ココア「チノちゃん。歩きながら波動拳出してみて?」
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エレン「駆逐艦に勤務することになった」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:11:41.16 ID:76GT4KBu0
チノ「歩きながらですか?」
ココア「そう。ちょっとやってみてよ」
チノ「歩きながら……昇竜拳!」ピョン
チノ「っ!?」
ココア「昇竜拳じゃなくて波動拳だよ?」」
チノ「すいません……。もう一回やってみます。歩きながら……昇竜拳!」ピョン
チノ「っ!?」
ココア「ダメじゃない。チノちゃん」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:14:01.89 ID:76GT4KBu0
チノ「ちょっと待ってください。集中します」
ココア「うん。いいよ」
チノ「……昇竜拳! 昇竜拳! 昇竜拳!」ピョンピョン
ココア「あはは。チノちゃん、ぴょんぴょんしててかわいい」
チノ「ダメです……。何回やっても昇竜拳が出ます……」
ココア「チノちゃん! 諦めないで!」
チノ「分かりました……。昇竜拳! 昇竜拳! 昇竜拳!」ピョンピョン
ココア「チノちゃんはかわいいなぁ」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:16:24.61 ID:76GT4KBu0
チノ「ココアさん……」
ココア「なぁに?」
チノ「私……。病気なんでしょうか……」
ココア「どうして?」
チノ「波動拳を出したいのに、昇竜拳になってしまいます……」
ココア「じゃあ立ち止まったまま撃ってみなよ」
チノ「このまま。……波動拳!」
チノ「出た!」
ココア「やったね! チノちゃん!」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:18:53.89 ID:76GT4KBu0
ココア「歩きながら波動拳を打つと、昇竜拳になるんだよ」
チノ「そうだったんですか。ココアさんは物知りですね」
ココア「でしょ? だから”お姉ちゃん”って呼んでもいいんだよ?」
チノ「はい。お姉ちゃんは物知りですね」
ココア「……っ!!!」ゾクゾクッ
チノ「せっかくだから他の人にも教えてあげましょう」
ココア「それはいい案だね! チノちゃん!」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:21:46.50 ID:76GT4KBu0
~甘兎庵~
チノ「千夜さんこんにちは」
ココア「千夜ちゃーん」
千夜「こんにちはー。今日はどうしたの?」
チノ「ちょっと千夜さん。歩きながら波動拳撃ってみてください」
千夜「波動拳?」
チノ「そうです」
千夜「うーん……。ごめんね、チノちゃん。私、波動拳撃てないのよ」
チノ「ええっ。意外ですね」
千夜「立ちスクリューパイルドライバーなら吸い込みで出来るんだけど……」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:24:22.15 ID:76GT4KBu0
チノ「そうだったんですか。すいません」
千夜「いいのよ。謝らなくても」
ココア「じゃあ千夜ちゃんは、そっちで腕広げて回転しててもらえる?」
千夜「こうかしら?」ブンブン
ココア「そうそう。……チノちゃん! 波動拳撃ってみて!」
チノ「ええっ。大丈夫なんですか? じゃあ……、波動拳!」
千夜「わー、ぶつかっちゃう」ブンブン
チノ「わわっ!」
ココア「……ねっ?」
チノ&千夜「すり抜けた!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:26:58.60 ID:76GT4KBu0
ココア「腕広げて回転すると、波動拳がすり抜けるの」
千夜「そうだったのね。初めて知ったわ」
チノ「すごいです! お姉ちゃん!」
ココア「……っ!!!」ビクンビクン
千夜「次からは、ジャンプじゃなくてこれで避けれるわね」
チノ「千夜さん。やりましたね」
千夜「うふふ。そうね」
ココア「じゃあチノちゃん。次行こっか」
