の一角なのかな、と思った。
ちゃんと最後にもう1人父親がいるんだって教えてくれたんだからいいじゃん。
もう遺産がどーのなんていうレベルの話じゃないと思うな。
ここで遺産がうんたらってのは野暮すぎるだろ。
それ以前に酌むべき心情や葛藤には目もくれず
金の心配しか浮かばないって下衆だわ。
※15
あったあった
ぼけてたじいさんの言うことだけを信じないでうごくべしだな
大正から昭和初期って子供を養子に出すのって結構行われてたからなぁ。
うちの婆さんも、子供がいない曽祖父母に親戚から養子に出された子だよ。
家も近所だからしょっちゅう実家に遊びに行ってたりしてたらしいが。
赤い運命を思い出した。
伊勢湾台風だったのならこういうことあったかもしれんと思う。
大水で家も仕事場も全部流された上に、大工さんにはそれを直す仕事がごまんと待ってる。
みんな自分が生きるのに必死で、赤子を預かってくれるあてもなかったんだろうね。
実子を亡くしちゃった祖父母だって充分悲しいだろうし、
生きていても実の親と名乗れず遠巻きに見守るしかない大工さんも同じくらい悲しい。
ボケで根も葉もない事言ってたなら、>>941みたいな事は起きてなかったろうから
話自体がネタじゃなきゃお祖父さんは本当の事言ってたんじゃないかな。
子供を譲ってもらった側なら、941の反応は不自然なような
昔なにかあったんだとしても、またその大工さんが実の父だったとしても
本当に死に際の祖父の言ったとおりの経緯だったのかはわからないね
長崎大水害かなと思ったけどググったら昭和57年だった
伊勢湾台風かな
大工さんがそのまま独身で通してて今も1人ならこっそり聞けるけど
もし別の家庭持っててお父さんの兄弟に当たる人が居たりしたら、面倒だぞ…
ボケたじいちゃんが最後だけ本当のことを言ったと何故信じられる…
と思ったら同じこと考えてる人が結構いた
戸籍そのままなら確認できるじゃん
医学的にはパノラナ視現象って定義だ
ハイハイ、じゃあボケ爺さんの最期の渾身のボケということで
ハイハイ、俺は真実が見抜けるちょっと違う人間だぜ、ハイハイワロスワロス
赤ちゃんを事故(災害)で亡くした母の何が悲しいって日にち薬が無効な事
もういないのに、おっぱ/いの時間が来ると乳が張る
そのままにしとくと乳腺炎になってしまうので搾るしかない
本当は我が子にあげる筈だった乳を、搾っては捨てる、おっぱ/いの時間の度に
忘れよう立ち直ろうと努力してもお/っぱいの時間になると乳は張る、まるで呪いみたい
そこにさ、おっ/ぱい飲んでくれる赤ちゃん現れたら…昔だから、実父だけでは赤ちゃん腹減る
お腹が空いて泣く赤ちゃん、おっ/ぱいを吸ってくれる赤ちゃん
養母をキチと言わないであげて欲しい
女だけど、双方利害が一致しているとはいえ、他人の赤ん坊を奪って死んだ自分の子の身代わりにし、実親が訪ねてきたらぶんむくれって、人格を疑うわ
どういう神経をしていたらそんな態度がとれるのか
ネタではないと思う
認知症だからこそ言ったんだと思う
往時には墓場まで持ってくつもりだったが、認知症の進行で理性が剥がれ、実父や養母との約束を破ってでも息子に真実を話さねばと本能で思ったんだろ
西の人なら伊勢湾台風か、関東の人ならカスリン台風だな
「戸籍そのまま」は要するに「背乗り」だよ。大工の子として産まれ大工の子時代には別の名で戸籍登録され、それは死んだものとされ、一方本当に死んでしまった子供にすり替えて死んでなかった事にされた。
※1
※43で書いてある通りでな。大工の子供と流されて氏んだ子を
役所以外の当事者の合意のもとで入れ替えたから
戸籍を見ても報告者の父はじーさんの実の息子にしかなってない。
※43とか、現代に染まりきった奴があーだこーだ言ってるほうがうんざりする
「昔、復活の呪文いれるの大変だったんだよ!」って言って全く理解されないどころか「写メすりゃ楽じゃん」とすっとんきょーなアドバイスされた感じ
※5
子供抱えて途方に暮れていたんだから、とっくに他界していたんじゃないかな。
自分も祖父母に育てられたから、大工の両親か義両親がいれば育てられると考えるかも。
ボケても正気に戻ることはある。またすぐ元に戻るけど。
ボケとモルヒネで一日中ぼーっとしていたのに、ばあさんが死ぬ間際に20年も昔のこと、
小学校、中学校と自分にきつく当たった事を細かく話し出して謝ってきたから。
昔の記憶は結構正確に覚えているのかもしれない。
45が43に何を言いたいのかが分からないんだが・・・
何故背乗りの説明が写メに成るんだ???
下手したら大工側の親族全員流され済みなのかも・・・当時の社会状況と被害から鑑みるに、赤子なんて育てらんないわ・・・
※40
改築を口実に、大工に子供と接触する時間を作ってやろうと考えたのは爺さんで、
婆さんは反対だったんだろ。
「実は俺の息子なんだーー」「えーーとっ父さぁーんーー(ブワッ」ってなると思ったんじゃないか。
ミルクっていつから市販されたんだろ?
ミルクがない時代なら男ではどんなに頑張っても育てられないから仕方ないよ
戸籍そのまま
が分からないのか?
そんな難しいことじゃないだろ
なくなった子として、大工の子を育てたんだよ
なくなったのは大工の子の方にした訳
49、有っても、無職じゃミルク買う金も無くなるわ(何時間おきにミルク上げないかんとおもとんねん)
ましてや災害で全財産失った直後だから、ミルク買えても絶望的状況は変わらない。
あ、多分時代的に布おむつ手洗いしてた年代じゃない?
ミルク上げて、離乳食上げて、おむつ手洗いして、大工の仕事するのはやっぱり無理だと思う。
昔は嫁が死んだ後すぐに家事をさせるための後妻をとったりしたんだよ
それなのに、男手ひとつで家事どころか、赤ちゃんもなんて育てられないよ
大工嫁は台風で死んだし、自分の両親(子どもの祖父母)とか、頼れる人がいなかったんだと思うな
両親の揃ってない家庭に育つ子供は不憫、みたいな感覚も今より強かっただろうしね。
※40
※48のように、お膳立てしたのがお祖父さんの独断だった事に加えて
「始終むくれてた」ってのは当時中学生だったお父さんの主観だから、
実際は大工の実父が子供を取り返すつもりなんじゃないかと
心中穏やかでなかった、ってだけの話じゃないか。
伊勢湾台風かなと思ったらいっぱい書かれてた
※49
山羊乳でも重湯でも何とかなるわ
ミルクの無い時代でも母乳の出にくい母親くらいいただろ
レス942は女性かな?
赤ん坊から育てているはずの実の母親が実子を虐待や死なせたり、
子供が生まれないから養子をもらって赤ん坊から育ててたのが、
実子が生まれた途端に邪魔者扱いしだす、という話はそれなりにあるのに。
56、多分それは親がどれだけ気を配ってくれたかって言うのが大きいと思うよ
重湯とかだと絶対栄養失調に成るから、戦中とかよく死んでる
重湯やら何やらで代用しつつ、離乳食を早めに取らせるとか、そう言う努力の積み重ねで生きながらえるのよ、父親だけなら無理だと思いますわ・・・
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