イメージとしては、米Amazonの「Fire OS」のような感じでしょうか。
ちょうど一週間程前、「中国MeizuがYunOSを搭載したMeizu MX4 Proの投入を計画している」という情報をお伝えしたのを覚えておいででしょうか(過去記事)。今回、海外メディアGadgetzArenaが伝えるところによると、Meizuは現地時間「10月22日」に発表イベントを開催することを正式に告知したとのことです。
上の画像は、今回Meizuによって公開された発表イベントのティザー画像のもの。はっきりと「2014年10月22日」という文字を確認することが出来ます。
このイベントで発表される端末には、中国国内のオンラインショッピングビジネスの大手であるAlibabaが、独自に開発した「AliyunOS」(通称:YunOS)が搭載されていることを、GadgetzArenaは指摘しています。
また、この端末のベースとなっているのは「MX4 Pro」ではなく「MX4」であり、UIにはMeizu独自の「Flyme UI」が採用されているとみられています。
そのほか、基本的なスペックは「MX4」と同一となるものの、端末のデザインは変更されていることも明らかにされました。以下、今回発表される新「MX4」の主なスペック。
OS | YunOS 3.0 |
ディスプレイ | 5.36インチ 1920×1152ディスプレイ |
SoC | MediaTek 2.2GHz駆動 クアッドコア MT6595 |
RAM | 2GB |
内蔵メモリ | 16 / 32 / 64 GB |
メインカメラ | 2,070万画素 |
フロントカメラ | 200万画素 |
バッテリー | 3,100mAh |
残念ながら具体的な価格に関する情報は明らかにされませんでしたが、これが「MX4」のバリエーションモデルであることを鑑みるに、おそらくMX4と同じ「449ドル」(約4万8千円)程度に設定されるものと思われます。
以前リークされた「YunOS」搭載MX4の画像
何より気がかりなのは件の「YunOS 3.0」のパフォーマンスです。おそらくAndroid OSをベースに開発されたものだと思われますが、一体どのようなカスタマイズが施されているのでしょうか。その点についても明かされることを期待しつつ、発表に備えたいと思います。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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デザイン的にはかっこいいけど何かが足りない気がする
中国政府はWindows 8の政府調達を妨害したり、Google検索に壁を作ったりして、
自国企業をあからさまに優遇してるしね。
Google=アメリカ企業への依存を減らす国策的なものだろう。
西側諸国を敵性国家と見ていれば、ごく自然な対策ではある。
その視点が前時代的ではあるが。
しかし、面白い動きをしてるのは中国企業とかばかり。
日本企業からも最高に早くてパワフルでカッコよくユニークな製品出てこないかなぁ。
まぁ、三大キャリアがいる限りスマホは絶望的だろうけど。
ユニークって意味じゃ、PSvistaや3DSみたいな携帯ゲーム機も結構ユニークと言えるんじゃないかと思うけどね。海外でも少しは売れてるみたいだし。