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大炎上 | 激マン! マジンガーZの章 ジャンプにマジンガーは似合わないと下される
 

激マン! マジンガーZの章 ジャンプにマジンガーは似合わないと下される

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『週刊漫画ゴラク』連載、「激マン! ~マジンガーZの章~」の第8話
マジンガーZの年内アニメ放送はほぼ決定。ただし『週刊誌でのマンガ連載』が絶対条件となりました。現在 週刊少年誌に4本連載してる中で、あと二ヶ月ほどで止められるのは既に終了が決定している『少年ジャンプ』の「ハレンチ学園」のみ。逆に言えば少年ジャンプしか選択肢がないのです。そんなタイミングでハレンチ学園の終了をねぎらい、ジャンプ編集長が一席を設けてくれることになりました。渡りに船とばかり この席にてマジンガーのプレゼンをしようとするのですけど…

上の画像の一番右が現(初代)編集長の長根正(本名は長野規)氏、隣が副編集長であり二代目編集長となる中根勇介(本名は中野祐介)氏。その隣のサングラスの人は名前が出てませんが風貌からして三代目編集長であり名の知られる西村繁男氏でしょう、たぶん。一番左が激の担当である阿倍野氏(本名不明)。

ここではハレンチ学園の騒動や連載開始となった経緯が語られました。ジャンプ創刊前に読み切りギャグを4本依頼。一番人気の高かったものを連載する方向で、創刊号に載せたのがハレンチ学園でした。これが大人気だったようで連載はコレしかないとなり、その後 ハレンチ学園の読み切りを二本掲載した後に連載が始まりました。それから社会問題にまで発展することになったものの、この連載がなければたぶん廃刊になってたそうです。編集部にとっては痛し痒しな作品だったのですね。

機を見てマジンガーのプレゼンに取りかかります。アニメ化進行中なだけに編集長は二つ返事で答えると思ったものの、そうはいかない様子。ロボット漫画はジャンプ向きでないというのだ。
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ロボット漫画はアトムや鉄人28号とかあるけれど、激先生が描くのはロボット漫画のような古いジャンルではない。やはり新しいものでないと、と下されます。注目すべきはこの時代にとってロボット漫画は古いジャンルと思われてることでしょう。今では考えられませんね。まぁそれだけ大ヒット作があっただけに誰も手を出さなかった・出しにくかったってことなんでしょう。
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このままではマズイと反撃の激。マジンガーはまったく新しいロボット漫画なんだ、ロボット漫画の歴史を変える作品なんだ。だからこそ「少年ジャンプ」でやることが大事なんだと。この発言は間違ってません。マジンガーは間違いなくロボット漫画の歴史を変えた作品だったことはだれもが認めることでしょう。けれど問題は『少年ジャンプ』という雑誌の雰囲気というか風合いというか方向性。似合わないものは似合わないのだ!
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ジャンプはロボット漫画は絶対にやらない!! たとえ手塚先生でもだ!!
編集長からまさかの連載拒否が言い渡されます。このままではアニメもポシャってしまうことになり激は窮地に追い込まれる。ここからいったいどうやって連載を勝ち取ったのかは次回を心待ちにしてください。 つづく
激マン!マジンガーZ編(1) (ニチブン・コミックス) *11月29日発売
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