これを常に鞄の中にでも放り込んでおくと、いざという時の保険になりそうです。
「モバイルバッテリー」。スマートフォンを中心とする、各種ガジェット類が肌身離せなくなってしまった現代においては、ある種必須とも言えるような存在。そのモバイルバッテリーの常識を打ち崩す、運動エネルギーで充電するバッテリーこと「Ampy」の登場です。
このAmpyの最大の特徴は、運動エネルギーを電力に変換することができるという点にあります。つまり、このモバイルバッテリーは、それを装着・保持した状態で運動を行うことによって充電することができるのです。
「Ampy」のバッテリー容量は「1,000mAh」とのこと
また、もう一つのAmpyの特徴として、通常のバッテリーが電源から充電するのと大差ない充電速度を実現している点が強調されています。上の画像は、その充電速度と完全充電状態のAmpyがどの程度のバッテリーライフを実現させるかを示すものです。
図によれば、徒歩なら1万歩(人が1日で歩く平均的な歩数)、自転車なら1時間、ランニングなら30分でAmpyを完全充電させることができる模様。また、スマートフォン、スマートウォッチ、フィットネスバンドを、それぞれ3時間、24時間、72時間連続駆動させることができるとのことです。
そのほか、Ampyには各種アクセサリーが用意されており、運動の内容によって装着方法を変更することが可能になっています。
さて、Ampyは現在、オンライン出資サイトの一つKickstarterで絶賛キャンペーン開催中です。この記事の執筆時点で、既に「129,235ドル」(約1385万円)の出資金を獲得することに成功しており、「100,000ドル」(約1072万円)という当初のゴールを軽々とクリア。
そして気になる価格と入手時期に関してですが、現時点では「85ドル」(約9100円)の出資を行うことで「2015年6月以降」に順次出荷される、Ampyを入手する権利を獲得することができるとのことです。
さておき、仮にこのバッテリー技術を搭載したスマートフォンなどが登場すれば、実に面白いことになりそうに思えます。将来的により電力変換効率が高まれば、「無充電で1日中使い倒せるスマートフォン」の実現も夢ではないかもしれません。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
都市部で震災にあって交通が麻痺するなか数日掛けて徒歩で帰宅目指す、と言う状況なら役に立ちそう。
それ以外なら普通のモバイルバッテリー持ってる方がいいかも。
なんか突っ込むピントがずれてるような
モバイルバッテリーに対する充電を(あまり)意識しなくていい、ってのがキモでは。
光発電と組み合わせられれば、動いてても止まってても充電とか出来ないかなぁ?
スマホだけでも使用者の電力を合計すれば、夏場なんかは助かるかもよ。
スマホを充電する時間帯は多くの人が夜間だと思うよ
光発電と組み合われば夜間だけじゃなくても・・・ってことが
なぜ考えられない。なぜ思いつかない。
これでガジェオタがマッチョになるな