1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 21:10:24 ID:fAxpAI82
...忘れ物を取りに行ったら見たんだ...吐き気がしたよ
...実際吐いたけど
トイレでな?今もトイレでこう考えてる訳だよ
俺どうすりゃいい?
どう接すればいい?明日から女と....
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 21:13:30 ID:fAxpAI82
何かきっと女にも理由が....
あんのか?
これは浮気?
それともNTR? どっちだろう?
....まぁ似てるから...いっか
考えててもしょうがねぇや
今日は早く帰ろ夢かもしんないしな
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 21:27:58 ID:fAxpAI82
男「♪〜♪〜」ガチャ
〜廊下〜
女「ね、ねぇ?だ、大丈夫かなぁ...?」
イケメン「何がだよ?」
女「その..男に..」
イケメン「あぁ〜バレやしないよ、君はいつもどうりに男と接していてよ」
女「う、うん...分かった...」
イケメン「そうすればまた出来るじゃん、だろ?」
女「分かった...」
〜陰から〜男「(バレて無いと思うなよ..二人とも....)」
女「!?」ゾクツ
女「!?」フリムキ
イケメン「急にどうしたんだよ?」
女「い、いや何か...(背中に悪寒が...)」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 21:32:57 ID:fAxpAI82
〜男宅〜
男「これって俺被害者だよな...」
男「だから....」
〜ここで突然のアンケートタイム〜
1 男「いや待てよちゃんと一度話し合ってみるか」
2 男「あいつらがいけないんだ...だから俺は...復讐しようと思う」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 21:36:48 ID:0Psb2GS.
2
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 21:45:47 ID:fAxpAI82
男「あいつらがいけないんだ...だから俺は...復讐しようと思う」
男「とりあえず今日は寝よう、明日...」
〜明日〜
男「母さん、いってくるよ...」
男母「あ、いってらっしゃい...(昨日からやけに暗いわね...何かあったのかしら)」
〜登校〜
ちっ、女はやはり迎えに来なかった、何がいつもと同じようにだ...
それにしてもあのメス豚が、イケメンにホイホイついて行きやがって...
こっちの気も知らずによ
(その日を境に俺の世界は一気にモノクロになった気がした)
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 21:51:40 ID:fAxpAI82
〜教室〜
女とイケメンが何か喋ってるな...
女は俺と話す時よりもイキイキしている
〜またアンケート〜
1男「さて復讐だが、メンタルをズタボロにしてやるか」
2男「もう使えない体にしてやろうかな...」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 21:52:23 ID:RfNUstOo
1
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 22:08:28 ID:fAxpAI82
男「さて復讐だが、メンタルをズタボロにしてやるか」
〜放課後〜
男「なぁ〜女〜一緒に帰ろうぜぇ〜」
女「え!?お、男!?え、その、あ、か、帰ろうか...」
男 ニヤァ...
〜下駄箱〜
男「イケメンも一緒なのね〜(好都合だな...ニヤァ)」
女「そ、そうなんだぁ〜一緒に帰ろうかって言われてね...」
イケメン「フフ、男も一緒か...いいね帰ろうか...」
〜下校中〜
男「」
女「」ヒヤアセ
イケメン「」
イケメン「なぁ女〜」肩に腕のせ
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 22:26:49 ID:fAxpAI82
女「え!?き、急にどうしたの!?///」
イケメン チラッ...
男「(そんな女、未練なんてないからな...好きにしろ)」
イケメン「...いや、何でもないやごめん」スッ肩から腕下ろした
男「」
イケメン「」
女「」ヒヤアセ
男「.....なぁ」
女「!?」
イケメン「どうした?..」
男「浮気、または寝取られってどう思う?」
女「!!!」血の気が抜けたような顔
イケメン「!」
男「すげぇいけないことだと思うんだぁ俺...」
男「だってさぁ、被害者側が可哀想だろ?」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 22:37:02 ID:fAxpAI82
男「そしてその行為をやる奴は酷いよな」
女「...」ウツムキ
イケメン「...」ウツムキ
二人とも黙りこんだ、ここまでは予想可能だ...
