介護施設の職員が、入居者ら性的虐待を加えていたとして、処分を受けました。

画像:【ショートステイ つつじガーデン坂井(公式サイトより)】
ショートステイ つつじガーデン坂井
http://www.add-vantage.jp/tsutsuji-garden/sakai/

11日、『毎日新聞』の取材により、高齢者介護施設「ショートステイ つつじガーデン坂井」(新潟市西区)の

男性職員が昨年5月から今年3月にかけ、同施設を利用者している男女4人(60代~90代)の下半身

の体毛を剃ったり、暴言を吐くという虐待を加えていたことが判明。

職員は施設の調査に

「ストレス解消のために、認知症が進むなどして抵抗できない人を選んでいた。
利用者や施設に迷惑をかけて申し訳ない」

などと謝罪しましたが、施設は同職員を8月に懲戒解雇したとのことです。

施設長は

「職員の心身状態の把握が不足していた。再発防止に努めたい」

と話しています。

老人人口が急増している日本ですので今後、こういった問題はますます耳に入りやすくなります。

施設運営側だけでなく、利用者や高齢の親を抱える人も真剣に考えるべき問題ですね。