２３日、『毎日新聞』がスクープしたもので、亡くなった父・恵三元首相から小渕氏が一部相続した東京都内

の土地建物を、小渕氏は一旦、地元・群馬県内の建設会社に約５３００万円で一喝売却した３ヶ月後、

画像：【売却された旧小渕家の土地家屋】

http://mainichi.jp/graph/2014/10/23/20141023k0000m040129000c/001.html

小渕氏が９年間理事をつとめた公益財団「本庄国際奨学財団」が「寮」として、約４億５４００万円で購入。

画像：【旧小渕家をめぐる取引の流れ】

http://mainichi.jp/graph/2014/10/23/20141023k0000m040129000c/003.html

その後も小渕氏の母親が無料で住み込んでいるとのこと。

財団側は

「保守管理をお願いしている」

と事実を認めた上で釈明しましたが、専門家は

「政治家側への利益供与に当たる疑いがある」

と違法の可能性を指摘しています。

また小渕氏の選挙区内（群馬５区）で、後援会の役員が小渕氏の顔写真や名前入りのカレンダーを毎年

配布していたことも判明。

時を同じくして名前や似顔絵入りの「うちわ」を配布した騒動で引責辞任した松島みどり法相同様、「公職

選挙法」上の有権者への利益供与に当たる可能性が出てきました。

５３００万円で地元の建設会社に売った土地家屋が短期間で転売され、自身が長年理事をつとめた財団

が４億円以上で購入・・

何とも言い知れぬ政治の裏世界のようなものを感じます・・

経産相を辞任した際、議員辞職はしないと言い切った小渕氏ですが、一体どうなるんでしょうか・・

今後、野党側からの追及がなされると思います。