電子ペーパー搭載スマートフォン、ついに市場に正式投入へ。
「YotaPhone」。それは、通常の液晶ディスプレイに加えて「電子ペーパー」をも同時に搭載するという、実に奇抜なコンセプトの下に生み落とされた存在。
海外メディアGSM Arenaが17日(現地時間)に伝えるところによると、インド最大手のオンラインショッピングサイトの一つであるFlipkartにて、YotaPhoneの発売が開始されたとのことです。
YotaPhoneの最大の特徴は、通常の液晶ディスプレイに加えて、本体背面部に「電子ペーパー」が搭載されている点に尽きます。主に通知の表示・確認などに使用されるのですが、電子ペーパーの “表示内容を切り替える時以外は、電力を消費しない” という特性のおかげで、極めて電力消費効率の良い「通知用ディスプレイ」としての運用が可能になります。
もちろん、電子書籍などを読む際などにも使用できるので、ご安心下さい。
YotaPhoneの主なスペックは以下の通りです。
OS | Android 4.4.2 KitKat |
ディスプレイ |
4.3インチ HD(1280×720)液晶ディスプレイ 4.3インチ VGA(640×480)電子ペーパー |
SoC | Qualcomm 1.7GHz駆動 Snapdragon 400 (MSM 8960T) |
GPU | Adreno 320 |
RAM | 2GB |
内蔵メモリ | 32GB |
メインカメラ | 1,300万画素 |
フロントカメラ | 100万画素 |
バッテリー | 1,800mAh |
ネットワーク | 4G LTE通信 対応 |
また、気になる価格は382ドル(約4万円)とのこと。
さておき、純粋なスペックだけを見るならば、周回遅れ感の強く漂う仕上がりですが、電子ペーパーと液晶ディスプレイによる「デュアルディスプレイ構造」というその変態性が、全ての不満を補って余りあるほどに魅力的に映ります。このような変わり種端末も何とか日本でも発売されることを、ただただ天に祈るばかりです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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変わった端末が欲しいと言う需要はあると思う。
でも、例えば覗き見防止のフィルムが売られているように、情報を長時間見られるのを嫌う人は多いと思うし、地図見たり壁紙変えて表示させるくらいしか使い道ない気がする。
本のページも映像である様にページ毎に二本指でスライドして送るのかなぁ?
欠点なのかどうなのか微妙な例を挙げて、無理やりネガらなくてもイイと思うんだ
じゃあ電子ペーパーのとこにものぞき見防止フィルム貼ればよいのでは?
日本でも買えるようになるといいな
スマホとキンドルの2台持ちから解放される
こういうキワモノは良いな。
まぁ、日本では発売しないんだけど…。
メモリ液晶ェ・・・
これは気になる。触ってみたい。
でも日本じゃ殿様キャリアの圧力で発売は絶望的だろうな。
スペックアップ、解像度アップした、YotaPhone2がそろそろ発売じゃないの?
スマフォはこの程度の大きさであるべきだと思うが、4.3インチは読書にはきつい