男「ん?返事がないただの屍か?」
女「...」
イケメン「...」
数秒間たつと女が重そうに口を開けた...
女「........そうだね確かに...酷いよね...」
以外だ、もっと自分を庇うように言うのかと...
イケメン「あぁ...」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/08(水) 22:51:42 ID:fMbrLEbY
徹底的にやってほしいわ
乙です
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 06:13:30 ID:QBnjRHgo
イケメン「...」
イケメンは一言言っただけで口を閉じた
イケメンは言葉を濁した答えに俺は聞こえた、自分を悪く言わないように...
〜別れ道〜
イケメン「じゃあ...俺こっちだから...」
女「......じゃ.....また、明日」
男「おう! それじゃーな!」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 06:32:22 ID:QBnjRHgo
イケメンはそれ以上何も言わずに去っていった
帰るときのイケメンの背中には哀愁が....
するわけない、俺はあいつが....ハッキリいおう
キライだ、俺から女を奪い、そしてのうのうと生きている
罪悪感は無いのか? きっと帰りの返答はバレるのを隠すためだ
そうならあんな返答をしたのも頷ける
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 06:38:33 ID:QBnjRHgo
〜二人の帰り道〜
女「」
男「」
何だろう...正直女は許そうとしていた
だが、よく考えたらイケメンに体を許しているかもしれない
そう考えるとコイツも汚れている....
どうせ、初めてはイケメンに捧げるのだろう
もうこの“復讐”が終わったら関わって来ないで欲しい
そう願いたいな......
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 06:42:26 ID:QBnjRHgo
女「......それじゃ......」
男「んじゃーな」
女は心なしか俺に冷たい、イケメンじゃないならこんなに冷たいのか
さっさと帰ってゲームでもするか...
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 06:48:48 ID:QBnjRHgo
〜女宅〜
今日男と久々に帰ったけど...何か危ない臭いがした...
バレてる? それはない、何もヘマなんてしていない
バレたとしてもこれは仕方ない...
女「全て男が悪いから.....」
それから数分後、愛しのイケメン君から電話が来た
内容は、「明日、俺の家に来て欲しい...ただそれだけ」
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 06:56:38 ID:QBnjRHgo
明日は都合が良いことに3連休だ
創立記念日があるしね
だから明日はいっぱい出来そう.....
と考えていると男からメールだ
内容は相変わらず「明日、デート行こう」と文字が少ない
明日は無理だ、せめて明後日ならと送った
男もそれならと了承してくれた、とりあえず安心...
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 19:57:59 ID:QBnjRHgo
〜明日 イケメン宅〜
女「」ピンポーン
イケメン「ハイハーイ...」ドテドテ
イケメン「やぁ、いらっしゃい」ガチャ
イケメン「まぁ、とりあえず上がってくれ」
女「お、お邪魔しまぁ〜す....」
イケメン姉略して姉「あら、誰か来たの?」ヒョッコリ
女「うぉ..!」
イケメン「う、ねぇちゃん///」
姉「(あの女の子どこかで...あぁ他の男と歩いてたわね...)」
※「他の男」というのは男のことです
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 20:03:54 ID:QBnjRHgo
イケメン「と、とりあえず紹介するよ///」
イケメン「俺の姉の「姉」だ///」
姉「どうも〜」オテテフリフリ ノシ
女「ど、どうも...」
イケメン「んで俺の.....ク、クラスメイトの...女だ..」
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 20:15:58 ID:QBnjRHgo
女「女です...」
姉「そう、よろしくね」(クラスメイトか、確かあの男の子も同じ制服だから弟と同じ学校)
イケメン「玄関じゃなくて俺の部屋に...」
姉「ねぇ、女さん...前まで他の男の子と一緒にいたよね?」
女「あ、あれはただの友達です...」
姉(何か焦りを感じる...ビンゴか...)
姉「じゃー今度紹介してよ♪あの男の子好みなタイプだから♪」
女「そ、それは! .......はい、言って...見ます....」
姉「ありがとー♪」
イケメン「そ、それじゃ行こうか、部屋...」
女「そうだね...」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 20:41:07 ID:QBnjRHgo
〜イケメン宅 イケメンの部屋〜
女(イケメン君のお姉さん、男のことタイプだって...どうしよう...)
