小渕優子(40才)経産相が辞任し、謝罪しました。

画像:【頭を下げて謝罪する小渕優子・経産相】
頭を下げて謝罪する小渕優子・経産相

20日に安倍総理に辞表を提出し、受理された小渕経産相は会見の場で

「政治資金団体の収支報告書の記載に際してさまざまな疑問を提示されました。
野党から数々の質問を受け、本来行われなければならない審議に大きな影響を与えてしまったことを重く受け止めています。
このようにお騒がせしてしまったことに対してすべての皆様に心からおわびを申し上げます」

と謝罪しました。

一方、自らの関係団体が政治資金から多額の「観劇代」や「野球観戦代」を支出していたり、ベビー用

品や化粧品、ストール、アクセサリー、下着、有名デザイナーのブランド品、下仁田ネギの送料(61万円分)

など、多数の私用が疑われる品物を高級百貨店で購入したり、実の姉が運営する店で品物を購入して

た件については

「年間2400万円が観劇会の収入として収支報告書に記載されていなければならないのに、平成22年は372万円、平成23年には369万円しか記載がなく、平成24年は収入も支出も記載がなかった。 実費が過少に記載されて不記載が多額になっている。
これでは大きな疑念があると言わざるを得ない」
外部の弁護士や税理士など第三者を入れて客観的な調査をする予定」

事務所費や組織活動費などの支出については公私の区別はしっかり付けていることを改めて申し上げたい」

「政治活動でお世話になった方々への贈答であり、地元の名産を紹介することで振興につながる。ベビー用品などは県外の人へのお誕生日祝いなど社交儀礼として購入した。
会社や団体と同じように政治活動の経費として認められると考えている」

「親族の企業から購入した物品は私の姉がデザインしたものなので、そうした物品をお世話になった人に渡せば交流を深めるきっかけになり大変重宝していた」

と釈明しつつ、政治資金をめぐる疑惑については

「経済政策、エネルギー政策に停滞をもたらすことは許される問題ではない。
ここで大臣の職を辞し、こうした疑念を持たれていることについて、調査に全力を傾注したい」
「大臣の職は辞することになるが、議員としてしっかり政治家としての説明責任を果たしていきたいと思っている」

とし、議員辞職はしないとの考えを明らかにしました。

動画:【小渕優子・経産相の辞任会見 フルバージョン】

公私混同していないとはっきり言い切ってしまいましたが、大丈夫でしょうか・・

少しずつ新たな疑惑も出てきていますが、今後の説明が待たれます。