オーキド「そこに3つのボールが…ないっ!?」
オーキド「あれ?あれれ?」
レッド「…」
オーキド「変だなあ。どっかに落として来たかなあ」
グリーン「なんだよ…それ」
オーキド「まあええわ。すまんな」
レッド「おう」
オーキド「そうだ、レッド。ちょいとトキワのショップに行って、
Amazonからの荷物を受け取って来てくれんか?」
レッド「いいぜ」
オーキド「草むらには野生のポケモンがいるから…こいつをやる」サッ
レッド「これは?」
オーキド「ネズミだ」
ピカチュウ「ぴっか!」
レッド「ほう」
オーキド「頼んだぞ。よしグリーン!研究を手伝ってくれ!」
グリーン「仕方ねえなー」
オーキド「うりゃ!」
バチン!
グリーン「あん!この研究はつらいっ!」
レッド「行くぞ」
ピカチュウ「ぴか」
レッド「着いたぞ」
ピカチュウ「ぴか」
レッド「荷物、受け取ったぞ」
ピカチュウ「ぴか」
レッド「うーん…中身はなんだろうな」
ピカチュウ「開けてみるがよい」
レッド「オーキドに怒られちゃうよ」
ピカチュウ「秘密というもののは暴かれなくてはならぬ。
少年よ、封印を解くのだ」
レッド「はい!」
デデデデデ〜〜〜〜ン!!
レッド「…『ぷにぷにシャワーズDX』?」
ピカチュウ「オ○ホだな」
レッド「それと…『禁断のババアHeaven ーキクコー』?」
ピカチュウ「エロ本だな」
ピカチュウ「熟女のヌードを見ながらシャワーズ型のオナホで…。
恐ろしい男だ」
レッド「ふん…くだらん。捨ててしまえ」ポイ
ピカチュウ「どうする?マサラに戻るのか?」
レッド「通常ルートだと、戻って図鑑を貰うことになっている」
レッド「だがそんなものはいらん」
ピカチュウ「では、ニビへ行くか?」
レッド「いや、ここは西、ジョウト地方に向かおう」
ピカチュウ「いいだろう」
レッド「ここがワカバタウンだ」
ピカチュウ「ふむ」
ヤドラン「ふむ」
レッド「ここにはウツギというマッドサイエンティストが
いるはずだ。訪ねてみよう」
ヤドラン「そうしよう」
ウツギ「へへへへへへへへへへ…」
レッド「ごめんくださ〜い」
ウツギ「ふふふふふふふふふふ…オタチちゅわん…」
レッド「あのー、ウツギさん?」
ウツギ「からあげ!」
ピカチュウ「トリップしているようだな」
ヤドラン「うむ。注射器が散乱しておる」
ウツギ「イスタンブール!」
レッド「ダメだこりゃ。出よう」
ピカチュウ「待て少年。机の上にボールがあるぞ」
レッド「本当だ。よし、いただこう」
ウツギ「Debe de set dificil manejar los palillos…」
レッド「研究所を出たぞ」
ピカチュウ「うむ」
ヤドラン「うむ」
レッド「ところで、お前は誰だ?」
ヤドラン「難しい質問だ。誰かと聞かれて、ヤドランと答えることは
不自然である。『誰?』『人間だ』という会話はおかしい。
だが、俺は野生のヤドランであり、『タロー』といった名は持っていない。
つまり、俺は自分が何者であるか明確に答えることができない。
これは所謂、自我の崩壊と言えるであろう…」
レッド「帰ってください」
ヤドラン「承知した」
ピカチュウ「少年よ、盗んだボールを開けてみるがよい」
レッド「そうだな」
ポン!!
ヒノアラシ「あ、おはようございます」
レッド「おお!こいつは美味そうだ!」
ピカチュウ「うむ、刺身でいってみよう」
ヒノアラシ「ちょ、ちょっと!食べないでくださいよ!」
レッド「なんだって?」
ヒノアラシ「ボクは美味しくないですよ!身が硬いんです!」
レッド「そりゃ残念。行こう」
ピカチュウ「おう」
ヒノアラシ「ちょ、ちょっと!置いて行かないでくださいよ!」
レッド「なんだって?」
ヒノアラシ「旅をなさるんでしょう?ボクもお役に立てると思います!」
レッド「旅はしない」
ヒノアラシ「え」
ピカチュウ「え」
レッド「俺の目的は、ゲームフリークへの対抗だ。
あらかじめ定められた道を進むつもりは無い。
プレイヤーの思い通りにはならんのだ」
ピカチュウ「うむ、それは良い考えだ」
ヒノアラシ「う〜ん…」
レッド「だから、これから何をするか、それは俺にも分からない」
レッド「…だが、少なくとも賑やかな方が楽しい。
お前を連れて行こう」
ヒノアラシ「あ、ありがとうございますっ!」
ピカチュウ「よろしくな」
ヒノアラシ「はいっ!」
レッド「さあ、出発!」
レッド「ヨシノシティはつまらん町なのでカットだ!」
レッド「キキョウシティに着いたぞ」
ピカチュウ「うむ」
ヒノアラシ「見てください。ジムがありますよ」
レッド「ポケモンジム…くだらん。あんな安っぽいバッジ、1円にもならん」
ヒノアラシ「では、マダツボミの塔で修行をなさっては?景品もあるそうですよ」
ピカチュウ「景品とは?」
ヒノアラシ「わざマシン『フラッシュ』です」
レッド「いらんな」
ピカチュウ「他には?」
ヒノアラシ「ええと、あなぬけのヒモとか…」
レッド「あなぬけ!?なんともインビな響きだ!」
ピカチュウ「では、行ってみるとしようか」
ヒノアラシ「はい!」
レッド「レッツゴ…いてっ!」ドン!
