かねてから火星への大接近が予想され、大規模衝突すら心配されていたサイディング・スプリング彗星(C/2013 A1)だが、ついに最大接近の瞬間がこの後すぐにやってくる(
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日本時間の2014年10月20日午前4時27分、火星から約14万1600キロの距離を通過するそうだ。ちなみにこの距離は地球から月までの距離(約38万キロ)の半分にも満たない近さだ。
火星にはNASAの火星探査車が配備されている。キュリオシティとオポチュニティは現在火星の地表にあるため、この天体ショーをとびきり間近で観測できるとして、現在より数か月の間、搭載カメラを上空に向けて通過中の同彗星の画像を撮影するという。
NASA | Observing Comet Siding Spring at Mars
サイディング・スプリング彗星は、直径約8〜48kmと推定されている。懸念されてた直接衝突の心配はないようだが、塵を多く含み、地球に近い大きさのコマと呼ばれる雲は火星と直に接触する可能性は否定できないという。その為、NASAは破損する恐れのあるマーズ・リコネサンス・オービター、マーズ・オデッセイ、メイブンといった探査機の位置を移動させた。天文学者らは今回の観測が太陽系の誕生に関する重要な手がかりを得られるのではと期待している。
via:sploid
もし衝突すれば、200億メガトン(TNT換算)の爆発が起きると言われていたサイディング・スプリング彗星だが、どうやら大丈夫そうだね。キュリオさんたちが撮影する火星からのエキサイティングな映像に期待することにしよう。
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コメント
1. 匿名処理班
少しだけ ぶつかったら面白いななんて思ったりw もし衝突したら200億メガトンの破壊力ってw 世界最大の水爆が 57メガトンだから・・・ 恐ろし恐ろしw
地球から望遠鏡とかでは見えないのかな?