犬のブリーダー(繁殖業者)が、に複数のペット用小型犬捨てたとみられる

事件が起きていたことがわかりました。

画像:【高崎市動物愛護センター】
高崎市動物愛護センター
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014011900103/

12日、『読売新聞』の取材で判明したもので、今年の4月に3匹、8月に8匹、群馬県高崎市の山間部

チワワなど人気の小型犬が、合わせて11匹捨てられていたとのこと。

発見者によると、性別は全てメスで10匹が純血種、1匹のみが雑種だったそう。

どの犬も皮膚病がひどく、毛玉だらけで、歯はボロボロ、乳房も大きく、何度も子犬を産まされたと思われる

繁殖用の成犬で、年齢は5~10才程度。

高崎市動物愛護センターに保護された後、一時は殺処分も検討されたそうですが、動物愛護団体「群馬わ

んにゃんネットワーク」(高崎市)が動物病院の協力を得て、手入れや治療、避妊手術などをして回避。

画像:【群馬わんにゃんネットワーク】
群馬わんにゃんネットワーク
http://g-wan.net/index/

11匹のうち、5匹は新しい飼い主に引き取られていきました。

同愛護センターは

「これだけ純血種が大量に捨てられていたことはない。
ブリーダー(繁殖業者)が繁殖用に使えなくなった犬を捨てた可能性が高い」

として、現在刑事告発も含めて、警察に相談中とのことです。

昨年9月から施行されている「改正動物愛護法」ではペットの「遺棄(いき)」に関して、100万円以下の罰

金が設けられています。

動画:【動物愛護センターの活動内容】

日本では少しずつペットに対する意識が変わってきてはいますが、悪質なペット業者もまだまだ存在する

ようです。