そうか、テントのサイズはこう表示すればいいんだ
ああ、これはいい。
テントって床面積と高さで表示されても、今ひとつサイズが掴めませんよね。例えば…。
こんな風にAフレームのテントは三角の真ん中でしか頭を上げられないのに、同じ床面積でもドーム型テントはほぼどこにでも座って上体を起こすことができます。
そこで米ニューハンプシャーのNemo Equipment社が開発したのが、こんな新しいサイズ表示です。
ヒントを得たのは山の等高線図、名づけて「Tent Topographic Measuring(テント地形図)」。寸法の取り方は簡単です。高さが調整できるポールを1本立てて、その高さのところに印をつけて図るんです。
通常テントのサイズ表示は一番高いところの高さと床面積ですが、テント内の総体積を表示しても分布がわからないことには意味がありません。「消費者が一番欲しいのはテントのどこに寝て、どこに座って、どこに膝立ちして、どこで立てるかという情報です」、「軽量のテントは返品率が異様に高くて小売店も苦労しています。テント内の生活スペースがうまく消費者に伝わってないこともその原因ですね」とNemo Equipment社。
この新しいサイズ表示では床面積に加え、高さ12インチ(30cm)のところは「睡眠ゾーン」、24インチ(61cm)は「ボディゾーン」、36インチ(91cm)はあぐらをかける「ヘッドゾーン」という風に色分け表示しています。
一見しただけではよくわからないテント2種(上)も、テント地形図に落とすと、この通り。
ね? 違いがスッキリわかります。Nemo社ではメーカー、販売店、マスコミに採用してもらって、アウトドア業界のスタンダードにしたいと考えています。とりあえずIndefinitelyWild編集部(ギズ系列ブログ)では採用させていただきます!
Wes Siler - Indefinitely Wild - Gizmodo US[原文]
(satomi)
- Go Pro ウェアラブルカメラ HERO3 ホワイトエディション(40m防水ハウジンク゛Ver.)
- ゴープロ
- Koolertron GoPro / ゴープロ 180度回転 ハンドヘルド一脚バー HERO3 / HD HERO2 / HD HERO 対応
- Koolertron