実に利便性は高そうですが、セキュリティ性はいかほどのものなのか。
米国内のオンラインショッピングを手掛ける企業として、「第3位」の座に君臨するEtsy。その大手企業から新たに、「モバイルクレジットカードリーダー」の無償提供が開始されました。
海外メディアPocket-lintが伝えるところによると、今回Etsyからリリースされたクレジットカードリーダー(以下:Etsy reader)は、iOSとAndroid OSの両デバイスとの連携を実現している、とのことです。
ただし、このEtsy readerを利用するためには、米Etsyが提供するアプリ「Sell on Etsy」との連携利用が必須となります。ユーザーはリーダーの利用をすることで、アプリを通じて、手動でのクレジット番号入力などの諸々の手間を省いた商品の購入が可能に。
また、Etsy readerには、Visa、MasterCard、American Express、Discoverの4つのクレジットカード会社が対応し、リーダーを利用したカード決済一回に付き、「2.75%」のカード処理手数料がかかることが伝えられています。
そのほか、Etsy readerを利用することで、Sell on Etsyを通じての出品と決済をスムーズに行うことが可能になるほか、アカウントから売上額などに関する情報を簡単に確認することができるそうです。
さて、現時点では米国に在住する人のみ、Etsy readerの請求とアプリのダウンロード、そしてリーダーの使用を「全て無料」で行うことができるのですが、Pocket-lint曰く、「他国に在住する人がEtsy readerの入手を望むのであれば、Etsyは迅速な対応を取るだろう」とのこと。
さておき、利便性はかなり良さそうに思えますが、やはり問題はそのセキュリティ性能と言えるでしょう。リーダーとアプリ、そしてそのベースとなるOS。三位一体となって堅固なセキュリティ性能を発揮してくれるのであれば実に有用なシステムだと思うのですが、果たして。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
既に、日本のコンビニでも買える類似サービスのSquareというサービスが有りますが、さてどの様に差別化するのやら。
https://squareup.com/jp
2.75%って、高くね?
この間のカードに指紋センサー載せたのと組み合わせれば、
多少はセキュリティーがあがるだろうけどそれでも不安
気づいたら莫大な金請求されそう