チノ「そうですね。……千夜さん。お邪魔しました」
千夜「ううん。気を付けてね」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:30:06.03 ID:76GT4KBu0
~ラビットハウス~
リゼ「お前たち、どこ行ってたんだよ」
ココア「ごめんね。リゼちゃん」
チノ「リゼさん。歩きながら波動拳撃ってみてください」
リゼ「なんだよ、いきなり」
チノ「お願いします」
リゼ「あー。……私は飛び道具とか無くて」
チノ「また立ちスクリューですか」
リゼ「……? いや。これだよ」ハッハッハッハッ
チノ「リゼさんの足がたくさんに見える!」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:32:44.77 ID:76GT4KBu0
ココア「それは”百裂脚”ね」
リゼ「そうそう。確かそんな名前だったな。私は”百裂キック”って呼んでたけど」
チノ「残念です」
ココア「じゃあスピニングバードキックもできるの?」
リゼ「ああ。できるぞ」
ココア「やってみせて!」
リゼ「ええっ。嫌だよ。あれパンツ見えちゃうから」
ココア「ここには私たちしかいないから平気だよ?」
リゼ「絶対嫌だ」
チノ「リゼさん。やってくれないんですか……」ションボリ
リゼ「チノ……」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:35:30.91 ID:76GT4KBu0
リゼ「じゃあ、一回だけな」
ココア「さすがリゼちゃん!」ワクワク
チノ「ありがとうございます」
リゼ「行くぞ……」スピニングバードキック
ココア「ここでスタートボタン!」ハーッハーッハーッウェーハッハ!
チノ「っ!? なんですか、今の声」
ココア「スタートボタンを押すと、どこからともなく聞こえてくるのよ」
チノ「なるほど」
リゼ「この体勢、地味にきついんだが」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:38:30.45 ID:76GT4KBu0
リゼ「まったく……。なんなんだよ」
ココア「ごめんね。リゼちゃん。パンツ丸見えにしちゃって」
チノ「でもリゼさんだと、あんまり卑猥さが無かったですね」
リゼ「そうか?」
チノ「はい。シャロさんだったら危なかったです」
リゼ「そうか……」ションボリ
ココア「リゼちゃん! リゼちゃんの魅力は他にあるんだから! 元気出して!」
チノ「そうですよ。リゼさんは男らしくてかっこいいです」
リゼ「女らしく見られたいなぁ……」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:41:39.03 ID:76GT4KBu0
ココア「じゃあ次はシャロちゃんのところね」
チノ「はい。そうしましょう」
リゼ「私も付いていったほうがいいか?」
ココア「うーん……。あ、そうだ! リゼちゃん」
リゼ「なんだ?」
ココア「もう一回さっきのやってもらえる?」
リゼ「さっきの? ああ……」スピニングバードキック
ココア「今だよ!」ハーッハーッハーッウェーハッハ!
リゼ「おい」
ココア「じゃあ行こうか。チノちゃん」
チノ「はい」
リゼ「ちょっと」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:44:43.62 ID:76GT4KBu0
~公園~
ココア「チョコクレープひとつくださーい」
シャロ「はーい。……あ、ココアじゃない」
チノ「こんにちは」
シャロ「チノちゃんも」
チノ「シャロさん」
シャロ「うん。チノちゃんはどれにする?」
チノ「あの、違くて。歩きながら波動拳撃ってみてください」
シャロ「波動拳?」
チノ「はい」
シャロ「ごめんね。私、撃てないのよ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:47:36.10 ID:76GT4KBu0
チノ「撃てる人、意外と少ないんですね」
ココア「そうだね」
シャロ「こっちなら、できるんだけど」
チノ「……? どうしたんですか、シャロさん。後ずさりして」
シャロ「ちょっと待ってね……」ソニックブーム
チノ「うわっ! ……波動拳!」ボシュウ
