チノ「ココアさんどうして他の女をもふもふするんでしょうか」
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あかり「・・・意気地なし」結衣「!?」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 20:22:51.93 ID:ElrPFdLx0
~ラビットハウス~
リゼ「そろそろココアが帰ってくるかな」
チノ「そうですね(お姉ちゃんに早く抱きつかれたいです///)」
ガラッ
ココア「ただいま!あ、リゼちゃ~んっ!」ダキッ
チノ「!?」
リゼ「おっ、おいココア!///」
ココア「リゼちゃん、ふかふかであったかいね♪」
チノ「………」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 20:29:31.44 ID:ElrPFdLx0
ココア「キャッキャ」
リゼ「ウフフ」
チノ「さっきから何か二人だけで盛り上がってます」
チノ「(この気持ちは何なのでしょうか)」
ガラッ
チノ「いらっしゃいませ…あっ!」
マヤ「遊びに来たよー!」
メグ「ココアちゃんー!」
ココア「あっ!マヤちゃん!メグちゃん!」ダキッ
モフモフモフモフ
マメ「///」
チノ「………」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 20:38:01.27 ID:ElrPFdLx0
マヤ「それでね!私、数学で80点取ったんだよ!」
ココア「マヤちゃん偉いね!」ナデナデ
マヤ「///」
メグ「わ、私も国語で85点取ったんだ~」
ココア「メグちゃんすご~い!」ナデナデ
メグ「///」
チノ「あっ!あのっ!私は両方とも90点を」
マメ「えっ!?ホント!?見せて見せて!!」ダッ
チノ「あっ…ちょっと(あなたたちには言ってません)」
ココア「チノちゃん頑張ったね!」パチパチ
チノ「えっ…(それだけ…)」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 20:45:26.33 ID:ElrPFdLx0
リゼ「テストか…私は射撃訓練で満点を取ったんだぞ!」
マメ「射撃!」
ココア「リゼちゃん凄いね!いざとなったら私を守ってね♪」ダキッ
モフモフモフモフ
リゼ「えへへ…///」
チノ「あの…私は」
ガラッ
ココア「あっ!お客さんだ!」
リゼ「いらっしゃいませ!」
チノ「(…私も撫でてもらいたかったです)」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 20:51:13.98 ID:ElrPFdLx0
~夜~
チノ「(結局、今日はココアさんに抱きつかれませんでした…)」
チノ「(リゼさんにばっかり抱きついて…)」
チノ「(やっぱり胸が大きいほうが抱き心地がいいのでしょうか)」
チノ「(………ココアさんは浮気者です)」
チノ「………もう寝ます」グスン
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 20:57:50.10 ID:ElrPFdLx0
~数日前~
ココア「私…チノちゃんのお姉ちゃん失格なのかな?」
千夜「そんなことないわ!それにチノちゃんだってまんざらじゃないのよ?」
ココア「でも…いつも私に対してツンツンしてるんだもん」
ココア「チノちゃんは、シャロちゃんみたいなしっかりものがいいんだよ!」ムスー
千夜「それじゃあ、こういうのはどうかしら?」
千夜「数日間、チノちゃんに対してのスキンシップを控えるの」
千夜「そうすれば、チノちゃんのほうからココアちゃんに好意を示すはずよ?」ニコッ
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 21:04:37.58 ID:ElrPFdLx0
~朝~
ココア「………ぅ~ん…」ムニャムニャ
チノ「はぁ…ココアさん起きないと遅刻しますよ?」
ココア「…チノちゃん?………う~ん、だるくて起きれないよぉ」ゴロッ
ココア「(!)………“お姉ちゃんの寝坊助”って耳元で囁いてほしいなぁ」チラッ
チノ「はぁ?何言ってるんですか…」
ココア「…そうすれば起きれる気がするの」チラッチラッ
チノ「もう…知りません」
ガラッ
バタンッ
ココア「………」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 21:14:10.31 ID:ElrPFdLx0
ココア「…おはようチノちゃん」
チノ「何度も言ったじゃないですか」ツンツン
チノ「(あっ…いけません、こんな態度では)」
チノ「…今日は休日ですけど、久しぶりに街を歩いたりしませんか?」
ココア「えっ!?…チノちゃんお姉ちゃんと一緒にいたいの?」キラキラ
チノ「買い物です!お店の買い出しですよ…(あっ)」
ココア「………そっか」
ココア「…ごめんね!今日はリゼちゃんと遊ぶ約束をしてて…」チラッ
チノ「!?…わかりました」プイッ
ココア「………」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 21:22:20.70 ID:ElrPFdLx0
チノ「何なんですか…せっかくの休日なのに」
チノ「やっぱりココアさんは私よりリゼさんのほうがいいんです!」
チノ「もういいです!私はパズルをやりますから!」
千夜「チノちゃんはツンデレなのよ。ココアちゃんに素直な気持ちを見せるのが恥ずかしいの」
ココア「そうなのかな………」
ココア「何だか私、チノちゃんに迷惑なことばかりしてるのかなって思うの」
千夜「考えすぎよ」
ココア「…何とかチノちゃんの気持ちを知りたいの」
千夜「………それならこんなのはどうかしら?」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 21:25:45.21 ID:cuHCezrk0
なんだあれチノちゃんの歌だったのか
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 21:39:01.21 ID:ElrPFdLx0
~ラビットハウス~
チノ「…何してるんですかココアさん」
ココア「あっ!チノちゃん、今日からリゼちゃんのお家にお泊りするの!」
チノ「!?」
ココア「バイトにはリゼちゃんと一緒に行くね!じゃ…」ガラッ
