広島県警21年もの間、間違った交通規制で取り締りをしたことがわかりました。

今週末、同県警は広島市安佐南区大塚西の市道交差点における交通規制を1993年から今年7月まで

誤ったまま、取り締りをしていたと発表。

交通規制は道路管理者である自治体と協議した警察署が規制内容を公安委員会に提出して、決まること

になっていますが、県警交通規制課によると、1993年に同交差点を「3車線の交差点」として申告しまし

たが、実際には翌年に「4車線」として開通。

署の担当者が車線の数を変更しないまま、「3車線の交差点」に適用される交通規制で誤ったまま、取り締

まってきたとのこと。

(3車線における主な違反内容:右折専用レーンを直進するなどの指定通行区分違反や進路変更禁止違反)

今年7月に交通機動隊員がミスに気づきました。

この期間に切られた交通違反キップは1000件を超えるとみられ、判明した分については違反点数の返還

と罰金を返金していくとしていますが、2009年以前の交通違反記録はすでに破棄しており、保存していない

としています。

なお、2009年以降の誤った交通規制による違反件数は262件、罰金約145万円となっています。

またこの事件をきっかけに県警が県内の交通規制を一斉見直ししたところ、同様のミスが37交差点の52ヶ

所で見つかったとのことです。

相当ずさんですね・・・

中には誤った交通規制で免許停止にされた人も複数いるようですが、2009年より前に罰則を受けた人は

やられ損としかいいようがないです。