女「...」
イケメン「なぁ女...どうせねぇちゃんと男の事考えてたろ...」
女「ふぇ!?」
イケメン「気にすんなよ...俺がいるだろ?」
女「あ、あぁ~~///」
イケメン「」ベロチュー中
女「///」
女「///」(舌が入ってきたよぉ///脳がとろけちゃう///)
イケメン「ッぷはぁ〜」
女「///」モジモジ
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 20:55:43 ID:QBnjRHgo
〜男宅〜
うーん何か今あのメス豚がイケメンの家にいる気が....
するか、嘘なんも感じねぇ
それはおいといて、デートの約束をしたぞそこで徹底的に質問攻めにするか...
そして今日デートしようとしたがあっさり断られた
多分用事と言うのはイケメンに関係することっぽいな
さっき女の母親に電話したら
〜女母「友達の家行くって出ていったわよ?」〜
と言われたが多分友達じゃなくてそこは
”恋人”のほうが良かったろwww
.......自分で言って悲しくなってきた...誰か俺を慰めて...
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 21:08:28 ID:QBnjRHgo
〜そして明日 男とのデート当日〜
くっ、遅い待ち合わせから10分も遅れている
....お、みんなおはよう、俺だ、男だ
今は女との待ち合わせで10分待っているところだ
ぶっちゃけ帰りたい...
などとバカ見たいな事を考えていると女が慌てて来た
女「ごめんね、遅くなっちゃって」
男「いや、俺もさっき来たから...」
アホか!俺は10分暇をもて余したんだよ!
その後俺たちは結構遊んだ、遊園地に行ったり
公園行ったり色々と
そして今は帰り
しかも周りには誰もいない、ただの夕焼け色に染まった道
絶好の時だ、やるしかないな
その決意と同時に俺は唾を飲み込み、平然を装い口を開いた
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/09(木) 21:17:52 ID:QBnjRHgo
男「最近、女さ、俺に冷たいよね」
女「!」
男「何かイケメンとばっかり話してるよな」
男「イケメンに何かされた?」
女「えっと...き、気のせいじゃない?」
そこで女は何を思ったのか突然俺にキレた
女「っていうか、男何でそういう話題なの!? 一昨日の話題でもいったじゃん! 」
完全に逆ギレだ
つーかお前いまバラしたよな? 俺はなにをされたなんて一言もいってねぇぞ
このアマちゃんが!
男「そ、そうだったな」
53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/10(金) 05:59:47 ID:AUpVH5Oo
って取り敢えず言葉を濁すあたり俺は
イケメンとそうそう変わらない....
いいや、違うね! 俺は人の女を取るような事はしない
女「...」
男「.......?」
突然キレたと思ったらすぐに黙った
何? この子情緒不安定?
54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/10(金) 06:07:04 ID:AUpVH5Oo
取り敢えずこれ以上何も話さず帰った
いや、話せなかったのほうがいいな
話せる状況じゃねーぞ、あれ
話せる奴居ないよな? ....よな?
嘘、俺のコミュ力低すぎ!?
男「....それじゃ.....」
女「......うん」
56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/10(金) 17:56:37 ID:AUpVH5Oo
〜男宅〜
別れたあと俺はしばらく考えた
もしあれがキスしていないとすれば?
無い!無い無い無い無い!
あれは絶対にしていた....
あぁ!もういい...寝よう...
57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/10(金) 18:06:17 ID:AUpVH5Oo
〜翌日 公園の時計台野の下〜
やぁ皆、俺だ
今朝、何故か電話がかかってきた
しかもイケメンからだ....
と思ったか? 残念「イケメンの姉」という人から電話が来た
内容は「近所のモールに一緒に行かない? 噂は弟から予々聞いているよ♪」
と甘〜い声を耳元で聞いた俺は勝ち組だ
きっと美人だろうな...何せ、まぁ嫌いだがあのイケメンの姉だ
美人に違いない!
そして今は時計台で待ち合わせからしていて...トタトタ...