チノ「ちょっと待…」
バタンッ
チノ「………」
はよ
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 21:44:47.09 ID:ElrPFdLx0
タカヒロ「…ああ、はい。そうですか…わかりました」
ガチャン
タカヒロ「ココアくん、リゼくんの家に着いたそうだ。暫くお世話になると…」
チノ「………そうですか」
チノ「………」
チノ「ココアさんの馬鹿ぁ…」ポロポロ
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 21:48:47.61 ID:ElrPFdLx0
~リゼの家~
リゼ「メール?チノにか?」チラッ
ココア「うん…」
ココア「………」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
千夜「いい?メールを送るときはチノちゃんに関する話題は出しちゃだめよ」
千夜「リゼちゃんとの生活についてあれこれと教えてあげるの」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
チノ「!…メール」パカッ
チノ「………………」
チノ「………」ポロポロ
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 21:55:44.00 ID:ElrPFdLx0
千夜「ラビットハウスに行ってきたけど…チノちゃんは明らかに元気が無くなってるわ」
ココア「それってつまり?」
千夜「チノちゃんはココアちゃんに会いたくて会いたくてしょうがないのよ」
ココア「じゃ…じゃあそろそろ」
千夜「まだ早いわ」
千夜「チノちゃんの怒りが悲しみに…完全に昇華するまでは待つべきだわ」
ココア「うっ…うん。私ももうチノちゃんに怒られたくないな…」
千夜「あと少しの辛抱よ」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 22:00:57.22 ID:ElrPFdLx0
~数日後~
ココア「(…いつもチノちゃんからメールの返信は返ってこない)」
ココア「(今日も…)」ピロリン♪
ココア「あれ?チノちゃんから返信…」パカッ
どうぞリゼさんとお幸せにしてください
私にはお姉ちゃんが出来ましたから チノ
ココア「!!??」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 22:10:06.39 ID:ElrPFdLx0
ココア「どういうこと!?あっ…添付画像が」パカッ
ココア「!!!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――
~ラビットハウス~
チノ「いらっしゃいませ………」
?「…香風さん?」チラッチラッ
チノ「…?(誰でしょうか…でもどことなく懐かしい匂いがします…)」
?「貴方がチノちゃんね?ココアから聞いてるわ♪」ダキッ
チノ「!?………あのっ!いきなり抱きつかれると…///」
?「あっ…ごめんなさい、つい癖で…でも何か悲しそうだったから」ナデナデ
チノ「はぅ…///この感じは…もしかして」ドキドキ
?「………」サングラスカチャ
モカ「ココアの姉のモカです♪宜しくね!」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 22:17:24.79 ID:ElrPFdLx0
~ラビットハウス~
ガラッ
ココア「チノちゃん!!!!!!!!」
チノ「あ…ココアさんお久しぶりです」
モカ「あらココア…久しぶりー!」ダキッ モフモフ
ココア「わっ!お姉ちゃん…ちょっと」
チノ「モカさん…」シュン
モカ「あっ…チノちゃん!」ダキッ モフモフ
チノ「///」
ココア「な、何してるの!!チノちゃんは私の妹だよ!?」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 22:24:04.80 ID:ElrPFdLx0
モカ「ココア…姉はね…妹のことを理解してしっかり抱擁しなければいけないの」
ココア「わっ…私はお姉ちゃんよりもチノちゃんのことを」
モカ「理解してないわ。チノちゃん泣いてたのよ?何日も放っておいて…」
チノ「お姉ちゃん、泣いてないですよ。ココアさんには恋人が出来たって祝福してたんです」
モカ「そうだったわね♪」
ココア「チノちゃん………」
モカ「ココア、あなたに妹を作るのは無理だったわね♪」
ココア「………そんなの嫌だよっ!」
ココア「チノちゃん!本当にごめんなさい!チノちゃんを放っておいて…」
チノ「………」
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 22:32:30.19 ID:ElrPFdLx0
チノ「………私は」
チノ「もともとココアさんのこと嫌いじゃありませんから」
ココア「チノちゃんっ!」
チノ「でも…ココアさんが…私よりリゼさんのほうを見てて」
ココア「そんなことないよ!チノちゃんが一番だよ!」
チノ「………」
チノはココアに告白されて複雑な心境であった
ココアさんは私のことを一番に思っていた
でも…私はココアさんに対して
チノ「…私こそ…ごめんなさい」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 22:41:04.75 ID:ElrPFdLx0
チノ「私…いつもココアさんに冷たい態度を取っていて…」
チノ「ココアさんは私に対して素直だったのに…私は素直じゃなくて…」
チノ「悪いのは私でした…ごめんなさい」
ココア「ううん…私がチノちゃんのこと理解してなかったから…」
二人の涙は止まらなかった。
私たち、これからもう一度姉妹としてやり直せるのかな?
完
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 22:46:46.83 ID:RRuTVSDI0
乙です!
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/11(月) 22:56:12.57 ID:l+wabqqx0
皿洗ってるうちに終わっててワロタ
乙
乙
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ちなつ「あかりちゃんキスの練習しよ?」