システム・オブ・ア・ダウン（System Of A Down）は、1995年にアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス市ハリウッドで結成されたミクスチャー・ロックバンド。
バンド名は、ダロン・マラキアン(G)の書いた『VICTIMS OF A DOWN』という曲に由来する。
メンバー全員がロサンゼルスのアルメニア・コミュニティ出身であり、社会的・政治的メッセージの強い歌を歌うことで有名。

Wikiより引用

以下曲を適当にかいつまんで解釈を含めて布教していく

https://www.youtube.com/watch?v=5vBGOrI6yBk
System Of A Down - Sugar

まずPVの意味が全くわからない。いつ曲が始まるんだと言うイライラが募るばかり。
いざ曲が始まってみると不思議なリズムな上に「Sugar」となめてるのかとキレたくなる曲調。

だが一回聴き終わってしまうとこの謎の世界感にドハマりしている自分が居るのに気づくだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=CSvFpBOe8eY
System Of A Down - Chop Suey!

PVを見る限り浮浪者の集団かと疑わざるを得ない。
SOADのキチガイさを垣間見る事が出来るだろう。
歌詞を見てみると、この曲には宗教的な物を感じる。

基本的に古い(?)順に掻い摘んで行きます。
PV付きの物が多いのでギターのダロンがどんどんハゲていくのが見て取れるかと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=L-iepu3EtyE
System Of A Down - Aerials

不思議な少女が登場するPVだが曲との関連性は見いだせない。
歌詞を見てもらうととても難解な曲である事がわかるだろう。
(簡単な言葉の羅列に見えるが真意を掴むのはなかなか難しい)

スレタイ「お前ら」だったな

https://www.youtube.com/watch?v=4ZmhLugyHH0
System of a Down - I-E-A-I-A-I-O

idealizationの母音を取った物らしい。
とてもSOADらしいサビのメロディと曲展開だと思う。

あと歌詞が下品。この曲に限った話では無いがね。

ここからはアルバムとして色々紹介していきたいと思う。

と、言うのも>>1がSOADに本格的にドハマりしたのがこれから紹介する二枚のアルバムがきっかけだからだ。

「Mezmerize」

https://www.youtube.com/watch?v=M3-Da5Yn1Xs
System of a Down - Soldier side
このアルバムの最初に来る曲であり、オープニングの曲である。
「Welcome to the soldier side」と、戦争に関連しているのかと予期させるようなシリアスなスタートとなる。

https://www.youtube.com/watch?v=zUzd9KyIDrM
System Of A Down - B.Y.O.B.

Bring your own bombsの略。
英語の「Bring your own booze(酒は各自持参で)」の意味とかけている。

Why do they always send the poor?(何故貧しい者が毎度送られるのだ)
という叫びと共に激しい曲調で始まる。

You depend on our protection,(お前は俺たちの保護に依存しながら)
Yet you feed us lies from the table cloth.(テーブルクロスから嘘を食らわせてる)
独特な言い回しながらも「大統領は貧しい人間に守られ、安全な位置から嘘を吹き込み戦場に送っている」
という当時のイラク戦争を厳しく批判した曲となっている。

サビになると曲調は一転、更に途中で激しいブラストビートへと…と聞いていて若干疲れる曲ではある。
歌詞の意味を理解してみると「あぁ、なるほど」と思わされるに違いない。

https://www.youtube.com/watch?v=UVaPFtVx8PA
System Of A Down - Revenga
(PVは有志作成っぽい)

全体的にハモりが美しい。
「復讐」というタイトルを見てから歌詞を見ると、
男女関係における「復讐」を意味しているのだろうか。

難解すぎて意味が取りづらい。

https://www.youtube.com/watch?v=a125bMnQzy0
System of a Down - Cigaro

My cock is much bigger than yours(俺のチ○コはてめえのよりでかいんだぜ)
というなんともお下品な始まり方をする。

だが途中の歌詞を見てみると
We're the animators that de-animate(俺らは命を奪う生気を与える者だ)
We're the propagators of all genocide(俺らはあらゆる殺戮の伝道者だ)
という物がある事から、Cock=大量殺戮兵器(ミサイル?)である事がわかるだろう。

