食品偽装や健康食品の誇大広告など、虚偽表示に対して、追徴金が科される見込みです。
画像：【食品サンプル】 
https://www.flickr.com/photos/spaztacular/4551268097/
２４日、政府は「景品表示法」を改正し、虚偽の食材や産地偽装、合理的根拠のない健康食品などに対し、
罰則を強化し、売り上げの３％を追徴金として科す改正案を閣議決定しました。
ただし、追徴金が課される対象は
・売り上げ高が５０００万円以上
・事業者が客に返金した場合はその分を追徴金から減額する
・自主申告した場合は追徴金は半分に減額する
などとなっており、条件は緩くなっています。
今国会で成立を目指し、公布されると１年６ヶ月以内＝２０１６年度内に施行されます。
消費者団体などからは
「３％は低すぎるし、甘い」
などの声も挙がっているようですが、同日開かれた会見で、有村治子消費者担当相は
「不当表示を抑止する目的を達成するために必要な水準という観点から設定した。
妥当だと考えている」
と答えています。
全く効果がないわけではないと思いますが、条件がまだ緩い気がします。
もう少し厳しくてもよいのではないでしょうか・・
