元が大きいと、「mini」でも大きくなるのは仕方がないことなのでしょう。
つい先日、鳴り物入り的に登場したばかりの “自撮り特化型スマートフォン” こと「HTC Desire 820」。かねてより、その「小型モデル」が登場するという噂がまことしやかに囁かれていましたが、ついに今回その「小型Desire 820」が中国にて販売が開始されました。
その新端末の名前は、「HTC Desire 820 mini」。ひねりも何もあったものではありませんが、先日発表された「HTC Desire 820」のコンパクトモデルとなります。しかし、その端末のサイズは勿論のこと、全体的なスペックに関しても、些か “控え目” なものとなっています。以下、伝えられるところのスペック。
OS | Android 4.4 KitKat |
ディスプレイ | 5.0インチ HD(1280×720)ディスプレイ |
SoC | Qualcomm クアッドコア Snapdragon 400 |
RAM | 1GB |
内蔵メモリ | 8GB |
メインカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
ネットワーク | LTE通信対応 |
その他 |
microSDカードスロット デュアルSIMカード対応 |
Desire 820が64-bit OS「対応」だったのに対し、Desire 820 miniは「非対応」となっているほか、最大の特徴であった「1,300万画素」のフロントカメラも「500万画素」のものへとグレードダウンしています。
さて、気になる価格ですが、中国の大手オンラインストア「Tmall」にて「228ドル」(約2万4千円)にて販売されているとのことです。また、現時点では、中国市場以外に対しても供給されるかどうかについては判然とせず。
さておき、今や「小型モデル」ですら、5インチディスプレイを搭載する程にデバイスの大型化が進んだことに、改めて気付かされた思いです。
手指が大きく小型端末が操作しづらい身の私としましては歓迎すべき風潮なのですが、一方で端末の画一化が進んでしまっている事実を鑑みると、何とも複雑な気持ちになってしまいます。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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5inchそのものがデカくて持ちにくいんだけど……一体どこがminiなんだろうか。
いくらなんでも5インチでミニはないわ。
ミニの使い方を決定的に間違えてる気がする
このスペックでも200ドル超えるのみるに、AQUOS CRYSTALってほんとくっそ安いんだなと実感する