? 誰か来たようだ...
58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/10(金) 18:12:29 ID:AUpVH5Oo
姉「ゴメンねー遅れちゃって〜」
男「あーだ、大丈夫っす!じ、自分も今来た所ですから!」
皆、聞いて驚けよスゲー美人だぜ...
姉「そう?それなら良かったよー」ニコ
男「お、あ、はい...///」
姉「もう!そんなかしこまらないでよ」
姉「今から敬語禁止〜!」
59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/10(金) 18:24:11 ID:AUpVH5Oo
男「え、あ、そ、それは...」
姉「ダメ?」ウワメヅカイ
これはずるい! 上目遣いはきたない!
男「えっ...と、その....わ、わかっ..た」
姉「ありがと♪」
姉「取り敢えずモール、行こっか♪」
男「そうでs...あ...そう、だね」
姉「ふふ♪」
60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/10(金) 18:30:35 ID:AUpVH5Oo
〜ショッピングモール〜
男「あぁ〜何か久々に来たな〜」
姉「そうなの?」
男「ああ、一度女とデートに来てか...ら....」
姉「今はそんなこと考えないで」
男「え、...」
姉「今は私とのデートでしょ?」
男「姉...さん...」
姉「あんな女の事は何か忘れて...私.....」
姉「まだ言うのは...早い、か...」
62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/10(金) 21:23:58 ID:sHeJ4oDA
もっとイケメンと女のメンタルズタボロ+ドロッドロの話を求む
65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 02:21:36 ID:uS..rUJQ
おぉ何か意味深なセリフを...姉さん
ま、過度な期待にはよそう、ここで「あれ? この子俺のこと好きなんじゃね?」
と言うのは素人だ、ソースは俺
ショッピングモール内を結構まわっていると予期せぬ事が起きた
女「次どこ行こっか〜?」
イケメン「まだ映画までに時間はあるね」
女とイケメンがいたのだ
66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 02:27:36 ID:uS..rUJQ
ヤバいな休日に、しかもイケメンの姉さんと一緒
何か恥ずかしいー///
とか思っていると女がこちらに気付いたらしい
女「あはは、そだねー....」
女「!?」アオザメ
つか最近気付いたが女 “太った?”
まぁんなことどうでもいい
そんなことより俺の脳裏によぎった次の行動は
逃げよう
70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 21:06:03 ID:uS..rUJQ
男「姉さん...少し走るよ...」オテテヲニギッ
姉「え///ちょ、男君!?///」
男「」ダッダッダ
姉「///」
女「お、とこ........」
イケメン「......」
71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 21:16:51 ID:uS..rUJQ
〜ショッピングモール内のカフェ〜
男「.....くっ....」
姉「男君....」
姉「男君...大丈夫よ...貴方には私がいるから...」
姉「ツラい時は私を頼って?」
姉「私、男君の為なら“何だって”出来るんだから...」
何...姉さん...マジ天使だろ...
確か姉さんは彼氏無しだよな...
俺、貰っちゃおうか...
とか馬鹿げた事を今考えるのはよそう
姉さんが本気で心配してくれているから
俺の良心に傷がつく、罪悪感がこみあげる
72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 21:27:15 ID:uS..rUJQ
その後めちゃくちゃ頑張ってあの二人組に会わない用にした
少し行動の幅が狭いように感じたが
でも姉さんと居るだけで楽しかった
もしかしてこれは...恋...
MK5か!? マジで恋する5秒前なのかッ!?
〜男宅〜
男「今日は姉さんとメアドと電話番号交換したったwww」
男「ウヘヘヘwwww」
っと顔の筋肉が緩み過ぎたようだ
でも嬉しいんだもん!
アル-ハレータ、ヒ-ノコト♪
あ、メールだ
73: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 21:36:10 ID:uS..rUJQ
To: 姉
題名: 届いてるかな?
ちゃんて届いてるかな?
誤字、脱字無いかに?
返事よろすくね \(^q^)/
−−−−−−−−−−−
すげー誤字が多い....そして顔文字の使いどころが間違ってる....
だが、不思議とかわいく思える....
すげーかわいい....
