他愛もないことですぐにバッシングを浴びる辻希美（27）のブログだが、 今度は「1歳児に食パン一枚をまるごと食べさせた」ことで猛炎上中だ。

話題となっているのは、10月21日の18時40分に更新されたブログ記事。
最近の辻は、写真を数枚組み合わせてコラージュした画像を何枚も貼り付けるようになっているのだが、 記事末に貼られた次男・青空くんの画像が、「直立状態で哺乳瓶から直接ミルクを飲んでいるもの」 および「同じく直立状態で食パン一枚を丸かじりしているもの」で、アンチ辻の目に留まったもようだ。

アンチ掲示板のスレッドはみるみる伸び、
「食パン丸かじり!!　信じられない！」
「食パン一枚そのまま与えるんだ…しかも立ったまま食べさせるんだ…あれはおやつ？　夕ご飯？　有り得ないわ…」
「もし食パンをあげるにしても1歳半ならまだ切ってあげるよね？　細長くとか」
「食パン、哺乳瓶、食べる時間 どれもヤバイね。どうして、夕方から食パンあげるの！」
「手を加えた食パンならありだろうけどそのまま食べさせるなんて普通はやらない。虐待に等しい行為」
「なんじゃ、ここんちの食育は！　夕飯パンなの？　おやつであげてるの？　ソラまだミルク？　いい加減やめろよ！」
「育児する気ないんだね。そのことがすごく伝わります」
「はぁ～っ。ロクに食事与えて貰えず可哀相な子供」
といった辻叩きのコメントが殺到した。
一方で、辻の行為のどこに問題があるのか、さっぱりわからないという反論コメントもある。

「噛みたがりの年頃のガキに仮に食べてもリスクの少ないパンをくわえさせてる、ただそれだけの話だと思うんだが」
「子供3人くらいいるんだっけ？ 全員に手間暇かけて面倒見るのは無理だろ。パン与えたら機嫌よく食べてる子なんて育てやすいいい子じゃないか」
「雑な子育てだとは思うけど虐待じゃないわ」
「1歳児で3食きちんと食事できてるなら間食で食パン1枚もありだろ。人生の中で恐ろしいほどの成長期なんだから」
「スティック状のものしか食べれない1歳児より、自分の力で食パン1枚食べれる辻子どもの方がよっぽどたくましいわ」
といった具合だ。

しかし、こうした反論に対してさらに「（辻の）どこをどう見てちゃんと育児してるとおもうの？　まともにご飯作らないし 頻繁に預けて旦那とディナーとか夜ぬけだしたり、特に長女はほったらかし」、そのうえ散歩中に寝てしまった次男を 抱っこした状態で自身の昼食をとる辻に対しても「寝てる間にランチって母親として信じられないね。

寝てしまったら自分も食べないで家に帰るか買い物が終わってないなら、寝てる間にすませて起きてから一緒に ランチするよね」などのバッシングが……。

辻の次男は昨年3月生まれで現在は1歳7カ月。
おとなしく座って食事をとれなかったり、夕飯の支度ができるまで待てずに食べ物をねだったりすることも当然あるだろう。
また、子供が抱っこひもで寝ている隙に母親が自分の食事をとることも特におかしな行動だとは思えない。
食べこぼしやお椀のひっくり返しも多い小さな子供の食事を介助しながらでは、満足に食事をすることもままならない、 という経験のある母親は多いのではないだろうか。

辻本人ではなく、赤の他人である辻の育児や母としての在り方に ここまで首を突っ込んで1から10まで批判したがる「アンチ辻」の方にこそ、問題があるようにも見える。

完璧な母親でなくてはならない、良い子供に育てなければならない、といったプレッシャーやコンプレックスを抱えて、 そのストレスを辻という叩きやすい標的にぶつけている側面があるのではないだろうか。

逆に辻のブログを閲覧することで、「完璧なお母さんじゃなくてもいいんだ」「このくらいズボラな感じでもいいんだ」 と安心する母親もいるかもしれない。
そうした層に支えられているからこそ、辻は子供服ブランドのプロデュースも開始したのだろう。

他所の母親を非難し「理想的な育児」を押し付けることは、誰のためにもならない。
また、辻にとっては、炎上すればするほどブログ閲覧数が伸びてタレント価値が高まる結果にもなる。
アンチもそろそろ「辻離れ」をすべき時なのでは……。

（清水美早紀）
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20141025/Messy_13467.html