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Google、99ドルのNexus Playerを発表。映画やAndroidゲームをテレビでプレイ - Engadget Japanese


Android 5.0 Lollipop (ロリポップ) の正式発表、新スマートフォン Nexus 6、新タブレット Nexus 9と同時に、Google はテレビにつなぐ Nexus Player も発表しました。Nexus Player は99ドルのストリーミングメディアプレーヤー兼ゲーム機。製造はASUSが担当します。

ソフトウェアプラットフォームには Android TV を採用。Google Play 映画&テレビ番組や YouTube、Hulu Plus、Netflix といったサービスのコンテンツを手軽にストリーミング再生できるほか、別売りのゲームコントローラを使えばAndroidゲームも大画面で本格的に遊べるゲーム機を兼ねています。

Google Nexus Player

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7 枚



ハードウェア仕様は、手乗りサイズの円盤状本体がインテルAtomプロセッサ(64bit、4コア1.8GHz、PowerVR Series 6 GPU)、1GB RAM、8GB内蔵ストレージ、802.11ac WiFi (2x2 MIMOアンテナ)、HDMI出力。音声サーチ専用ボタンを備えたシンプルな片手リモコンが付属します。

付属のリモコンでもカジュアルなゲームは遊べますが、別売り39ドルのゲームパッドを使えば、Androidゲームを左右アナログスティックやショルダーボタン(LRボタン)も使って本格的にテレビで遊べます。プロセッサが64bitの4コア1.8GHz Atom、グラフィックにPowerVR Series 6など、いわゆるモバイルゲーム向けとしては非常に強力なハードウェアを備えるのもポイントです。


Nexus Player 本体のAndroid TV は Google Play 映画や音楽、テレビ番組のほかHulu など各社のコンテンツに対応。サービスごとにアプリを切り替えてブラウズする必要なく、おすすめコンテンツを自動で並べてくれます。さらにライブラリを探すことなく、音声で望みのタイトルや関連コンテンツを複数ソースから探して一覧する機能も備えます。


また Google Cast にも対応。Google Cast はスマートフォンなどの対応アプリからクラウドコンテンツを投げる(キャストする)と、あとはChromecast や Nexus Player が自力でネットから受信して再生する仕組みです。要するにHDMIドングル型の Chromecast と同じ機能を備え、Android / iOSデバイスや Mac / Windows PC からメディアを大画面に飛ばせます。(またAndroidデバイスならば画面のミラーリングや、PCのChromeブラウザからタブのストリーミング表示にも対応します)。


また特徴的な機能として、Androidエコシステムの多様なデバイスとの連携機能も売り。移動中はスマートフォンで見ていた番組を続きからそのままテレビで見る、さらに寝室のタブレットでシームレスに再生するほか、ゲームでもスマートフォンやタブレットで遊んでいたセーブデータを引き継いでテレビで遊べることを挙げています。

価格は99ドル。米国では10月17日から予約受付を開始し、11月3日に発売予定。


Googleのテレビ攻略といえば、ソニーなど各社のテレビにじわじわと採用されたものの Logitechの外付けデバイス版は大失敗した Google TV があります。またテレビやオーディオシステムにつなぐストリーミングメディアプレーヤーとしては、2012年に発表したものの299ドルという強気の価格などから前評判が芳しくなく、出直しを宣言した幻の球体デバイス Nexus Q がありました。





Nexus Player は Google TV や Nexus Q といった過去の取り組みを踏まえつつ、対応アプリから受け取るだけのシンプルな低価格製品 Chromecast でワンクッション置いて、今度はゲーム対応を武器に改めて「なんちゃらTV」市場に攻め込む製品です。
Google、99ドルのNexus Playerを発表。映画やAndroidゲームをテレビでプレイ

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