「俺のミサイルはお前のより強い(大きい)んだぜ」という戦争における兵器開発を巧妙に皮肉っている。

https://www.youtube.com/watch?v=qIDzPUt20F4
System of a Down - Radio/Video

SOADの多様性を強く感じる曲。
Aerialsよりも民族的であるのがわかるだろう。

歌詞を見る限り「俺ラジオ(とかテレビ)に出てるぜ」しか言っていない。
They take me away from, The strangest place of...(奴らは俺を、最も不思議な…の場所、から釣れだしてくれた)
と言っているが、これはこのままの意味なのか、それとも脱獄や死亡を表すのか、全く持って意味が取れない。

途中のロシア民族っぽくなる所が好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=PHQOSfnV4hM
System Of A Down - This Cocaine Makes Me Feel Like I'm On This Song

曲名が長すぎる。
単純に薬物に関する曲なのか？と思いきや
Killers never hurt feelings(殺した者は決して痛みを感じない)
等と言ってるように、人を殺す事に関して言及しているのか？

と、なると
There's nothing wrong with me
There's something wrong with you(俺は悪く無い、お前が悪いんだ)
というのは殺した罪を着せ合っているように感じる。

加えて
Don't eat the fish(魚を食うんじゃねえ)
と言っているが、fishには「刑務所等の新入り」を意味するスラングがある事からも、
やはり人殺しに関する曲なのではないかという事がわかる。

見てる奴いんのかな

https://www.youtube.com/watch?v=I2ayyuEiIMo
Violent Pornography - System of a Down

Everybody, everybody, everybody livin' now.
Everybody, everybody, everybody fucks.
Everybody, everybody, everybody livin' now.
Everybody, everybody, everybody sucks.
(皆今を生きてる、皆ヤってる、皆今を生きてる、皆シコってる)

ただのお下品な歌詞の曲としか思えない。

https://www.youtube.com/watch?v=ENBv2i88g6Y
System Of A Down - Question!

眠りを誘うような静かな入りかと思えば「あ、やっぱSOADか」と思わせる激しいパートが挿入される。
死についての疑問を呈しているように思える。

Dreaming! Dreaming the night! Dreaming all right!(夢を見る、夜を夢見る、全てにおいて)

Do we! Do we know, when we FLY?(俺たちが「FLY」した時を知っているか？)
When we, when we go(俺たちが「いった」時)
Do we die?(俺たちは死ぬのか？)

このFlyは「天に逝く」事を意味しているのだろうか。

https://www.youtube.com/watch?v=ZqOFZ1jHX0Q
System Of A Down - Sad Statue

激しい曲調から始まるSOADらしい曲。
Conquest to the lover(恋人を征服しろ)
And your love to the fire(お前の愛を炎の中へ)
Permanence unfolding in the absolute(永遠性は完全無欠の中に明かされる)

という謎の始まりからスタート。

そしてサビ
You and me, We'll all go down in history(お前と俺は必ず歴史になる)
With a sad Statue of Liberty(悲しみの自由の女神と共に)
And a generation that didn't agree(同意されない世代として)

この部分から再び反戦の曲なのだろうか？様々な予想は立つが婉曲的すぎて確実では無い。

https://www.youtube.com/watch?v=B2sFdkGCjhE
System Of A Down - Old School Hollywood

これまでのSOADとは違ったような、エレクトロな始まりだ。
タイトルの通り「古いハリウッドの学校」での思い出か何かを語っているのだろうか。

この次に紹介する曲とHollywoodに繋がりはあるのだろうか

https://www.youtube.com/watch?v=KwE1iK_MJr0
System Of A Down - Lost In Hollywood

ある意味SOADらしくない、静かな曲調。
そしてこのアルバム「Mezmerize」の最後を飾る曲である。
解説のサイトが多くあるので調べてみるのも面白いかもしれない。

Old School Hollywoodの少ない歌詞とは対照的に、この曲の歌詞は長い。
I'll wait here,You're crazy...(俺は待つよ、お前は狂ってしまってるけどな)
You should have never gone to Hollywood.(お前はハリウッドに行くべきではなかった)
という、始まりである。ハリウッドで狂った人間の話なのか？

ここで歌詞を読み進めてみても、「いやなんでお前はハリウッドに行ったんだ」と繰り返されている。
>>1はハリウッドにどんな闇が潜んでいるのかが残念ながらわからないので、これ以上は深めようが無いだろう。

見てる人もいなさそうだしHypnotizeまで紹介せずにMezmerizeまでにしておくか。

SOADは様々な曲調と声とメッセージ性を含んだ素晴らしいバンドだと思う。
是非興味を持ってくれたら嬉しいよ。