ココア「シャロちゃん!? 危ないよっ!」
シャロ「わわっ、ごめんね? チノちゃん」
チノ「……びっくりしました」
シャロ「怪我とか無い?」
チノ「……ええ、平気です」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:50:27.17 ID:76GT4KBu0
ココア「シャロちゃんは、そっちのタイプなんだね」
シャロ「ええ。そうなの」
チノ「かっこいいです」
ココア「……っ!」
シャロ「そうかな?」
チノ「はい。シャロさんは勉強もできるし、お料理も得意だし、
戦いにおいて、待つことも戦術として取り入れているすごい人だと思います」
ココア「…………っっっ!!!」
シャロ「そこまで褒められると照れるなぁ……」
ココア「……。あ、そうだシャロちゃん」
シャロ「ん?」
ココア「甘兎庵に、シャロちゃんと相性のいい相手がいるから。一緒に行こう?」ニッコリ
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:53:23.31 ID:76GT4KBu0
~甘兎庵~
シャロ「クレープ屋のバイトがまだ途中だったんだけど……」
ココア「大丈夫だよ。たかがバイトだし」
チノ「ココアさん! そういう心構えはよくないですよ」
千夜「あら、今度はシャロも一緒なのね」
シャロ「相性のいい相手って……」
ココア「そう。千夜ちゃんだよ。しゃがんで待ってれば勝てるよ」
千夜「いったい何の話?」
ココア「千夜ちゃん! シャロちゃんの相手をしてもらうよ!」
シャロ「……勝手に話を進めないでもらえる?」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:56:26.70 ID:76GT4KBu0
ココア「ROUND 1. ready... fight!」
テッテレッテレー テッテレッテレー テレーレーレーレーレーレーレテッテレッテレー
シャロ「体が勝手に……!?」
チノ「シャロさんが、上半身をほぼ固定したまま下半身のみの動きで歩いてます……」
ココア「さすがだね」
千夜「状況がよく分からないのだけど……」
シャロ「千夜! かかってきなさい!」
チノ「しゃがんだっ!?」
ココア「伝家の宝刀を抜いたようね」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 17:59:51.18 ID:76GT4KBu0
千夜「じゃあ……」トコトコ
シャロ「今だ!」ソニックブーム
千夜「あらあら」ブンブン
チノ「すり抜けた!」
ココア「さすが千夜ちゃん!」
シャロ「うぶっ!?」
千夜「しょうがないわね」ガシッ
チノ「……からの吸い込み!」
ココア「よし!」
千夜「やぁ!」ピョーン
シャロ「いやあああああああ!!!!!!!!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:03:03.06 ID:76GT4KBu0
チノ「回転しながら降ってきましたよ!」
ココア「今よ!」ハーッハーッハーッウェーハッハ!
シャロ「えっ……?」
ココア「千夜ちゃんがシャロちゃんを逆さまに持ち上げてるこの状況だとね、
……シャロちゃんのパンツが見えるのよ!」
チノ「なるほど」
シャロ「早く降ろしてえええええ!!!!!!!!」
千夜「私も少し恥ずかしいわ……」
チノ「しかもパンツが千夜さんの顔の前にありますからね。
私、なんだか興奮してきました」
ココア「でしょ!?」
シャロ「降ろしてえええ!!!!!!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:06:17.07 ID:76GT4KBu0
シャロ「みんなひどい……」グスングスン
チノ「すいません。元気出してください」
千夜「ごめんね? シャロ」
ココア「ROUND 2. ready... fight!」
テッテレッテレー テッテレッテレー テレーレーレーレーレーレーレテッテレッテレー
千夜「よっ、と」ガシッ
シャロ「え? ええっ? ちょっと……嫌だ……」
千夜「はっ!」ピョーン
シャロ「いやああああああああ!!!!!!!!!」
ココア「はい!」ハーッハーッハーッウェーハッハ!