.......................保存しとこ.........
............さてと! 俺も返事書かないとな!
74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 21:46:54 ID:uS..rUJQ
To:男
題名:Re 届いてるかな?
届いてますよ〜
−−−−−−−−−−
っと
返信完了っ
アイマイミライ〜、カガヤキヘダーイブ♪
あ、母さんから電話だ...
75: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 22:01:15 ID:uS..rUJQ
〜明日 登校〜
オッス皆、俺だ
今日は辛いな〜三連休もあったんだ....
休み明けの何かドッと来るやつが今日はやけに強く感じる
んな変な事ををまた淡々と考えていると
友「オーッス! うへへwまたシけた顔してんなw」
はぁ〜また五月蝿いのが...
でも嫌いになれないんだよな〜コイツw
男「うるせー、言うなw」
友「あはははw」
友とパンの耳は必要か必要で無いか、や
H本をどうやったら母に見つからずに生活出来るか、また
どう処分するか、とか、母親の異常な悟り能力、等々
ホントにくだらないことを本気で話し合った
朝まで生テレビ出れるレベルだな
76: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 22:16:48 ID:uS..rUJQ
〜学校 廊下〜
友「いや、だからぁ〜おでんといえば大根だろうが〜」
男「いいや! 違うね、ちくわだろ!」
友「おいwちくわは流石にショボすぎだろw」
女「」キュッキュッキュッ
あ、女だ...
友「やっぱ大根だろ〜上手いしでかいし」
女「」チラッ
女「」ウツムキ
お、一瞬こっち見たが、知らないふり知らないふり....
友「大根って上手いよな〜俺、大根好きだ」
そういえば女、また“太ってきたな”
友「あの白い肌から汁を吸って茶色に...最高だ〜って聞いてンのかよ、男」
男「あぁ聞いてるぜ? 白い肌からガングロになっちゃったんだろ?」
男「メイクは部族みたいになのだろ? いつの時代だよw」
77: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 22:24:49 ID:uS..rUJQ
友「何でそこだけ聞いてんだよ〜ちげーよ」
友「大根の話だろうが! 全く〜」プンプン
男「あ〜はは悪い悪い....」
まさかこの後、平和な男の日常が一気に壊されるとは
被害者の俺にも分からなかった....
78: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/11(土) 22:44:33 ID:uS..rUJQ
〜放課後 廊下〜
男「父ちゃんも♪ じいちゃんも♪ ばあちゃんも♪」
男「たかし君も♪ マンドリルも♪」
男「ブードキャンプにいくのなら〜♪」
男「....あ、ペンケース忘れた!」
男「やべやべやべぇ! 早く教室に!」ダッダッダ
〜教室前〜
男「WAWAWA忘れ物〜」
っと俺は窪みに指を掛け開けようとした...その時
デジャブ的なのはホントにある
アヒィモウダメェ~♡ ンホォ♡ ピチョンピチョン!!
と不協和音が聞こえてくる....
エ、「ニオイヲツケテオカナイト」ッテ♡ キノウモ...♡ ウヒィ♡ ヤッタジャン♡
くっ....耳が腐る...
87: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 21:24:14 ID:BF4mVyPQ
そこで俺は何を思ったか、扉にまた手をかけ直し
ゆっくりと重いドアを開けるように、ゆっくり、ゆっくりと
扉を横に開いた.....
男「」ガラガラ.....
女「うひぃ♡ 」
女「ひぎぃ♡」
イケメン「」(真顔)パンパンパンパンパン
イケメンが無言で、しかも真顔で腰を振ってたのには正直吹き出しそうになった
女「うぁ♡ おとこぉ♡」
女「み、見てぇ♡ イケメン君と繋がって♡ あひいん♡」
88: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 21:41:59 ID:BF4mVyPQ
男「...そうか」
コッチ見るな...口を開くな...
女「でもね? モチロン♡ 男も好きだよ♡」
俺は普通あまりキレない
友達も俺のキレた所は見たこと無いと言う
でも今回ばかりは俺も.....
.......キレた......
女「だ、から~♡ 今度はおとk....」
男「俺は嫌いだ」
女「....え?」
イケメン「」パンパン......
