なんと、あの老舗光学メーカーの参戦です。
「Oculus Rift」、「Gear VR」に「Morpheus」。その他のメーカーからも参戦の声が相次ぐVRヘッドセットの分野。その未開拓の激戦区に、カメラ愛好家にはお馴染みとなるドイツの老舗光学メーカー、カールツァイスが新たに参入する計画であることが明らかになりました。
ディスプレイは ”非搭載”
今回その存在が明かされたカールツァイス製のVRヘッドセット、「VR One」。驚くべきことにその価格は、わずか「99ドル」(約1万円)に設定されるとのこと。
この圧倒的な低価格さの理由は、その構造にあります。Oculus RiftやMorpheusと異なり、むしろGear VRと同様にスマートフォンを、直接ディスプレイ代わりにマウントして使用するタイプのへッドセットになっています。
ただしGear VRとVR One、両者の間で決定的に異なるのは、前者がサムスン製のスマートフォンとしか接続できないのに対して、後者は接続するスマートフォンのメーカーを問わないどころか、“iOSかAndroid OSかすらも問わない” という点にあります。曰く、ユーザーは専用のトレイを利用することで、4.7インチから5.2インチまでのデバイスをマウントすることが可能になるとのこと。
また、このVR One開発用のSDK(開発者向けキット)も既に用意されており、早ければ12月中にも企業・個人を問わず入手することが可能になるとのことです。そのほか、このVR Oneの開発者発掘、宣伝広告、開発促進を兼ねた大会がカールツァイスによって主催される計画も明らかにされましたが、その詳細に関しては言及されませんでした。
ともあれ、光学メーカーとして輝かしい実績を持つカールツァイスが手掛けるVRヘッドセットなだけに、搭載される光学レンズ部の性能と実際の装着感(ディスプレイの見え方)には期待が持てそうに思えるのですが、果たして。
ソーシャルシェア
著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
すばらしい
病院に行くとカールツァイスとデカデカと書かれた医療機器を見かけます。
こういったヘッドセットもどんどん医療分野で使われるようになるんでしょうね。
普通のディスプレイだと酔わないの?
スマホが必要なのに99ドルは高くないか?
論外のGear VRよりマシだけど。
高くないな
ツァイスレンズだしむしろ安いんじゃね
使用中は画面にタッチ出来なくなるので、サムスン製のヤツは操作系がゴーグル部の横に付いているけど、コレはその辺どうなってるのかね?
自己解決→サイドタップでスライドショーをコマ送りしたり、フロントタップでストリートビューを前進させることが出来るようですな。
サイズ的にiPhone6はOKだけど、Plusはダメなんだ。
Bluetoothコントローラーとか