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:09:05.58 ID:76GT4KBu0
シャロ「もうお嫁にいけない……」グスングスン
千夜「ごめんね。別に悪気があったわけじゃないのよ……?」
チノ「シャロさん……」
シャロ「うっうううー……」グスングスン
ココア「シャロちゃん。戦いにね、”悲しみ”ってのは付きものなのよ……」
チノ「言葉に深みがあります」
千夜「さすがココアちゃんね」
シャロ「別にそういうんじゃないんだけど……」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:12:04.29 ID:76GT4KBu0
ココア「じゃあ。千夜ちゃん、シャロちゃん。またね」
チノ「失礼します」
千夜「うん。また遊びに来てね」
シャロ「……」グスグス
ココア「シャロちゃんも元気出してね!」
シャロ「もとはと言えば、ココア! あなたが……」
ココア「じゃあねー」バタン
シャロ「……」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:15:06.08 ID:76GT4KBu0
~帰り道~
ココア「チノちゃん」
チノ「なんでしょう」
ココア「あれでもシャロちゃんのこと、かっこいいって思った?」
チノ「うーん……」
ココア「パンツ見られて号泣してたんだよ?」
チノ「あんまり、かっこよくは無かったですね……」
ココア「でしょ!? チノちゃんのお姉ちゃんは、私だけだからね」
チノ「そうですね。お姉ちゃん」
ココア「……っ!」ゾクゾクッ
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:17:54.39 ID:76GT4KBu0
~ラビットハウス~
ココア「ただいまー。……って、どうしたの!? リゼちゃん!」
チノ「パンツ丸出しで何やってるんですか!」
リゼ「……」グッタリ
ココア「リゼちゃん……! リゼ……! し、死んでる……っ!?」
チノ「そんな……」
体を上下逆さまの状態で長時間放置されたリゼは、
頭頂部に血液が集中したせいで血管が切れ、
そこから流れ出た血液が脳を圧迫したことにより、絶命していた。
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:21:19.80 ID:76GT4KBu0
ココア「早く、け、警察を……」
チノ「ダメです!」ガッシリ
ココア「……離して。チノちゃん」
チノ「ダメですよ……。警察を呼んだら、ココアさんが捕まってしまいます」
ココア「……チノちゃん。どうしよう……」
振り返ったココアの顔は、ひどく青ざめていた。
自分の犯してしまった取り返しのつかない過ちに、
頭の中が完全に混乱してしまい、
まともにものごとを考えられる状態ではなくなってしまっていたのだった。
チノ「とにかく。……警察は、ダメです」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:24:54.63 ID:76GT4KBu0
ココア「数時間前までは、楽しかったのになぁ……!」
チノ「ココアさん……」
ココアの目から、大粒の涙が零れ落ちた。
悪ふざけをして笑い合っていた時間を思い出す。
ココア「なんで……。なんでこんなことに……!」
自分の手で。
友人を殺してしまった。
大切な時間を、永久に失ってしまったのだ。
ココア「なんでぇ……っ!」
後悔と自責の念を帯びた透明な液体が、
固く閉じた瞼の隙間からとめどなく溢れ出てくる。
楽しかったあの時間はもう二度と。帰ってこない。
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:25:38.23 ID:kEIeh7mD0
なんだこれくだらねえwww
つづきはよ
つづきはよ
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:27:55.69 ID:76GT4KBu0
チノ「ココアさん……っ!」
ココア「チノちゃん……っ!」
二人は抱きしめ合った。
一人で抱えるには、とても重すぎる罪だったから。
チノ「テッテレッテレー……」
ココア「テッテレッテレー……」
涙をこぼしながら、口ずさむことしかできなかった。
あの楽しかった日々を。
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:30:37.25 ID:76GT4KBu0
ココア「……ROUND 2. ready... fight!」
テッテレッテレー テッテレッテレー テレーレーレーレーレーレーレテッテレッテレー
リゼ「なんなんだよ。いったい」
ココア「リゼちゃん!」
チノ「リゼさん!」
リゼ「ああ? どうしたんだ?」
ココア「生きてて良かったよぉ!」ボロボロ
チノ「リゼさぁぁぁん……」ボロボロ
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/12(火) 18:34:03.99 ID:76GT4KBu0
リゼ「何を泣いてるんだよ……。ただROUND 2が始まっただけじゃないか……」
ココア「私……、取り返しのつかないことをしてしまったと……」ボロボロ
リゼ「……っ! ああ、ココアお前! さっきスタートボタン押しっぱなしで出かけていっただろ!」
ココア「ごめんねぇ……」ボロボロ
リゼ「謝って済むか! この!」スピニングバードキック
ココア「今よ!」ハーッハーッハーッウェーハッハ!
リゼ「おい」
終わり
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桜木「・・・ッシャーセー・・・アリャーシターッス・・・」