イケメンも空気を読んだのか腰を振るのを止めた
そしてこの“ゴミ女”は耳が完全に腐ってるらしい
だから俺はもう一度、口に出した
ハッキリと.....
89: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 21:49:06 ID:BF4mVyPQ
男「俺はお前が嫌いだ....大っ嫌いだ」
女「う、嘘よ.....」
男「嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い(ry」
女「う、嘘よそんなの嘘よ!!」ポロポロ
イケメン「女、あんな男居なくても...俺が....」
女「あんたは黙ってて!!!!」
イケメン「!?」
はぁ〜、つくづく思う
男「最低だな、この女」
女「!?」
男「じゃあ、俺帰るからじゃあね」
女「ま、待って! これは、これは違うのよぉ」ポロポロ
91: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 21:54:34 ID:BF4mVyPQ
何が違うんだ....
女「こ、これは...イケメン君にたぶらかされて....」
イケメン「!?」
イケメン「き、君から「あんな男飽きたから」って言ってきたんじゃないか!」
女「!?」
女「で、でもね私あなたの事をまだ大好きだからぁ〜」ポロポロ
女「もう一度、もう一度チャンスを頂戴〜」ポロポロ
何をすがってる...気持ち悪い....ヘドがでる
男「離れろ...今日を持って俺らは赤の他人だ」
92: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 22:03:32 ID:BF4mVyPQ
女「....おとこぉぉぉぉぉ」ゴウキュウ
男「」ガラガラピシャッ
〜学校 廊下〜
ッはぁ〜清々したぜぇ
さぁー帰って男泣きだなこりゃ.......
〜後日〜
あの一件から数日
誰が噂を流したか知らないが スットボケ
イケメンには「寝取り魔」「見た目はイケメン中身はゴミクズ」のレッテルが貼られ
女には「痴女」「尻軽女」等と陰で言われるようになった
そのせいで二人とも今のところ学校に来ていない
93: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 22:09:28 ID:BF4mVyPQ
ま、俺はそんなの知ったこっちゃねぇーが
急に話を変えるが、夏目漱石が書いた
「こころ」と言う本をは知っているか?
あれを一度読んだら共感しまくりでな〜
多分この本に共感出来るのはこの一件と
どこか似ている所があったからかも知れない....もう思い出したく無いものだ
姉「男ーほらーお弁当作ったから一緒に食べよー」
男「お、今いくわ〜」
96: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 22:18:47 ID:BF4mVyPQ
〜屋上〜
やっぱ、彼女の手作り弁当は最高だ パクパク
姉「そ、その声にでてるよ////」
男「う、うおマジか///」
姉「でも嬉し///」
男「///」
姉「お、男? す、好きだよ...///」
男「お、俺も好きだ///」
ヤバい....最高だこのやり取り....
そしてあの一件で変わったのはもう一つある
〜教室〜
モブ太郎「大丈夫か? 男....」
モブ実「かわいそう...男」
何故か必要以上に同情がかかるのだ
んな安い同情はいらねー!
97: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 22:24:53 ID:BF4mVyPQ
と思ってしまうのはあの一件が頭に残っているからだろう
ま、別に関係ないが
男「!?」ブブルブル
な、何だこの悪寒!?
モブ王「お、おい大丈夫かよ」
男「あ、あぁ多分平気...」
〜女宅〜
女「男好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き(ry」
〜fin〜
98: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 22:27:12 ID:BF4mVyPQ
完結しました〜
ホントに初投稿なので緊張しました〜
ここまで見てくださった心優しいかた有り難うございます
また書くかは分かりませんが機会が有れば投稿したいと思います
99: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 22:30:36 ID:tWns3bD2
おつー
100: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 22:33:27 ID:CX39puGM
乙
若干続きが気になる
101: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/12(日) 23:22:11 ID:1gpgkTUk
男と姉がハッピーエンドになっただけですっきりだわ。
次回作も頑張ってね
102: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/13(月) 00:12:09 ID:5t6qOYxI
やっつけ感あるけど面白かった
更なる進歩に期待
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