万能細胞と呼ばれるiPS細胞などを活用し、人間の小腸を作り出すことに成功したと報じ
られています。
画像:【人間のiPS細胞】
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/yamanaka_group/?p=423
20日(日本時間)、アメリカ・シンシナティ小児病院医療センターなどの研究チームが、医学誌ネイチャー・
メディシンで発表したもの。
不妊治療で余った受精卵の一部から作られるES細胞(胚性幹細胞)と皮膚や血液の細胞から作ったiPS
細胞(人工多能性幹細胞)を増殖させ、人間の腸管同様の組織に変えた後、マウスの腎臓に移植したと
ころ、組織の周囲から血管が伸びて成長し、6週間後には消化や吸収などの機能を備える腸管組織となっ
たとのこと。
この技術を胃腸などの疾患治療や移植、難病の治療に応用できる可能性があると期待が高まっています。
iPS細胞の成果がいろいろな方面で出てきていますね。
一方、STAP細胞は・・