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マイクロソフト、Android Wear用の手書きキーボードAnalog Keyboardを実験リリース - Engadget Japanese


マイクロソフトの研究部門Microsoft Researchが、Android Wearウェアラブルデバイス向けの手書きキーボードアプリ Analog Keyboard をリリースしました。
Android Wear では標準で Googleのクラウドを使う音声入力や、アプリにより選択式で短文テキスト入力を用意していますが、マイクロソフトのAnalog Keyboard は指先で単語推測や誤り補正つきの手書き入力を可能にします。

MSリサーチ研究者の挙げる利点は、時計に話しかけづらい状況や、周りがうるさくても使えること。また非常に狭い画面を分割せざるを得ないソフトキーボードに比べて、一文字の入力にほぼ全画面を使えること。さらにほぼ全画面を使う手書きならば、原理的には時計の画面を見ることなく入力もできる(場合がある)としています。



マイクロソフトはAndroidやiOS向けにも自社アプリをリリースしていますが、このAnalog Keyboard はあくまでマイクロソフトグループの研究組織であるMicrosoft Researchが、小型デバイスでの文字入力研究の一環として公開したプロトタイプです。

このためストアでは公開されておらず、マイクロソフトのページからダウンロードして、Android SDKのあるPCからUSBまたはBluetoothデバッグモードで手動インストールする必要があります。コマンドラインでadbを使ったことがない場合は、何がどうなっているのか把握したうえで自己責任で試してください。

対応端末は サムスン Gear Live など320 x 320解像度ディスプレイのデバイスか、モトローラのMoto 360のみ。280 x 280の低解像度端末、LG G Watch や G Watch R などは対応していません。

特徴や制限は、今のところはスマートウォッチ側だけで処理すること。クラウドもモバイルアプリも使わないためオフラインでも使える一方、正確さや速度はトレードオフになっています。また処理を軽減するため小文字しか入りません。自動補正の辞書が邪魔になるユニークな単語の場合、入力後に少し間を置くと補正がオフになります。




こちらはマイクロソフトも先行事例として挙げるカシオの計算機つき腕時計 AT-550。タッチ画面を備え、手描きで数字を入力できました。発売はちょうど30年前の1984年。
マイクロソフト、Android Wear用の手書きキーボードAnalog Keyboardを実験リリース

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