シルバー「…チッ」
レッド「なんだよ、気をつけろよ」
シルバー「…」
レッド「…」
シルバー「…」
レッド「…」
シルバー「ジャンケンポオオン!!」パー
レッド「ふんぬ!」チョキ
シルバー「…」
レッド「…」
シルバー「俺の高速ジャンケンに勝つとは…そなた、何者ぞ?」
レッド「拙者はレッド…マサラの国の者…」
シルバー「ふん…覚えておこう。さらば!」ダッ
レッド「…」
ヒノアラシ「ここが、マダツボミの塔です」
レッド「なんと卑猥な形!」
ヒノアラシ「そうですかねえ…」
ピカチュウ「見ろ、坊主どもが行く手を阻んでいる」
坊主「南無…」
レッド「へロー!!」
坊主「うわっ!」
レッド「オー!ジャパニーズジンジャ!ベリーファイン!」
ピカチュウ「ヘーイレッド!ドントソーハリィ!」
坊主「え、え、ええっと」
レッド「ワオ!ジャパニーズオボーサン!ナイストゥーミーチュー!」
坊主「お、おーけーおーけー」
ピカチュウ「レッド!ゼアイズナイススタチュー!レッツテイクアルック!」
レッド「オーイエス!カモオン、ヒノアラシ!」
ヒノアラシ「い、いえす」
坊主「し、勝負を…もう!いや!」
レッド「ここが最上階だな」
ピカチュウ「うむ」
長老「よく来た!わしはこの塔の住職。長老とも呼ばれておる!」
ヒノアラシ「彼にバトルで勝つと、景品がもらえるんです」
レッド「そうか。で、何のバトルですか?」
長老「決まっておろう!このゲームを何だと思っておるのだ!」
長老「『お経ラップ』で勝負じゃ!」
レッド「お経ラップだとお!」
長老「わしのラップに勝てるかな?ゆくぞ!」
ジャカジャカ
長老「Yo!Yo!なもあみだ!YoYoなもあみだ!」
ホーホー「チェケラ!」
長老「わしは住職!もうすぐ殉職!」
ホーホー「フー!」
長老「冥土の土産に見せてやる!アツいラップをやってやーる!」
長老「安いお布施はおことわーり!100万くらいが丁度いーい!」
ヒノアラシ「高いよ!」
長老「お祓い来ちゃってぼろ儲け!脅してすかしてワンモアセッ!」
ホーホー「イェア!」
ピカチュウ「下手だな」
ヒノアラシ「レッドさん!本当のラップを見せてやってください!」
レッド「うーん…俺、ラップとかマジ無理」
ヒノアラシ「ええ!?」
レッド「しかーし!俺はチャレンジするぜ!」
レッド「ミュージック、スタート!」
ジュクジュク
レッド「Yo!Yo!なもあみだ!YoYoなもあみだ!」
レッド「俺はレッド!そう、レッド!何を隠そう主人公!バトルで負けたら終わっちゃう!話が終わっちゃう!」
ゴース「アイー!」
レッド「俺っちラップが大好きい!他人の葬儀でやっちまう!良い子は真似しちゃダメだYo!」
ゴース「SWAG!」
ピカチュウ「これはひどい」
レッド「この前タマムシ行ってたら!エリカとばったり会っちゃった!」
レッド「『あなたのジムで花を咲かせたい』って口説いたら!なんだか空気が凍って!忙しいからと逃げられた!」
レッド「ふざけんな
コメント一覧
-
- 2014年10月26日 23:38
- オーキド「フォッフォッフォ 女装家のモノとあなどってはいかん。おかげでこのとおりじゃ」
主人公「まじか!」
-
- 2014年10月26日 23:40
- ポケモンSSに当たり無し
-
- 2014年10月26日 23:53
- スレタイは良かった
スポンサードリンク
ウイークリーランキング
最新記事
アンテナサイト
新着コメント
QRコード
スポンサードリンク
主人公「まじか!」