果たして、栄冠を手にするのはどのプロジェクトか。
コンシューマー向けPC業界の覇者たる、米Intel。その絶対王者がPC業界の次に目を付けたのは、「IoT」と「ウェアラブルデバイス」という新進気鋭の分野でした。
今回、海外メディアPhone Arenaが伝えるところによると、米Intel主催のウェアラブルデバイスに関するアイデアコンテスト、「Make it Wearable」の最終候補たちがついに揃い踏みしたとのことです。
Phone Arena曰く、「Make it Wearable」の最終候補には全部で10組のプロジェクトチームが選出され、彼らは11月3日にサンフランシスコで開催される最終発表イベントにて、最終プレゼンテーションを行うことになる、とのことです。
また、いよいよその最終プレゼンを経て、ついに王者が決定される訳ですが、優勝者に対しては、高額の賞金が支払われることも明らかに。
既に10組の最終候補のうち、8組に関しては彼らのアイデア・製品の「プレビュー映像」がYoutube上に公開されていますが、残り2組に関しては、少なくとも現時点においては公開されていません。ちなみに当然のことながら、全ての製品には、Intel製のチップが搭載されているとのこと。
さておき、最終候補に選抜されるだけあり、どのアイデアも実現すれば実に面白そうなものばかりです。個人的には、4番目と6番目、そして8番目のプロジェクトチームのアイデアには、思わず声を出して興奮してしまいました。さて、こうなると残り2チームのプレゼン映像にも是非ともお目に掛かりたいものですが、果たして。
※以下公開されたプレゼン映像です。
1.Team BLOCKS, modular smartwatch
モジュール式の「スマートウォッチ」
2.Team First V1sion
各種センサー搭載型「ウェアラブルカメラ」
3.Team ProGlove
各種センサー内蔵型「作業用グローブ」
4.Team Wristfy
クーラー&ヒーター機能搭載「スマートブレスレット」
5.Team Snowcookie
スキー専用「データトラッキングデバイス」
6.Team Open Bionics
義装具(義手・義足)用「スマート義装具」
7.Team BabyGuard
赤ちゃんの「常時モニタリングシステム」
8.Team Nixie – wearble drone
ブレスレット型「ウェアラブルドローン」
ソーシャルシェア
著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
モジュール式スマートウォッチ「Blocks」、TizenOSを搭載へ
2014年10月18日
米マイクロソフト、数週間内にもスマートウォッチを発表か ―年末商戦
2014年10月20日
究極の小型PC!米インテル、Bay Trail搭載「USBメモリスティックPC」を投入
2014年10月19日
米グーグル、米Intel製モバイルSoC向けの「64-bit Androidエミュレーター」の提供を開始
2014年10月12日
米インテル、SDカード並の極小x86コンピューター「Edison」正式発表 ―10月にも日本発売
2014年9月11日
日本にも来る!ASUSが「Zen」シリーズの発表イベントを「10月28日」開催へ
2014年10月20日