「ノー残業デー」の設置など、日本でもワークライフバランス推進を目的とした制度を取り入れる会社が増えてきていますが、多くの場合は “社員の自主性” などと称して定時以降のサービス残業を慣習化させているケースが少なくありません。
しかし、オランダ・アムステルダムのデザイン会社「Heldergroen(ヘルデルグローエン)」は、より強制的かつ実効的な手段をもって、そうした悪しき残業習慣を根絶させることに成功しています。一体、どんな方法なのでしょうか?
▼朝、最初の社員が出勤。オフィス内には椅子や何かの台がありますが、デスクがありません。
▼しかし、部屋の片隅で何やら操作をすると天井からデスクの天板が降りてきます。
実はこの会社、定時である午後6時になると鋼線ケーブルでデスクの天板をコンピューターごと天井に引っ張りあげ、残業を強制的に遮断する仕組みを取り入れているとのこと。椅子の脇に置かれていた台は、机の脚の部分だったんですね。
▼勤務時間中は、みんな真面目に仕事をしています。
▼定時になると、デスクは再び天井へと消えてゆきます。
▼空いたスペースは、ヨガスタジオに早変わり。他にも、ダンス教室やグルメフェスなどの社交イベントが定期的に開催されているそうです。
▼一日の様子を収めた映像。
「本気で残業を根絶するつもりならこれくらいの事はやってみろ」と言われているような気もしますが、確かにこれなら残業したくてもしようがありませんね。日本でも、こうした仕組みを取り入れる企業がそのうち出てくるのでしょうか?
[Adweek via CNN.co.jp] [Digital Synopsis]
社畜「自分も吊り上げてもらおう」
マジで言いそうだから困る
床で作業するに決まってるじゃん
やっぱ先進的な企業はみんなMacなんだな